銀河ぐらますガイド 造型分室

元プロモデラー・もこもこフジタの、やっつけ模型ブログ

さて、X-Wingですが、暇なときを見つけて、ちまちま組んでます

前回も書いたように、基本、お気楽モデリングでいこうと。
素組みで無塗装、汚しだけ入れるパターンでいこうと思ってるんですが、なかなか、先に進みません
最低限、ハメ込むだけでいいとは言え、いざ作り始めると、案外、パーツ分割が目立つ部分が多いんですよね
そういうところは、接着して、ペーパーかけて、接合部を目立たないようにしてやります

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▲レーザー砲?の基部や、エンジン部分などの円柱パーツは、基本左右分割で、そのままでは合わせ目が出ますので、接着して、ペーパーを細かいのまでかけてなめらかにしてやりました。パーツが白いので、合わせ目はよく見るとそれなりに分かりますが、汚しを入れれば、そう目立たないでしょう。

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▲分かりにくいかもしれませんが、右が接着しただけ、左がペーパーかけてつるつるにしたところです。よく見ると、違いが分かり、加工後は、ほとんど合わせ目が目立たないと思います。

ここまでキットが凝っていて、ハメ込むだけで形になるのが徹底していると、こういう部分も、スライド金型でムクの一体成形にして欲しかった、と思うところですが、贅沢な要望かな。

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▲無塗装ですむところは、どんどん組み立てます

実際に組み始めると、案外、そのままでは限界が多いことに気付きます
ある程度は、デカールで塗装が再現できるようになっていますが、それも限界で、コクピットやエンジン周りなどは、プロップではガンメタルや黒っぽい塗装ですが、キットでは白いままです
作っていて思ったのは
これは、暗いグレーか黒のランナーを一枚入れて欲しかった
ということです

なんか、作って気付くのは、すごくハンパなんですよね
側面の赤いラインは赤いパーツで整形しているくせに、上面の黄色いラインは、黄色いパーツじゃなかったり。
コクピットやエンジンの内部、機体後部の部分、シートなど、黒に近い色の部分は結構あるので、その色で整形すれば、塗装しなくても済んだはずです。
せっかく成形色で色分けしてるんですから、やるんなら、ガンプラみたいに徹底して欲しかったところです


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▲仕方ないんで、シートなどは普通に塗装しました。

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▲付属のR2-D2、ちっちぇえ!!! これはさすがにデカールでは無理なので、頭部はあとで銀で塗装します。でも頭部と胴体の青い部分は、一応デカール付属してます。このスケールのこの形状にデカールを貼る苦労を考えたら、筆塗りのほうが手っ取り早いと思うけど(笑)

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▲キャノピーは、クリアパーツと、フレームのみのパーツの選択式です。これも後述する不満点のひとつなんですが、それはさておき、今回はクリアにしたかったので、まず、クリアパーツを塗ってみました。

これ、以前シービュー号の話で書いたことがあるんですが、映画の撮影用プロップの「窓」は、劇中で見ると窓に見えるけれど、実はガラスは無くてフレームだけのものが多いんです
なぜかというと、ブルーバック撮影で合成するので、ガラスを通して裏のブルーバックが見えると、あとで合成が汚くなってしまうからです。
そんなわけで、X-WINGのプロップにも、本来、窓枠にガラスはありません

今回ガラスにしたかったのは、飾っておくと
窓がないと、ごちゃごちゃしたコクピットに埃が入って、後々、掃除が大変だから(笑)
です
でも、なんだか、クリアパーツはフレームと一体成形なので、ダルいんですよね
で、やっぱりフレームを利用して、透明プラ板でガラスを追加することにしました

このフレームはスライド金型で良く出来るんですが、いかんせん、なんだか妙に厚ぼったくて、スケール感を著しくそいでいる感じです。
どうも気に入らないので、ガンガン内側を削って薄くしてやりました

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▲なんかこう、「お気楽モデリング」のコンセプトからどんどん離れて面倒になってきているけど、まあいいや、楽しいから(笑) 元のキットを知らないと分からないと思いますが、フレームにそった8角形の彫り込みみたいなところは、元にはありません、削り込んだとこです。


今回載せられるのはここまでです。


さて、ところで、今まで、バンダイのSWシリーズをベタ誉めしてきましたけれど、実は、非常に大きな不満があります。
致命的、と言ってもいいぐらい、駄目なところだと個人的には思います

