銀河ぐらますガイド 造型分室

元プロモデラー・もこもこフジタの、やっつけ模型ブログ

皆さんご存じのとおり、昨日2018年6月18日、大阪地方で大きな地震が発生しました。

最大震度を記録したのが高槻市、枚方市などですが
私の出身地は高槻市で実家があり、枚方市は違いますが、今の家から歩いてものの10秒で枚方市に入ります。
つまり、完全に精神的、物理的に直撃地帯です
幸い、実家のほうは、それほど被害はなかったようです。

我が家も、相当、物が壊れましたが、人間とペットは全員無事でした。
犬がちょっと、PTSDっぽくなってます。
結構、壊れたものを買い直すにのに、金がかかるレベルですが、二度と戻らないものは、ほとんど壊れなかったのは良かったです。

地震の経緯や惨状自体は、本家のブログに書いてるので、そこは省き、模型の話題だけ。

私の部屋は、模型を飾る棚があるのですが、なんせあの揺れですから、ひどいことになってるだろう、と思っていたのですが(外出中だった)、意外なことに、想像ほどの被害はなかったです。
ほとんど全てが落ちていることを想像していたのですが、壊れたのは数個のみ。
あとは棚の上に山積みしていた模型の箱と、模型の道具なんかは、全部投げ落とされてましたけれど。

どうやら、揺れの方向に対して、模型の棚が直角?だった、いや、直角なのか、平行なのか、説明が難しいですね、東西の揺れだったようなんですが、棚の正面は南北向きなので、横向けに揺れて難を免れたようです。
それとは90度角度が異なる食器棚や本棚は、片っ端から物が落ちていました。
それでも、棚の位置自体が、かなり動いていましたので、相当な揺れだったみたいです。
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▲こういうの、見る人は、何が落ちてるか見るでしょうね(笑) 詮索されるの面倒なので、ポイントだけ自分で解説しておくと(笑)上の写真で奥にあるのが模型専用の製作机。机の下にあるのは小型犬用のトイレ、フェレットを放したとき用のもの。散らばってるのは筆や塗装用のクリップ。HDDとかも落ちてる。手前にあるじゃばら筒はフェレットのおもちゃ。
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▲奥に扇風機やエレキギターが見える。フジミのウルトラホーク2号や、ポーラライツのエンタープライズ号、ゴジラ、MAXファクトリーのパシフィック・リムやメビウスのバットマンやギャラクシークエスト、パンナムの宇宙船(2001年宇宙の旅)などが散乱。お菓子の空き缶みたいなのはお菓子ではない。AMTから再販されていた、貴重なスタートレックのミスター・スポックの限定生産缶パッケージ、その下にあるのが映画版の金型改修版。ごく最近入手したので積んでたもの。奥のもちもちクッションに落ちてるのはHDD。基本、猫の寝床(蓄膿症で鼻水まき散らす)なので汚い(笑)

完成品で壊れたのは、このブログでも紹介していた、猿の惑星のコーネリアス、あとビークルモデルのスターデストロイヤー。
唯一、悔やまれるのが、30年ほど前に「ホビージャパン」の表紙を飾った「ロボジョックス」のマツモト13号です。バラバラです。
以前から書いてますけど、私、驚くほど昔は自分の作品に執着がなかったので、プロのときに作った作品はほとんど全部捨てて、一部は人にあげており、残ってるのは、マツモト13号ぐらいなんですよ。
言い換えると、それだけ思い入れがあった模型なわけです。
Hobby Japan-018
▲コレ。「パシフィック・リム」の原点、世界初の実写巨大ロボット映画。かつてはDVDなんてものはなく、ビデオもダビングで画質が悪く、そんな画面を見ながら必死で推測して「1週間でフルスクラッチビルド」したやっつけモデルだが、ふと、最近、資料を探してみたら、案外ほとんど似ていたのが驚きの発見だった。あの当時は、資料なんか手に入らないので、推測で作ったら全然似てなかった、なんて普通にあったのだ。

