銀河ぐらますガイド 造型分室

元プロモデラー・もこもこフジタの、やっつけ模型ブログ

えーと、CB750のとこで、いいかげん、作りかけの模型がいっぱいあるので、一気に仕上げてしまいました、みたいな話を書きましたが、そのアレですw

てわけで、POLAR LIGHTSのコーネリアス完成体です。
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実際に作ったのは、ずーと前です、ほぼ去年ですね。
おかげで、写真撮ったら
えらく埃をかぶってて
困りましたよ(笑)

埃ぐらいはたけって? いやもっともですな。
いやね、一応はたいたつもりなんですけどね、写真見たら全然取れてませんでしたのよ(笑)


あ、そうそう、前回、衣装の話をちょっと書きましたが、補足しておきますと、そもそも、このキット、映画にはあまり似てません(笑)
分かりやすく言うと
「ん~、確かこんな感じだったな」と、映画を見た記憶で作ったみたいな感じです。
明らかにディテールが異なる部分がたくさんありますし、そもそも、映画では上着はこんな体にフィットするトレーナーみたいな感じではなく、もっとダフっとした感じで、上着の袖が短く太く、そこから下に着ている服の袖が覗いてる感じです。

あと、前回、ポンチョのような部分の大きさについて触れましたが、あとからDVDや資料写真を探してみると、結構、マチマチなようです。
明らかに場面によって素材や形状が異なるものがあるようでした。
衣装は破損や汚れをなどを考慮して何着も作るのは当然ですが、通常は同じ型から作るのでそう変わらないはずなんですが、結構違って見えるところをみると、推測なんですが、ロケ場所にあわせたりで、薄いタイプとか厚いタイプとか作ったんじゃないでしょうかね?


さて、前回、改造箇所を書きましたが、改造さえ済んでしまえば、あと塗るだけです。
人形は顔が命です。
ということで、今回は、私の人生では何十年ぶりかで、オイルペイント(油彩)で塗装してみました。
ずーっとメカモデラーになってましたけど、昔、雑誌にも書いたことあるんですが、私、元々フィギュア作ってましたからね。


顔は、人によって塗り方は色々あるでしょうが、私の場合は、ベース色をプラモの塗料で吹いた後、オイルペイントでハイライトやシャドウをつけていきます。
ハイライトやシャドウの色を載せて、ブレンドしていく感じで、基本、塗るというより、「絵を描く」ような感覚で塗っていくのがコツです。

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▲ベースは模型塗料で塗る。表面がゴミだらけなのは、一度塗り直しをしたからで、これは塗装落としに失敗してるときの写真ですなw

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▲ピンボケごめん。ざーっとスミ入れのようにシャドウの色を薄めて塗り・・・

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▲綿棒などで拭き取ってやる。その後、皺やシャドウを描き込んでいく。

特に、髪の毛はまだしも、手足の毛などのディテールはものすごいぞんざいです。
ディテールを修正してもよかったんですが、以前書いたように、オーロラのキットはそれ自体が「作品」なので、なるべくそのまま素材を生かすことに意味があると思うので、あえてそのままにしてます。
そのぶん、筆で描くようにして、毛の質感を出してやります。
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▲ちょっと写真の色調がおかしくなったけど、手足も同じように塗る。猿だから毛が生えているので、筆で描くように何色か重ねて塗ってやる。特に手足の毛のモールドは実にぞんざいなので、描くというより、のせるカンジで筆の跡をつけて毛らしく。

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▲油彩はそれ自体が厚塗りできるので、頭髪もたっぷり油彩を塗って、筆の跡が毛に見えるように塗っていく。よくペイントナイフの跡がそのまま立体になってる油絵があるが、あんなカンジで。毛のモールドは若干入れ直しているのと、キットだと毛先の先っぽがツライチなので、ギザギザに切り込んでいる。

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▲で、全体塗ったのがこんなカンジ。塗るというよりも、立体キャンバスに描く感じ。鼻の穴の穴開けや耳のディテール、毛先など一部改造修正している。