それは何かというと
プロップの違いまで、パーツ選択で再現できる
という部分です
いや、そんな風に
やたらめったら、マニアック
なのはとても良いことなのですが、不満は
選択できるバーツに対して、このパーツは何なのか、全く説明が無い
という点です
俺ら、マニア度の薄い人間には、なにがどう違うのか、正直、さっぱり分かりません

いや、形の違いはむろんパーツを見比べれば分かりますが、そのパーツのどれが、何のプロップを再現しているのか、
果たして、コレはルークの機体と他のパイロットの機体の違いなのか
それとも、撮影用プロップのスケールの違いで形が違うのか
同じ機体が撮影中の補修で形が変わっているのか

などなど
そして、どっちのパーツがどうなのか
そういうことが、全然分からない、ということです

X-WINGなんか、極端で、細かいパーツ選択もそうですが、機体に載っているロボットが、R2-D2とR5-D4を選べるようになってますが、それが、どのロボットがどういう機体なのか、ってのだって、にわかファンには分かりませんよね?
エンジンのノズルも選択式で、一部違うってのも、昔、なんかで読んだことがあるような気がするけど、何がどうなんだか、今ではさっぱり分かりません

先に説明した、窓の話だって、説明なかったら、なんで窓枠だけのパーツが選択式で入っているのか、普通は分かりませんよね?

ま、端的に言って、たとえば、どうせ作るならルークの機体を作りたいわけですよね
さすがに俺もルークの機体にR2-D2が載ってることは分かりますが、それ以外は、どのパーツを選んだらルークの機体になるのか? が説明書読んでもさっぱり分からないんですよ、どうしていいか分からない、コレってすごい駄目ですよね

これが、ゴリゴリのマニア向けのキットであれば、説明がなくても良いとは思うんですよ?
でも、キットのコンセプトが、初心者にも優しい的なものですから、この説明のなさは、あまりにコンセプトと相反していて、バランスが悪いと思います。
それどころか、映画の設定だけしか書かれていなくて、撮影プロップに関する説明文自体、全く載っていないのは、かなり駄目だと思います
これだけマニアックであれば、プロップ解説をちゃんと載せてほしいところです

ぶっちゃけ、調べるのが面倒くさかったんで、機首とか選択式で2パーツあるんですが
フィーリングで格好いいと思うほうを選びました(笑)


以前、書きました
プロップはいいかげんなもんだ
という話
参考までに。
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▲現存する撮影用プロップのひとつ。経年による補修入ってると思いますが、エンジン内部など、実にテキトーな塗装であることがよく分かるですね。これを見ると、バンダイのキットのレーザーの基部と羽根の接合部があまり似てないことも分かる。見てのとおり、上だけガラスが入っているけど、これは上からの撮影アングルは窓が背景素通しにならないためです。

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▲もひとつおまけ。

写真自体は本家からの転載ですが、説明は書き起こしです。

荷物整理してたら出てきた、昔の模型のジオラマ写真

戦場の休息の一コマ、みたいな感じです。
いやあ、なんか。
これは、結構スゴイんじゃないか
ドルバック
って、何を感心してるのかっていうと
コレ、俺が中学生のときに作った模型なんですよ

たぶん32年前です
レトロですよ
懐古ですよ
32年前にこのセンスって、シブくないすか子供の俺(笑)


恥部をさらすつもりだったんですが
割といいので、あんまり恥部になりませんでした(笑)

ブツは「特装騎兵ドルバック」に出てきたパワードスーツみたいなメカ
この頃、「ガンダム」が流行ったことで、元ネタである「宇宙の戦士」にもSFファンの注目が行くようになって、パワードスーツという発想が広まることになった時代です
まあ、要するに、当時のSF業界の流行なんですが、アニメに限っていえば、まだまだ、アニメはある程度子供の視聴者向けの時代ですから、こういうものをメインメカに持って来たのは、結構革新的な出来事だったんですよね
よくこんなアニメが出来たもんだと思います
アニメ自体は全然好きじゃなくて、ちゃんと見た記憶がないんで、たぶん、あまり面白くなかったんだと思うんですが、パワードスーツ風のメカだけは、すごい好きでした

アニメ版では、むろんここまでミリタリー風じゃなく、原色バリバリで塗り分けられていたと思いますが、勝手に改造してミリタリーにしてます
ドルバックの一場面という考えじゃなくて、ただ、素材として使っているだけです