こういうことがあるので、模型の保管は大切ですね。
って、震度の割に、大きな被害がなかったので、こんなこと言えますけど、本当の震災が来たら、模型どころじゃないですものね。
そう思うと、贅沢な趣味だなぁ、とは思います。

ずーっとブログを書いていると、書いた気になって、実は脳内で書いただけで書いていなかったり
途中まで書いたけど、エラーで消えてしまったり

みたいなことが時々あって、すっかり、書いた気になっていたものが、まだ書かれていなかったりすることがあります(笑)

そんなわけで、この話題がそうです(笑)

うん、私ね、てっきり、この話題は既に書いたと思ってたんですけど、ブログを見ると、書いてないですね
ぷちアルツハイマーなのかしらん、私w
メシはまだかのぅ

ま、あのですね、実際、確かにこの話題は一度書いたんですよ。
でも、PCでブログを書くと、途中で落ちても、途中までのデータが保存されるんです。
でも、この話題、初めてスマホのアプリから更新してまして、それが途中で落ちちゃったんですよ。
ところが、スマホ版は途中データ、保存されないんですね。

そんなわけで、脳内に書いた記憶があるもんだから、すっかり、ずっと前に書いた気になってた話題なんです(笑)

ってわけで、アレですね、二度、同じ話題を書くと、面倒で
テンションだだ下がりですね(笑)
ってな話題のチェーンです。

えーとですね、以前書いたんですが、このキットは、かつて、組み立て式チェーンが付属してましたが、再販から、一体型のチェーンに変わったんです。
それでも、欧米の再販では、組み立て式チェーンが付属してたので、今でもヤフオクなんかでは高値で取引されてることがあります。
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▲一体型チェーンはこんなん。スプロケは別パーツで、その部分のみ、前後で挟み込むようになっているが、これはリアリティのためというより、元の組み立てチェーンが付いていたキットではスプロケが別パーツなので、そのまま、そのパーツを生かすためにこうなってる感が強い。そういうわけで、小さいほうのスプロケは現状で一体になっているが、過去のまま別パーツも付属しているので(不要パーツ扱いになっている)、今回はそれを利用すればいい。

さすがにこの大スケールですと、一体型チェーンはリアリティに欠けるので、どうしようか、かなり初期から考えてました。
ディテールアップ用のチェーンを売られてる方もいるんですが、たいてい、ものすごく高い。
しかも、1/6ってのは少ないんですよね。
そもそも、1/6スケールのバイクキット自体が少ないですから、比較的手軽に入手できるのは、主に1/12なんですよね。

ってわけで、悩んでいて、工業用の金属製のチェーンを入手したりもしていて、リアリティは申し分ないんですが長さが不足してたりして、最悪、見えないところを切って伸ばしてしまおう、と思っているうちに
タミヤから1/6のディテールアップパーツでチェーンが発売に!!!

なんたる偶然、幸運
ということで、早速入手したのですが・・・・これが・・・
全然、キットのスプロケにあわねえじゃん(;>_<;)
泣くよホント。

自社キットのディテールアップのために出してんだろうが、それが合わないってどういうこと!?
とか思うんですけど
まあ、アレです、CB750は既に絶版キットですので、そんなのに合わせることは考えてない、ってことですわね。

ま、もしもですよ、このディテールアップパーツが他のキットのスプロケにちゃんと合うとするならば、他のキットはどれも共通のスプロケ幅を持っている、っていうことで、それはすなわち、おそらく正確に実車どおりのスケールになっている、っていうことで、言い換えると
このCBのキットのスケールだけが適当で合ってない
てことになりますよね(笑)

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▲タミヤのパーツはこんなの。一個一個組み合わせて、チェーンを組み立てていく。なにやら不思議な棒状のパーツなどは、組み立て用の治具。