一応、若い頃は美術系で油絵を描いていたので、それなりに扱いには慣れてたはずなんですが、なにせ、もう何十年も昔の話なんで、すっかり忘れてる道具もあったりしました
忘れてるというか
記憶の中の名称と用途が一致しないんですよ(笑)
そういえば今ふと思い出したけど、若い頃に「ザブングル」の油絵描いたことがあったなぁ(笑)

油彩は、とにかく乾きません。
ひたすら自然乾燥を待つ手や、促進剤を使う手もあるんですが、根気のない私は、つや消しスプレー吹きました。
基本、スプレーでコートすると、触っても大丈夫です。

いや、しかし、このキット、そんなに似てないんですけど、塗ると、実に、すんごい「猿~~!!!」って顔してますよね
それも、ちゃんとコーネリアスなんだよね。
猿って、あまりに猿的要素(なんじゃそら)が強烈に主張しすぎて、誰を作っても同じように見えそうな気がするんですけど、ちゃんとコーネリアスに見えるって、案外凄いんじゃないかと。
このシリーズは全部顔が演じた俳優に似てますよ。
このへんは、さすがですね。
いや、さっき似てないって言ったじゃん? 
つまり、なんつーのかな、頭のアウトラインとか顔の縦横のバランスとかが実際の俳優とは全然違うんですよ、似てないの。
なのに、顔そのものは、なぜかちゃんとコーネリアスに見えるということですね。


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▲前回までに書いたとおり、プロポーションがかなりアレなキットなので、素材をなるべく生かしつつ徹底改造。大幅改造箇所は、まず肩幅を減らして肘の角度を変え、手の向きも変更。足の長さを延長。あと、実際の俳優が演じているコーネリアスは違うけど、「猿のイメージ」を強調する意味で、ちょっと顔を前に突き出したような位置にズラしてある(猿の骨格は肩の前に顔がついているようなバランスである)。
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▲改造箇所はキットの素組み写真と比べると一目瞭然だろう。壊れた柱は逆向けにつけてみた。胴体はエアブラシで陰影をつけてある。

以前の伝説の模型メーカー オーロラの記事にも書きましたけど、このシリーズの凄いところのひとつは、イメージモデルだということなんですよね。
って書いて、前回の記事を見たら、同じこと書いてますね。
言ってることがボケ老人並ですw

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▲ベースはたいていグレーに塗られてますが、これは銀行の建物ですかね? 大理石調のイメージだったので、黄色っぽい大理石のカンジで塗ってみました。ガレキの上のなんかダレてるっぽい謎の物体は、白にしましたが、これは雪じゃなく鍾乳石が付着したイメージです。
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▲あまり知られていませんが、「猿の惑星」にはテレビシリーズもあったんですよね(アニメもある)。不人気でワンシーズンで終わったと思います。いまだにちゃんと日本ではソフトが出ない不遇なシリーズです。そのへんのシリーズのイメージも含め、文明が崩壊して長い年月が経っており、基本、人間文化は地下に埋もれてる印象ですので、鍾乳石とか塗ってみました。
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▲一応、屋内って設定かなと思うんだけど、長年の風化で埃や土、草が生えてると想定して、パウダーを撒いてみました。
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▲記憶では、テレビシリーズに埋もれた地下鉄の駅が出てきた覚えがあり、こんな風に駅名の看板が埋もれてた印象です。このキットはその記憶の印象に近いんですよね。


▲くだんのテレビシリーズの動画。コーネリアスを演じたロディさんのみ、そのままテレビにも出演してる。シリーズ最多出演俳優なのだ。英語版ならYoutubeで本編も見られる。

前の記事でも書いたけど、この歳になると
こんなペースじゃ、死ぬまでに、持ってる模型、全部作れねーじゃん!
とか思うんで、とにかく、一個出来ると嬉しいですねw

割と顔とかいいカンジに出来たと思うんだけど、どうでしょう。
それと、作ってから気づいたけど
ジーラを作るときのために、混色した塗料とか多く作って残しておくべきだったよなw
こりゃ、大失敗!