近所の模型屋のコンテストに出品して、確か優勝したんだったと思います


▲動画探してたら見つかったもの。なんだろうこの作画? 今でも普通にスゴイけど?? 原画は天才アニメーターの一人として知られる羽原信義のようです

ちょっと真面目な話しますけど、なんせ、工具も道具も材料もろくすっぽない時代、仮にあってもなかなか手に入らない時代ですし、情報なんか何もない時代ですから、そういう時代に、ほとんど独自の発想で、こういうのを作ってたのは、結構エライと思います、子供の俺(笑)
ポリパテのポの字も知らない時代ですよ、仕方ないのでタミヤパテでひたすら改造してた時代です、今と違ってトルエン入ってる強力パテなので、フィギュアに盛りすぎるとプラがドロドロに溶けちゃうという、そんな時代ですよ
みんなそんなこと知らないから、最初はドロドロ溶かして、トライアンドエラーで学んだ時代です
なんとか部品を複製できないかと、プラスチックを空き缶で溶かして、粘土型に流し込んでみたりして痛い目見てた時代です(笑)
そういう時代ですから、こういうの作るのも大変だったんです。
というと、ただの自画自賛じゃん、とか思われそうですが、そうじゃなくて、こういう時代、子供だからこそ、柔軟な思いっきりの良い発想ができたんだなぁ、と。
まあ、「ホビージャパン」のライターの頃もそうですが、情報が無いぶん、想像や独自の発想で自由に物を作ることに、躊躇、ためらいが全くありませんでした。
今は情報過多の時代なので、そういうのが、むしろできなくなってるんですよ
年齢的なものもあるとは思うんですが、たとえば「プロップの形状が分からないと作れない」とか、「これを改造するには、こんなディテールアップパーツがあるから、それを使わないといけないな」みたいに、情報慣れしちゃっていることで、いろんな方面から行動に制御がかかってしまうんですね
情報にしろ物理的なものにしろ、なにものも「あることが前提」の時代ですから、それが無いと、まず入手しなければならないという意識があって、無いまま行動に移すことがためらわれるんです

情報が限られるほうが、創作は自由になるような気がします、まあ気がするというか、賢い人たちは、みんな昔からそう言ってますけどね。

しかしね、俺、思うんですけど
ほとんど、今とやっていることが変わりません(笑)
だいたい、今、ジオラマ作っても、こんなんなります(笑)

進歩ねえなぁ、俺

先日、バンダイのX-WINGの話を書いたので、少し、それで付随的に思った徒然を。

ネットで、こういう模型の製作記事を見ていると、やはり
撮影に使われたプロップと比べてどうか
という話が目立ちます
プロップはこうなのに模型はこうだ
とか
プロップではこの部分はこうなってる
みたいな話です
もっと言えば
プロップと違うので改造する
という話ですね

別に、それが悪いとか、そういう話では全然なく
俺は個人的には、あんまり、そういうのにはこだわりません、という話です

なんか、特撮が好きで色々知ってると、マニアだと思われがちなんですけど
単に知識が多いことと、マニアは別だと思うんです
マニアかどうかは
こだわるかどうか、だと思うんですよ
そういう意味で、俺は非常にこだわりが薄いです

特撮映画のミニチュアっていうのは、主役級なら、普通はひとつじゃありませんよね
スケールにあわせて、何種類もあるのが普通です
しかも、撮影中に破損したり、途中から修正したりするんで、同じプロップでも、ずっと同じじゃありません
X-WINGのようなものなら、実物サイズのセットもあったりします
あるいは、X-WINGの編隊のように、大量の数があって、それぞれ微妙に違うものがたくさんある場合だと、撮影時のミスで、プロップが間違って撮影されている場合もあります

そんな風に、色々なものがあるから、どれかひとつに絞るのは困難です
本当に濃いマニアだと、模型を作るとき「撮影用の何インチモデル」を基準にする、なんていう絞り込みで作ったりしますけど、それだって、前述のように、途中で変わってたりするわけです
特に、これがテレビだと、補修、改修の繰り返しになりまして、全然形が変わってくることさえあります

そういうものだから、あんまり、こだわってもしょうがない、と思いますし、じゃあ、何が大事かっていうと
やっぱり、イメージだと個人的には思うんです

映画のイメージっていうのは、模型が全て完全に映ってるわけではないし、演出やストーリーや撮影で変わってくるので、プロップの実物とはかけ離れたイメージになることすらあります