ぶっちゃけ、タミヤのパーツ、1パーツずつ切り離し、バリを取り、一本作るのには、めちゃ根気が必要ですわ。
途中で挫折しそうになります。
一応、サブマリンゲートになってたりするのは、おそらくランナーについた状態で塗装してから組むことを考えてるのだと思うけど、そんなことやってられないんで、とにかくがーっと組んでから塗装することにします。

つーわけで、チェーン本体はそれでいいとして
スプロケどうすんだよコレ(T.T)
って話ですわね。

いや、どうするもこうするも、合わないんだから
自作するしかねえじゃん!
ってことで、めっちゃやりたくないけど、頑張って自作します。

自作ってもね、チェーンの1コマが数ミリ単位の幅なわけですよ、それが何十個も連なるわけで、それにピッタリ合うスプロケ作るってのは
ものすげえハードル高いですわよ
ギアの歯の間隔が1ミリどころか、コンマ何ミリ違うだけで、全体には大きなズレとなるので、合わなくなるんですから。

と、グチってても仕方ないんで、とにかく、トライ・アンド・エラーで作ります、頑張ったよとうちゃん!

とにかく
この作業、め~~~~っちゃ面倒で、時間かかりましたっ!!!!

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▲まずごらんあれ。コレが組み立てたチェーンと、キットのスプロケである。ぜんぜん合わないのだよこれが。

というわけで、まず、キットのスプロケの一段高い外周部を全部切り落とします。
写真があちこち無いんで、文章だけだと言っていることが分かりにくいと思いますけど、すんません。

で、次に、おおむねチェーンを計測して、おもむろにPCでPhotoShopを起動、スプロケのガイドを描いていきます。

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▲ガイドはこんな感じで、放射状のラインを描く。PhotoShop使い慣れてないとコレも面倒。

こんな図を描いて、2ミリに貼り合わせたプラ板に貼ってみた。
ラインの角度を調整することでギアの歯同士の間隔を微調整するのは難しいので、直径を少しずついじってみることにしたのです。
直径が少し大きくなれば、おのずと歯と歯の間隔は広くなる、逆なら狭くなるわけですので、直径で調整しよう、ということですね。
青い外周ラインが複数あるのは、いくつかの直径で試すために、何本かガイドを描いてみたわけです。

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▲で、外周ラインと放射状のラインがクロスするところに、ピンバイスで穴をあけていく。ある程度出来たら、周囲を切り落として歯にして、チェーンをあわせて具合を見る。こういう作業を、いくつかの直径で、延々と繰り返してみるのだ。

チェーンをあわせてみて、こんな風にぴったり合う外周でOKとしました。
ネットで同じようなことをしている人のブログを見たら、十数回作り直した、と書いてありましたが、なんだか偶然、数回でうまくいきました。
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▲そんなこんなで、全般的に穴を開け、丸く切り出したのがコレ。ギアの歯の部分はナナメに削られているので、そこの角度もうまく調整。

で、これの中央部は切り落とし、輪っか状のパーツにします。
途中写真がなくてすいません。

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▲でもって、キットの中心部と、自作した円周部を組み合わせて接着する。白が出てる一段高い外周部が自作。中央のサーフェーサー色の部分がキットのパーツ

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▲合わせてみる。どーですピッタリ。すげえぞ俺、自画自賛(笑)

完成したチェーンには黒鉄色を吹き、ドライブラシなどで塗装。
下の写真は、汚し塗装などはまだです。
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▲というわけで、結局、出来上がったのがコレ。右がキットのパーツ、左が組み立てチェーンと自作スプロケ。ウエザリングはこれから。

きちんと合うとはいえ、微妙に浮いたりするので、歯とかみ合っている部分は、接着してあります。
小さい側のギアはテキトーに貼ってありますが、別に合わなくていいのです、ここはエンジンのカバーの内部になるので、見えなくなりますから。