また間がずいぶん空いてしまいました。

このところ、ちょっとプライベートでしんどい事があって、十数年ぶりに鬱を発症してしまい、あんまり模型全体に対してモチベーションが上がらない状態でした。

なんとなくやる気が起きなかったので、作りかけの模型をいくつかフィニッシュさせたりもしてて、だいぶ前に完成してるものもあるんですが、そっちはそっちで撮影するのが面倒くさくて、なかなかブログに載せてません。

で、肝心のこっちのネタも、何もしてなかったわけでもないんですけど、まあ、ちょっとずつはいじってます。

正直、写真をこまめに撮るのが苦手なので、更新できるほどの内容もないのですが、あまり間があくのもアレなので、少し進捗状況を。

この歳になってくると、早くも、年齢のことを考えちゃうんですよね。
積み模型がコレクション的自己満足の方もいらっしゃいますが、私の場合、一応、積んである模型は全部作るつもりで持っているので
本気で全部納得いくまで作ってたら、絶対残りの人生で足りないじゃん?!
とか思ってしまうわけですよw

そこで、まあ、時間との兼ね合いで、ある程度、妥協して作ったりするんですが、このネタは
30年来の野望
ですので
時間がないなりに、それなりには納得いくようにしたいなぁ
ということで、作り直しばっかりしてるわけで、なかなか進みませんw


ネタフリが長くなりましたが、今回のお題はシートです。

以前から、試行錯誤で形を決めていったシートですが、どうやらこんな感じでいいだろう、というところに落ち着いて、フィニッシュしてたんですが。
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▲以前載せたこのシートで、一応、シートは完成型と考えていました。


しかし、ずーっと前から悩んでたのが、シートの表現をどうしようか、ということ。

普通に表面をざらつかせるなりなんなりして、塗装してもいいのですが、なんせ1/6という大スケールなので、革の質感をなんとかしたいなぁ、と考えてました。

まー、そのへんもツッコミ始めると、なんせ特殊カスタムバイクですから、「果たしてワイルドのバイクのシートは革なのか?」という疑問もあるわけですが、少なくとも、見た目は革っぽい感じではあるだろうと。
望月先生も茶色で塗ってることが多いので、おそらく茶色の革をイメージしてんだろうと、曖昧な結論でw

昔、趣味で革細工をしてた時期があるので、家に本革がたくさんあるので、「いっそ本物を貼ろうか」とか考えたり。
まあ本物は薄手でもかなりの厚みがあるので、難しいんですけどね。
出かけた先で、手芸店なんかがあるときは、フェイクレザーっぽい生地はないか、などと、ずーっと機会があるごとに見てはいたんですが、なかなかいいのが見つからない。
諦め気味だったそんなときに、ふと100円ショップで見つけたポーチみたいなものが、なかなか理想的。
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▲早速、ポーチを裁断して貼ってみました。

あ、そうそう、シートの表面は縫い合わせでステッチ?が入っているという前提で作りましたので、写真にはないですけど、ステッチが入る部分に、まず凹んだ質感の溝を掘ってあります。

その上で、縫い合わせ目にあわせて、上面と、側面の2つの布を貼っていきました。
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▲側面と分割して貼っていく。伸びるので多少の斜めなどは大丈夫。

で、一度は作ってみましたが、気にいらない。
どうも裏打ちがあると分厚くてうまくいかない、ということで、やりなおし。

やりなおし、ったってね、接着剤で貼り付けてますから、はがしたら元のシートはガタガタですよ
もういっぺん、表面の接着剤を綺麗にはがして、傷や穴を埋め直して、フィニッシュまで持って行くんです、すんごい無駄な労力で大変です。
本物じゃないもんで、結構、力を加えるとすぐ破れるし、うまくフィットしないしで、何度も失敗。
結論から言うとね、この作業を4回やりました(笑)

2回目、裏打ちのガーゼみたいな材質、慎重にひっぱるとうまくはがせたので、こいつをはがしたものを張り直す。
なんか失敗

このへんで素材が切れたので、またわざわざ車運転して100円ショップに走ります(笑)