模型になると「イメージと違う」っていうのは、むしろ、普通によくある話です。
特に宇宙船なんかの巨大物の場合、巨大感を出すために、広角で撮ることが多いのですが、劇中に出てくるカットの多くがそのアングルだった場合、手前が巨大なイメージになっちゃうんで、模型を見ると、全然イメージと違う、ということがよくあります
この、映像によるイメージのいい例が、「宇宙大作戦」のメカの主役、NCC-1701 エンタープライズです。
斜め前から撮影されたカットがあまりに印象的だったんで、円盤部が「どーん」とした宇宙船のイメージができてしまいました。
それで、何十年もしてから続編の「新宇宙大作戦 スタートレック ネクスト・ジェネレーション」を作るときに、新しい宇宙船のNCC-1701Dは、円盤部を意図的に大きくして、楕円形にデザインするということをわざとやった。
これは、斜め前から見たときに、円盤部が「みんながもっているイメージのように強調されて、エンタープライズらしく見える」というデザインだったわけです

俺は、だから、「映画が好きなので、イコールとして、その映画のアイテムが欲しい」という発想が、イマイチ感覚的に理解できないんです
「XXの映画がものすごく好きだ」、っていうと、「じゃあ、フィギュア欲しいでしょう?」とか「XXX(商品シリーズ名)は買った」とか必ず言われるんですけど
え? なんで?
って思いますね

だって映画でフィルムに焼き付けられたものと、実物は全く別物ですもの。
映画がいいからといって、映画に出るアイテムが単体のアイテムとしていいとは限らないんで、別に全然欲しくない、というのが、ほとんどです
逆に、SWのように「映画はイマイチだが、プロップだけすげえ好き」ってのもあります
むろん、映画と、アイテムと両方好きが合致するケースもありますが、それはあくまで、たまたまで、両者は全く別物です

たとえば、俺は「ロボコップ」はそれこそ墓場に持って行ってもいいぐらい好き、見ながらオ○ニーできるぐらい好きですが・・・いや言い過ぎましたオ○ニーは無理です、とにかく猛烈に好きですが
ロボコップのフィギュアが欲しいとは、全く微塵も思いません、というか、むしろ格好悪いのでぜんぜん要りません(笑)
端的に言うと、「映画の中のロボッコプはメチャクチャ格好イイ」けど、「ロボコップというアイテム単体は、メチャクチャ格好悪い」ですよ(笑)
あれは映像の中で動くから格好イイんで、映像が全てです

えーと、話がすごい横ずれしました

特撮もののイメージの話です

要するに、俺の場合、イメージにあっていれば、模型は、多少形が違おうがなんだろうが構わない、ってことです
逆にイメージが違うと、いかにプロップそっくりでも、許せません。
俺も、時には、ディテールにこだわってることがあると思いますが、それは、
プロップの再現性としてこだわっている
のではなくて
イメージにとって大事な部分が違うから
こだわってるんですよ

じゃあ、イメージがどこから来るか、といえば、論理的には
全模型とセットのトータルの総合的な平均値
ということになりますが、実際には
その人にとっての、印象的なシーン
だと思うんです
要するに、自分的には「このカットがすげえ格好良く思える」とか「このシーンがすごくイイ」とか、人によって違うと思いますが、結局は、その好みのシーン、カットのイメージが、その人の持つイメージになるんだと思います

それが模型で再現されていれば良い、という話です

俺は実は、X-WINGはあまり好きなメカじゃないんです
だからX-WINGのプラモは、これまで買ったことがありませんでした
ホントにSWのメカに惚れたのは「帝国の逆襲」からで、一作目のメカは、実はY-WINGもタイファイターも、どれも、あまり好きじゃなかったんです
あとから、だいぶ印象は修正されたので、今は模型作ったりしてますが、SWシリーズは、中学の頃からMPCのキットはほとんど全部買いました、それも同じもの何個も買いましたが、以前は一作目のメカだけ頑なに買ってませんでしたから、当時は、そのぐらい好きじゃなかったんです
なぜ、好きじゃないのかといえば、当時、映画そのものに感心しなかったんです
正直な中学生の俺のSWへの感想は、「ショボ、ダサ!」でした
ダースベイダーは▲口で笑っちゃうし(これだけは今でも笑います)、主人公はとっちゃんぼうやで、柔道着着てるし、なんで宇宙にカウボーイがいるのか、なんで宇宙でモーゼル撃ってんのか、なんでお姫様はあたまに肉まんつけてるのか、なんであちこちに洗濯機のホースがあるのか、などなど・・・あげればキリがないですが(笑)、一言でトータルで言うなら
その洗練されないセンス
がいやだったんです