まー、嫌になるほど手間と時間のかかる作業でしたが、とにもかくにも、どうにか完成してほっとしました。
ここで失敗し続けたら、挫折すんじゃないかと思ったぐらいです。


話を変えて平行して作ってたのが、こちら。
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フレームにくっつけたパイプ基部。これはアレ、ワイルド仕様オリジナルの泥よけというかソリというか、あれをつける部分の基部。

この泥よけ?の部分ですが、コミックだと倒れてソリのようになって、水上を走行できるわけですが、支点との関係を考えると、支点そのものがフレームに沿って下にスライドしないと、そうならないわけです。
なので、なんか、左右が連動してフレームに沿って動きそうなそれらしいカンジにしようと、こう作ってみたんです。
あくまでも「感じ」をだす程度で、実際に完成するとエンジンの支持パーツに当たるから動きようがないですし、ここにはマフラーが来るので、うまくマフラーをよけるような位置に作ってるのですけどね。

結局、うるさすぎるというか、邪魔すぎる感じになったんで、「動く感じ」とかそういうのは無視して、この後、やっぱり中央を繋ぐパイプは切り落とそうかと思います。

って感じで、相変わらず、試行錯誤してますな。
また次回。
なんか最近、このシリーズの記事って、「次回に続きます」みたいな前ふりで終わるパターンが多くて
海外ドラマのクリフハンガーみたいですね(笑)

最近は、例によってまだ鬱なので、あまり気力がわかず、集中力がないせいもあり、ぼちぼちと、いろんな模型をとっかえひっかえして、色々といじってはいますが、いちいち書くほどでもない感じです。

さて、以前に
完璧オーロラテイストのポーラライツ製ゴジラ
がどうにかして欲しい、と書いたことがありますが、とうとう手に入れました。

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▲コレです(商品見本写真です)

なんせ日本にほとんど入ってなかったようですし、プレミア価格でまでは買いたくないので、ずーっと探してましたが、偶然中古を見つけて、案外安く買えました。

ようやく手に入ったんですが、とにかく
でかいよコレ!
40センチぐらいあります。

で、その巨大さに圧倒されたついでに、思ったんですが、以前から苦言を呈してるんですけども
最近の洋物キットのサイズインフレはどうにかならんのか!
と。
もう、アレですよ、放っておくと、どんどんでかくなっていきますね(笑)

元々、アチラは家が広いですし、スタジオプロップサイズ、なんてのを好む国ですから、基本、大ぶりです。
バンダイのスターウォーズみたいに、小さくて緻密、なんてのは、いかにも日本人のための日本人向けな感覚ですよね。
元から大ぶりだったんですけど、最近、こう、マニア向けを出す会社が増えたせいか、でかいのが更に増えてる気がします。
まあ、フジミさんのウルトラホークは例外的に国産でもでかいですが(笑)

ざっとじぶんちの押し入れを見回しただけでも、完成すると40センチ程度から1メートル前後の模型、というのが
メビウスのプロテウス号、フライングサブ、シービュー号、バットウイング、ディスカバリー号
ポーラライツのエンタープライズA(1/350)、エンタープライズ(nx-01)、前述のゴジラ
MPCの大型イーグル号
フジミのウルトラホーク1号、2号
など。
次点で30センチ~40センチオーバークラスだと、スタートレックの各種宇宙船とか超特大サンダーバード2号とか、もう山のようにあります。
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▲珍しくMPCが頑張っちゃったイーグルトランスポーターの新金型版。以前書いたけどプロップサイズの再現で構造もプロップに沿ってる。他の機種も出てきてる。で、こんだけ模型が盛り上がっているのは、ぽしゃったはずのリメイクドラマの布石なのか?
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▲フジミさんがご乱心したホーク2号。全長90センチなのに飾り台もベースもついてない上、コクピットすら再現されてないぞんざいキット。こんなサイズマニアしか買わないんだから、マニアの喜ぶこだわりをつけて当然なのに、一切ないところが、さすが「全く分かってない」仮面ライダーバイクシリーズなどを出した、適当帝王のフジミらしい。同じく1号も適当だった。