3回目、試しに一発貼りをやってみるも、うまくいかない。

4回目、なんとなくうまくいったので、スティッチをつけてみる。

スティッチ部分は2つ折りして接着したレザーを細切りしたもの。
ちょっとずつ、エッジに沿わせるようにピンセットで貼り付けていきます。
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レザーの質感はいい感じです。モールドやステッチが多少オーバースケールなのは仕方ないですが、許容範囲なのではないかと。
使い込まれた感じを出すために、スミ入れやドライブラシを多色で重ねて古びた感じを出してみました。

が、なんかステッチ太すぎて気にいらない。
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側面のシルバーパーツの帯もつけてみたんですが、なんだか無いほうがそれらしい気がしたので、やっぱり気に要らない。
あとほんの心持ちでいいから、ステッチが細くできないか
ということで、またやりなおし。
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そうそう、シートにつく帯の部分は、ただレザーを帯状に切断すると切断面が目立つので、プラ板を巻き込むようにして作ってみたり、紙を貼ってみたり、プラを貼ってみたり、これまた何本も試作しましたが、どれもイマイチうまくいかないので、結局は切っただけの帯にしました。

という作業を延々と続けていたので、これだけで1ヶ月以上かかってたりします(笑)

で、さすがに力尽きたので、今のところ、5回目で落としどころとしてますが、そこまでは、まだ写真がありませんので、中間報告でw


あと、このキットのチェーンは一発抜きなので、どうしようか悩んで、工業用チェーンなども買ってたんですが、ちょっと長さが足りない。
そんなとき、タイムリーにタミヤから1/6用チェーンが発売されたので、やったー、と買ったのですが、いざ組んでみたら
サイズがスプロケにあわねーじゃん(T.T)
自社のキットに合わないんじゃ困りますよねー、まあ時々再生産されるとはいえ、基本的には絶版キットですからねー。
というわけで、現在急遽スプロケ制作中です。

先日、野本憲一氏から教えてもらったのですが、プロモデラーでタスクフォース代表の
千草巽氏が、急逝されたそうです。

追いかけていたわけではないので、今回、訃報を聞いてTwitterを拝見したのですが、昨年の11月まで元気にツイートされているようですので、ホントに急な病気だったようですね。
氏とはそれほど交流があったわけではなく、せいぜい何度か面識があった程度ですが、同年代の同時期に活躍された方です。
昔、数体のロボットがひとつのセットみたいになってる設定のアニメものがあって、自分が原型を作っていて、他のロボを千草氏が作っていたということが2,3回あったはずですので、割と引っかかりのある方です。

近年、同時代に活躍されたモデラーの方が、亡くなった話をよく聞きます。
長年模型を作っていると、やっぱり体に悪いんだな、などと感じたり・・・まあ、交通事故で亡くなった方などもいるので、一概にそういうわけでもないんでしょうけど、そんな感想を持ってしまうのは事実です。

私ら、いい歳とはいえ、そう亡くなる年齢でもないので、割合からいうと、明らかに一般人よりも多いようには感じますね。

まあ、そのへんの追求はこの話題にふさわしくないので、またの機会にですが、とにかく、
ご冥福をお祈りします。

最近製作記が続いたので、ちょっとどうでもいい話をしてみます。
どうでもいいので、気にならない人はスルーしてください(笑)

私は、結構長い間、ホビージャパンのライターをやってたほうだとは思うんですが、なんせ
何十年前
っていうレベルの話なんで、そらもう、世間には、ほぼ忘れられたレベルですw

それでも、かなり頻繁に紙面に登場していたほうなんで、たまたま、その時期にダイレクトヒットとでもいうか、多感な時期に見られた方ですかね? そういう方の印象に残っている場合もあるようで、時々、いまだにコメントを頂いたりして。
昔は、そんな風に、自分が誰かの中に残るとは思ってもいなかったです。
仮に誰かの心に残っていたとしても、もちろんインターネットもなかったですから、当時の感覚からすれば、そんな知り合いでもない人のことを知る術はないのが当然なわけで、それなら、残ってないのと同じことだったわけですよ。

まさか、ネットで誰でも気軽にコンタクトを貰える時代が来るとは微塵も思ってなかったわけですから、今になって、そういうのに触れると
ありがたい話です。ああ、ライターやってて良かったなぁ
と、しみじみ思う次第です、歳を食ったせいですかね。

でね、そんなだから、ありがたいことに、何十年前にやめたプロモデラーでも、インターネットには、多少なりとも、情報が載ってたりするんですよ。
それで、時々なんですけど、そういうコンタクトを頂いたりすると、ふと、自分のことを調べてみたりする時があるわけです。

昔はほら、若いですから、アホというか、なんかこう、HJの誌面というか、ぶっちゃけ編集部のノリ自体が、かなり
植木等的
な部分もあったせいもあって、調子に乗ってたというか、まあ、早い話が
バカだった
と思いますので、悪口言われるのは仕方ないというか、自業自得というか、つまるところは自分でも納得してスルーできます。

まあ、反面、業界から離れて何十年もたつ今だから、すごく客観的に振り返れると思うんですけど、あの時代の空気というか、漠然としてますけど、誌面の空気だとか業界の空気だとか編集部の空気だとか
他のライターさんとの兼ね合い
というところで、なんとなくなんですけど
自覚的にああいう傾向を演じなければならない、それが自分に課せられた役割である
という意識は若いなりにもうっすらとあって、それで意図的にやっていたところもあるんで、必ずしも調子に乗ってただけ、でもないんですけどね~
なんでしょね、アイドルが意識してアイドルを演じるとか、悪役が意識して悪役を演じるとか、あの感じです。
ま、もちろん、性格的に、単に勘違いで調子に乗ってただけ、って人もいましたけどw
これ以上は言い訳くさいんで言いませんけど、振り替えると、当時のライターさんは、そういう風に、自覚的に自分の役割を演じてた人が多かったと思いますよ。
ベテランなら松本州平先生とか山田卓司先生とかチョーダイおじさん田中先生とか、そうだったと思います、プライベートでお話すると、全然違う感じでしたからね。


ああ、話がどんどんズレました(笑)
ま、そこの昔話はいいんですけど、要するにですね、悪口とかこき下ろされるのは、自業自得というか、昔のしっぺ返しというか(笑) まあ、そんな風に納得してスルーできるわけです、ということを言いたかったわけです。
それはスルーできるけど、さすがにスルーできないのが、インターネット時代の誤情報です。

だってさ、ふと、自分のことを調べてみたりすると、
なんかネット上の自分が凄いことになってるわけですよ(笑)

超マイナーな私ですらこうですから、現役の漫画家さんとかだったら、さぞかし凄いことになってんだな、としみじみ実感できます。
ものすごいありもしないことを書かれて、メンタル弱いとやっていけない、というのはよく分かります。


まず、時々見かけるのが、私が「ボークスに所属していた」という記述なんですけど、そんな事実はありません。
ボークスは、早くから社員にガレージキットの原型を作らせる、という制度を作った会社ですが、私がボークスで原型を作っていた当時は、まだその制度はありませんでした、というか、明確に確立してませんでした。
私はあくまでもフリーでボークスの原型を作っていただけで、全くボークスとは関係してません。

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▲無断転用です、すいません。確かに、ボークスでこんなんの原型作ってましたけど、フリーランスです。大量に作りましたね。今だから言うけど、この特撮系のシリーズはあまり売れないので、ギャラはめちゃ安く、趣味でないとやってられないレベルでした。


次に、MAXファクトリーに所属していたという説も、事実ではありませんが、これに関しては過去に記事を書いているのでスルーするとして、MAX○辺氏との確執でモデラーをやめた、という説も見かけましたが、そんな事実は一切ありません。
確かに、当時はその件で事実誤認があり、色々と思うところはありましたので、その経緯を記事にしたこともありますが、少なくとも表だって、確執と呼べるものがあったわけではありません。
そのような事実は一切ありません。