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▲「ミクロの決死圏」のプロテウス。中が丸見えなので完全再現、イカす~!。最近のメビウスさんは、プロテウスといい、ディスカバリーといい、飛ばしてますな。息切れが心配。なんかポーラライツの傘下に入ったようだ。

まあ、こうでかいと
高くて買えねーよバカ野郎(たけし調)
ってのも、もちろんあるんですが、それよりも
完成しても置くところねーよ馬鹿野郎(たけし調)
ってことですよね。
というか、それ以前に全長90センチオーバーの長細いプラモとか
まず取り回しながら塗るスペースがねーよ馬鹿野郎(たけし調)
ですよねW

最近の(洋物コミック映画関係)模型を真面目に作ろうと思ったら
まずでかい家を買え!
ってことですかねぇ(-_-;)
なんていうか、置く場所がないサイズの模型買っていると、被害妄想のように、すごい
分相応な模型は買うな
と天から言われてる気がしますねW

せめて収納場所に
トランクルームを毎月借りれるだけの財力を手に入れろ
ってことでしょうね。
いやね、実は、我が家の前の道路をはさんだ向かい側って
トランクルームなんですよ(笑)
すんごい絶好のロケーション。
借りたい誘惑に駆られますよねコレW

そんな、みんなでかい家に住んでる人ばかりじゃないだろうし、みなさん、いったい、模型の収納ってどうしてるんですかねぇ。

えーと、CB750のとこで、いいかげん、作りかけの模型がいっぱいあるので、一気に仕上げてしまいました、みたいな話を書きましたが、そのアレですw

てわけで、POLAR LIGHTSのコーネリアス完成体です。
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実際に作ったのは、ずーと前です、ほぼ去年ですね。
おかげで、写真撮ったら
えらく埃をかぶってて
困りましたよ(笑)

埃ぐらいはたけって? いやもっともですな。
いやね、一応はたいたつもりなんですけどね、写真見たら全然取れてませんでしたのよ(笑)


あ、そうそう、前回、衣装の話をちょっと書きましたが、補足しておきますと、そもそも、このキット、映画にはあまり似てません(笑)
分かりやすく言うと
「ん~、確かこんな感じだったな」と、映画を見た記憶で作ったみたいな感じです。
明らかにディテールが異なる部分がたくさんありますし、そもそも、映画では上着はこんな体にフィットするトレーナーみたいな感じではなく、もっとダフっとした感じで、上着の袖が短く太く、そこから下に着ている服の袖が覗いてる感じです。

あと、前回、ポンチョのような部分の大きさについて触れましたが、あとからDVDや資料写真を探してみると、結構、マチマチなようです。
明らかに場面によって素材や形状が異なるものがあるようでした。
衣装は破損や汚れをなどを考慮して何着も作るのは当然ですが、通常は同じ型から作るのでそう変わらないはずなんですが、結構違って見えるところをみると、推測なんですが、ロケ場所にあわせたりで、薄いタイプとか厚いタイプとか作ったんじゃないでしょうかね?


さて、前回、改造箇所を書きましたが、改造さえ済んでしまえば、あと塗るだけです。
人形は顔が命です。
ということで、今回は、私の人生では何十年ぶりかで、オイルペイント(油彩)で塗装してみました。
ずーっとメカモデラーになってましたけど、昔、雑誌にも書いたことあるんですが、私、元々フィギュア作ってましたからね。


顔は、人によって塗り方は色々あるでしょうが、私の場合は、ベース色をプラモの塗料で吹いた後、オイルペイントでハイライトやシャドウをつけていきます。
ハイライトやシャドウの色を載せて、ブレンドしていく感じで、基本、塗るというより、「絵を描く」ような感覚で塗っていくのがコツです。