あと、根も葉もない噂で
病気になったのでモデラーをやめた
という話がありましたが
全くそんな事実はありません
しかも、「野本憲一氏のHPにそう書かれていた」という説明までありましたが、私の知る限りでは、ノモちゃんは、そんなこと書いたことは一度もありませんよw

最近ご無沙汰ですね、たまには遊びに来てね。
今度は車があるから楽なので、また坂本龍馬の墓とか、見に行きましょうね(笑)


そんなわけで、なんかそーいう事情だから
プロモデラー復帰して欲しいけど、プロモデラー復帰はしないだろう
みたいなことまで書かれてるのを見ましたが、そんなことはありません。
少なくとも本人は、やる気まんまんですw
ただ、現状では製作時間が取れないのでどうかと、技術的に今の水準をクリアできるかは別問題ですがw なんか水面下でぼちぼちと画策してたりはしますw


一番驚いたのは
既に死んでる
という噂ですね(笑)

みなさん、あの世からのブログを拝見しているわけです、はい、読むと呪われますので、呪いを解くには三人以上の人にこのブログを宣伝してください(笑)

ご丁寧に、遺作が「イデオン」だという、そんな話まで書かれてましたw

友人の野本憲一氏にこの話しをしたところ、私は存じ上げないんですけど、最後の作品がイデオンで亡くなられたプロモデラーの方がいるそうで、私もモデラー最後の(原型)作品はイデオンとしているので(本当はバルキリーなので違うんですが)、その人と混同されてるんだろう、とのことでした。

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▲その私が原型を作ったイデオンです。WAVEのEDシリーズです。今、販売されている各種のトイやフィギュアを見たあとでも、個人的にはコレがイデオンでは最良のプロポーションだと自分では思ってます、自分の趣味で判断してるんだから当然ですけどw



なお、私が当時モデラーをやめたのは、単に、その当時、仕事がなくなっていき、業界全体がなにやら低迷してきて、将来性がなさそうに思えたので
生活できなさそうに思えて、可能性のあるコンピューター分野に興味が向いただけのことです

なんせ、全く畑違いの分野ですから、そこで成功するためには、ある程度、今の仕事(模型)を完全に捨て去って専念するぐらいじゃないと、駄目だろうな、と思ったので、きっぱりと模型を捨てただけです。
幸いというか、そのおかげで、全く畑違いのコンピューター分野でもそこそこ活躍できて、たくさん著書や市販ソフトも出しましたけど、さすがに10年ちょっとでIT不況が来るとは思いませんでしたw

まあ、モデラーをやめた背景には、仕事で模型を作り過ぎて、うんざりしてきた、という現実もありましたけどね。
なにせ、全盛期の当時は、HJの作例と平行して、WAVEやVOLKSのガレージキットの原型、タカラの試作やバンダイの商品見本などなど、月に何作も作ってましたからね、徹夜の連続で、疲れすぎていました。
今のように、オタク商品が大量に売れる時代じゃないですからね、当然、個々のギャラも安いわけで、当時は、たくさん仕事しないと、生活できなかったんですよね。

当時は、まさか、こんな
1億総おたく
時代で、彩色された完成度の高いフィギュアが普通にそのへんで売られる時代が来るとは
想像もつかなかったんですよねー

想像ついてたら、プロモデラーをやめなかったと思いますけどねw


なお、コンピューターの仕事をしたせいで、デジタル世界というのは、どんなに凄くても実体がありませんから、逆に
物理的な存在である模型の良さ
を再認識できた、というのは、とても強くあって、それがモデラー復帰に繋がっています。
このへんの話も、いずれ書くといいかもしれませんね。

前回の続き、プロポーションの改造です。

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ケツ周りの改造途中の写真なので、なんかグニャってるのはご勘弁を(笑)
ケツ末端のフレーム部分です。

まず、フレーム後端に菱形の部分がありますが、ここはウインカーが着く部分です。
この部分までのフレームの長さを、一旦カットし、全長を5ミリほど短く改造しています。

その下に出ている四角い端が見えるパーツは、リアフェンダーのホールドパーツです。
が、これは元々、U字型で、側面から見てフレームの上に飛び出す形なんですが、これをパテ盛りして形状を変え、側面から見てフレームとツライチの部分まで下げています。
リアフェンダーのホールド位置全体を下に下げているわけです。
同時に、フレーム後端までの距離をカットしていますので、ホールド位置は前にも移動しています。