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▲ベースは模型塗料で塗る。表面がゴミだらけなのは、一度塗り直しをしたからで、これは塗装落としに失敗してるときの写真ですなw

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▲ピンボケごめん。ざーっとスミ入れのようにシャドウの色を薄めて塗り・・・

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▲綿棒などで拭き取ってやる。その後、皺やシャドウを描き込んでいく。

特に、髪の毛はまだしも、手足の毛などのディテールはものすごいぞんざいです。
ディテールを修正してもよかったんですが、以前書いたように、オーロラのキットはそれ自体が「作品」なので、なるべくそのまま素材を生かすことに意味があると思うので、あえてそのままにしてます。
そのぶん、筆で描くようにして、毛の質感を出してやります。
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▲ちょっと写真の色調がおかしくなったけど、手足も同じように塗る。猿だから毛が生えているので、筆で描くように何色か重ねて塗ってやる。特に手足の毛のモールドは実にぞんざいなので、描くというより、のせるカンジで筆の跡をつけて毛らしく。

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▲油彩はそれ自体が厚塗りできるので、頭髪もたっぷり油彩を塗って、筆の跡が毛に見えるように塗っていく。よくペイントナイフの跡がそのまま立体になってる油絵があるが、あんなカンジで。毛のモールドは若干入れ直しているのと、キットだと毛先の先っぽがツライチなので、ギザギザに切り込んでいる。

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▲で、全体塗ったのがこんなカンジ。塗るというよりも、立体キャンバスに描く感じ。鼻の穴の穴開けや耳のディテール、毛先など一部改造修正している。

一応、若い頃は美術系で油絵を描いていたので、それなりに扱いには慣れてたはずなんですが、なにせ、もう何十年も昔の話なんで、すっかり忘れてる道具もあったりしました
忘れてるというか
記憶の中の名称と用途が一致しないんですよ(笑)
そういえば今ふと思い出したけど、若い頃に「ザブングル」の油絵描いたことがあったなぁ(笑)

油彩は、とにかく乾きません。
ひたすら自然乾燥を待つ手や、促進剤を使う手もあるんですが、根気のない私は、つや消しスプレー吹きました。
基本、スプレーでコートすると、触っても大丈夫です。

いや、しかし、このキット、そんなに似てないんですけど、塗ると、実に、すんごい「猿~~!!!」って顔してますよね
それも、ちゃんとコーネリアスなんだよね。
猿って、あまりに猿的要素(なんじゃそら)が強烈に主張しすぎて、誰を作っても同じように見えそうな気がするんですけど、ちゃんとコーネリアスに見えるって、案外凄いんじゃないかと。
このシリーズは全部顔が演じた俳優に似てますよ。
このへんは、さすがですね。
いや、さっき似てないって言ったじゃん? 
つまり、なんつーのかな、頭のアウトラインとか顔の縦横のバランスとかが実際の俳優とは全然違うんですよ、似てないの。
なのに、顔そのものは、なぜかちゃんとコーネリアスに見えるということですね。


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▲前回までに書いたとおり、プロポーションがかなりアレなキットなので、素材をなるべく生かしつつ徹底改造。大幅改造箇所は、まず肩幅を減らして肘の角度を変え、手の向きも変更。足の長さを延長。あと、実際の俳優が演じているコーネリアスは違うけど、「猿のイメージ」を強調する意味で、ちょっと顔を前に突き出したような位置にズラしてある(猿の骨格は肩の前に顔がついているようなバランスである)。
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▲改造箇所はキットの素組み写真と比べると一目瞭然だろう。壊れた柱は逆向けにつけてみた。胴体はエアブラシで陰影をつけてある。

以前の伝説の模型メーカー オーロラの記事にも書きましたけど、このシリーズの凄いところのひとつは、イメージモデルだということなんですよね。
って書いて、前回の記事を見たら、同じこと書いてますね。
言ってることがボケ老人並ですw

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▲ベースはたいていグレーに塗られてますが、これは銀行の建物ですかね? 大理石調のイメージだったので、黄色っぽい大理石のカンジで塗ってみました。ガレキの上のなんかダレてるっぽい謎の物体は、白にしましたが、これは雪じゃなく鍾乳石が付着したイメージです。
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▲あまり知られていませんが、「猿の惑星」にはテレビシリーズもあったんですよね(アニメもある)。不人気でワンシーズンで終わったと思います。いまだにちゃんと日本ではソフトが出ない不遇なシリーズです。そのへんのシリーズのイメージも含め、文明が崩壊して長い年月が経っており、基本、人間文化は地下に埋もれてる印象ですので、鍾乳石とか塗ってみました。
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▲一応、屋内って設定かなと思うんだけど、長年の風化で埃や土、草が生えてると想定して、パウダーを撒いてみました。
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▲記憶では、テレビシリーズに埋もれた地下鉄の駅が出てきた覚えがあり、こんな風に駅名の看板が埋もれてた印象です。このキットはその記憶の印象に近いんですよね。


▲くだんのテレビシリーズの動画。コーネリアスを演じたロディさんのみ、そのままテレビにも出演してる。シリーズ最多出演俳優なのだ。英語版ならYoutubeで本編も見られる。

前の記事でも書いたけど、この歳になると
こんなペースじゃ、死ぬまでに、持ってる模型、全部作れねーじゃん!
とか思うんで、とにかく、一個出来ると嬉しいですねw

割と顔とかいいカンジに出来たと思うんだけど、どうでしょう。
それと、作ってから気づいたけど
ジーラを作るときのために、混色した塗料とか多く作って残しておくべきだったよなw
こりゃ、大失敗!

また間がずいぶん空いてしまいました。

このところ、ちょっとプライベートでしんどい事があって、十数年ぶりに鬱を発症してしまい、あんまり模型全体に対してモチベーションが上がらない状態でした。

なんとなくやる気が起きなかったので、作りかけの模型をいくつかフィニッシュさせたりもしてて、だいぶ前に完成してるものもあるんですが、そっちはそっちで撮影するのが面倒くさくて、なかなかブログに載せてません。

で、肝心のこっちのネタも、何もしてなかったわけでもないんですけど、まあ、ちょっとずつはいじってます。

正直、写真をこまめに撮るのが苦手なので、更新できるほどの内容もないのですが、あまり間があくのもアレなので、少し進捗状況を。

この歳になってくると、早くも、年齢のことを考えちゃうんですよね。
積み模型がコレクション的自己満足の方もいらっしゃいますが、私の場合、一応、積んである模型は全部作るつもりで持っているので
本気で全部納得いくまで作ってたら、絶対残りの人生で足りないじゃん?!
とか思ってしまうわけですよw

そこで、まあ、時間との兼ね合いで、ある程度、妥協して作ったりするんですが、このネタは
30年来の野望
ですので
時間がないなりに、それなりには納得いくようにしたいなぁ
ということで、作り直しばっかりしてるわけで、なかなか進みませんw


ネタフリが長くなりましたが、今回のお題はシートです。

以前から、試行錯誤で形を決めていったシートですが、どうやらこんな感じでいいだろう、というところに落ち着いて、フィニッシュしてたんですが。
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▲以前載せたこのシートで、一応、シートは完成型と考えていました。


しかし、ずーっと前から悩んでたのが、シートの表現をどうしようか、ということ。

普通に表面をざらつかせるなりなんなりして、塗装してもいいのですが、なんせ1/6という大スケールなので、革の質感をなんとかしたいなぁ、と考えてました。

まー、そのへんもツッコミ始めると、なんせ特殊カスタムバイクですから、「果たしてワイルドのバイクのシートは革なのか?」という疑問もあるわけですが、少なくとも、見た目は革っぽい感じではあるだろうと。
望月先生も茶色で塗ってることが多いので、おそらく茶色の革をイメージしてんだろうと、曖昧な結論でw