要するに、フェンダーの取り付け位置を前方、かつ下方に移動する大改造をしているわけです。
こうすることで、後部の間延び感を抑えると同時に、シートの円錐パーツにフェンダーがぶつかる問題を最低限にしています。


次に、フェンダーをずらしたことで、問題が多数生じます。
前の写真のフレーム左右の内側に突き出してる円柱が、リアフェンダーを挟み込むようになるんですが、フェンダー位置をずらしたので、円柱を延長し、この上に載せるような形に固定方法も変えてます。

フェンダー前部には、ボディ内に収まっているバッテリーをよけるための切り欠きがあります。
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フェンダーの位置を移動したことで、バッテリーが干渉することになってしまうので、フェンダーの切り欠きを深く削り取り、プラ板を張って穴をふさぎ、大きく変更しました。
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こんな風に改造してみました。
一度塗装したけど、作り直ししてるので、再塗装前だから、なんか色々飛び散ってますw

フェンダーの頭頂部にある長方形のところが、フレームについてるU字型のパーツに接着されるところですが、フェンダー位置をずらしたので、これも合わなくなっていますので、プラ板で作り直しています。

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前回の写真と細部の工程が前後してたりしますが、一度、以上のような改造をした時点の写真がコレです。
この時点では、一度はコレで完成かと思ったんですが、あらためてバランスを検討して、まだ気になるところがあったので、また改修です。

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先に掲載したフレームカット後の角度を変えた写真、ではなく、また改修し直したときの写真です。
一度フレームを短くカットしたけど、イマイチ、バランスがよくなかったので、やり直してあります、先に掲載した写真と見比べると、微妙に長さが違うのが分かるでしょうかね?

この後で、更に取り付け部を削り込んでフェンダーの位置を微妙に上になるように調整し、取り付け角度なども少しだけいじったり、微妙な位置調整をやってます。

こういう「作ってはやり直し」を延々とやってたので、なかなか進まないわけです。


そんなこんなで、なんとか、それなりに現時点で納得いく形になりました。
いよいよ、現状で、まあまあいい線いってるかな? と思える仮組みの状態がコレです。
じゃじゃ~ん!

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ウインカーやマフラーなどがついてないので、ちょっと想像力を必要としますが、かなり、コミックのイメージに近いと同時に、かなりI氏の作ってくれた図に近いと思います。
ぶっちゃけ、自分でも、立体だとクリアランスの問題で簡単に動かせないパーツが多いので、ここまで図に近づくとは思ってませんでしたよ(笑)

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以前掲載したこの絵を見てください。
タイヤとフェンダー、シートのスキマが少ないというか、めちゃタイトな感じになってるのが分かるでしょうが、コミックのイメージはまさにコレなんです。

実は実車のCBは、結構、いや、頭で思ってる以上に「ぼーん、とケツが上がった、ヒップアップな形」なんですよね。
タイヤとフェンダーのスキマなんか、すんごい空いてるんです。
まー、サスでタイヤが上下に動くんだから、仕方ないんですけどね、模型だと気にしないでいいからね。

なので、この改造、実は、ずいぶん実車とは変化してる大改造なんですよ。
どのぐらい違うかと言うと、はい、このぐらいです。

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キットの商品写真を、ほぼ同一スケールに調整して、並べて比較してみました。
上がキット、下が改造後です。
やっぱりマフラーがないとイメージが捉えにくいんですが、ケツ周りの変化は、もう一目瞭然ですね。
だいぶ前のことですが、比較すると、タンクのボリュームをアップする改造をしているのも分かると思います。


というわけで、ようやく、最大の難関は突破したような気がします。
ジェットエンジンは製作済み。
あとは飛葉オリジナルの泥よけ?フェンダーだなぁ。
どうやって取り付けるか、まだ全然考えてません(笑)

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