昔、趣味で革細工をしてた時期があるので、家に本革がたくさんあるので、「いっそ本物を貼ろうか」とか考えたり。
まあ本物は薄手でもかなりの厚みがあるので、難しいんですけどね。
出かけた先で、手芸店なんかがあるときは、フェイクレザーっぽい生地はないか、などと、ずーっと機会があるごとに見てはいたんですが、なかなかいいのが見つからない。
諦め気味だったそんなときに、ふと100円ショップで見つけたポーチみたいなものが、なかなか理想的。
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▲早速、ポーチを裁断して貼ってみました。

あ、そうそう、シートの表面は縫い合わせでステッチ?が入っているという前提で作りましたので、写真にはないですけど、ステッチが入る部分に、まず凹んだ質感の溝を掘ってあります。

その上で、縫い合わせ目にあわせて、上面と、側面の2つの布を貼っていきました。
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▲側面と分割して貼っていく。伸びるので多少の斜めなどは大丈夫。

で、一度は作ってみましたが、気にいらない。
どうも裏打ちがあると分厚くてうまくいかない、ということで、やりなおし。

やりなおし、ったってね、接着剤で貼り付けてますから、はがしたら元のシートはガタガタですよ
もういっぺん、表面の接着剤を綺麗にはがして、傷や穴を埋め直して、フィニッシュまで持って行くんです、すんごい無駄な労力で大変です。
本物じゃないもんで、結構、力を加えるとすぐ破れるし、うまくフィットしないしで、何度も失敗。
結論から言うとね、この作業を4回やりました(笑)

2回目、裏打ちのガーゼみたいな材質、慎重にひっぱるとうまくはがせたので、こいつをはがしたものを張り直す。
なんか失敗

このへんで素材が切れたので、またわざわざ車運転して100円ショップに走ります(笑)

3回目、試しに一発貼りをやってみるも、うまくいかない。

4回目、なんとなくうまくいったので、スティッチをつけてみる。

スティッチ部分は2つ折りして接着したレザーを細切りしたもの。
ちょっとずつ、エッジに沿わせるようにピンセットで貼り付けていきます。
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レザーの質感はいい感じです。モールドやステッチが多少オーバースケールなのは仕方ないですが、許容範囲なのではないかと。
使い込まれた感じを出すために、スミ入れやドライブラシを多色で重ねて古びた感じを出してみました。

が、なんかステッチ太すぎて気にいらない。
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側面のシルバーパーツの帯もつけてみたんですが、なんだか無いほうがそれらしい気がしたので、やっぱり気に要らない。
あとほんの心持ちでいいから、ステッチが細くできないか
ということで、またやりなおし。
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そうそう、シートにつく帯の部分は、ただレザーを帯状に切断すると切断面が目立つので、プラ板を巻き込むようにして作ってみたり、紙を貼ってみたり、プラを貼ってみたり、これまた何本も試作しましたが、どれもイマイチうまくいかないので、結局は切っただけの帯にしました。

という作業を延々と続けていたので、これだけで1ヶ月以上かかってたりします(笑)

で、さすがに力尽きたので、今のところ、5回目で落としどころとしてますが、そこまでは、まだ写真がありませんので、中間報告でw


あと、このキットのチェーンは一発抜きなので、どうしようか悩んで、工業用チェーンなども買ってたんですが、ちょっと長さが足りない。
そんなとき、タイムリーにタミヤから1/6用チェーンが発売されたので、やったー、と買ったのですが、いざ組んでみたら
サイズがスプロケにあわねーじゃん(T.T)
自社のキットに合わないんじゃ困りますよねー、まあ時々再生産されるとはいえ、基本的には絶版キットですからねー。
というわけで、現在急遽スプロケ制作中です。

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