特に、ミニチュアが雑で特撮が良くないのが映画見てて分かって、それが嫌いでしたね
デススターの表面とか、あまりにミニチュア然としてましたし今見てもヒドいです。
X-WINGが好きじゃ無かったのは、俺にとって、X-WINGの一番のイメージが「爆発シーン」だからです(笑)
爆発シーンのミニチュアの飛び散り方、ぱかーん、と部品が取れて、全然巨大感がなく、オモチャみたいで、おせじにも、良いとは言えませんよねw
アレが俺のX-WINGの最大のイメージなんで
X-WINGダサッ!格好悪!
ってイメージができちゃったんです(笑)

まあ、かように「刷り込みイメージはとても大事だ」っていう話です(笑)


かつての伝説の模型メーカー、オーロラのフィギュア模型や、オーロラリスペクトを標榜している、最近の海外メーカーのいくつかは、たいていは
一番印象的なシーン、あるいは、印象そのものを模型化している
んですが、これは、イメージを最も重視しているためですね
映画のシーンをそのまま再現している場合は、それは「そのシーンが観客の最大公約数的なイメージになっている」と思われるためです
印象そのもの、というのは、たとえば「スーパーマンだったら、強い」ですよね、だからスーパーマンがレンガ塀を殴り壊している模型になってる、実に見事にスーパーマンの力強さ、力感を再現してます
オーロラのキットが伝説になっているのは、そういう素晴らしさがあったからです

俺にとっての模型とは、そういう
イメージの再現
です、だから、情景が好きなんだと思います
オーロラリスペクトの製品を見ると、いつも「模型はこうあるべき」だと思います、あくまでも個人的な嗜好で一般論ではありませんが。

さて、以前から、ちょくちょく
バンダイのスターウォーズシリーズは本気ですげえぞ!
という話を書いてますが、気が向いたので、X-WINGに手をつけはじめました。

俺、個人的に、いっぱい並行して作るのは好きじゃないというか、それをやると絶対にどれも完成しないもので、なるべくやらないようにしてたんですが、最近はとにかく気が散漫なので、そうでもしないと、何も進まないから、諦めました。
他にも、4つぐらい作りかけの模型あるんだけどなw
まあ、ネットで人のブログ見てると、20個ぐらい作りかけです、みたいな人を割とよく見るので、それに比べると大したことありませんな(笑)

さて、初回は、ほぼ、ただのご託です(笑)

何度か書きましたし、多くの人がレビューしているので、詳しくは書きませんが、このシリーズ
本当にスゴイと思います

これはとにかく
世界セールスを見込める商品だから、ここまで凝れるんだと思いますね
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とにかく、最初、バンダイが出す、と聞いたときは、誰もが悪い意味で「オモチャ」を想像したと思うんですが、ものすごいマニアックにディテールがしっかりしている
部品点数もハンパないですが、基本、組むだけで、それっぽくなるのがスゴイす

できる限り、部品の合わせ目が出ないように分割されているために、部品数が多いのもありますが、側面の赤いラインなどは、赤いパーツで組めばそのまま素組みで赤くなるし、塗装やデカールで表現するための白いパーツもついていて、どちらか選べるようになっているなど(ここは勘違いでした)、凝り方がスゴイです
デカールも、シールと水転写タイプの両方がついているなど、実に凝ってます

そんな風に「簡単にぱちぱち組んでシールベタベタ貼るだけでも、かなりそれらしくなるし、凝りたい人はバッチリ塗装してデカール貼ればいい」と、どっちのニーズにも応えられる設計がスゴイです
とにかく、ド素人から、マニアまで、誰もが満足する作りなのが見事です。

R2-D2の頭とか、BB弾ぐらいですけど、青い塗り分けのデカールまでちゃんとついてますしね
AT-STのキットで、「弾着」のデカールまでついてたのは笑いました。

あと、価格的な面で、凝り方の割には、かなり手軽な価格なのが素晴らしいと思います
やはり高価なキットは、シリーズものだと、いくつも買えませんからね
これ、最近の輸入SFキットだったら、7000円とかするレベルだと思います

とにかく、ぶっちゃけ、一言でいうと、このキットを初めてみた人の感想の多くは
ここまでする!?
だったろうと思います

あと、俺がいいなと思ったのは
似ている部品、間違いそうな部品は、ちゃんと間違わないように設計されている
という部分です
これは地味だけど、スゴイところだと思います
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▲羽根のパーツ。根元のほぞ?の形状に注目。同じようなパーツが4枚あるが、全て、ハメ込む部分の形状が違っており、絶対に間違わないように出来ているのだ、スゴイ


とまあ、あんまりバンダイに好感をもってない俺もベタ誉めですが、こっから文句です(笑)
いや、文句というか、「贅沢な文句」ですかな

これまで、フィギュア以外のシリーズはほぼ全部買ったんですが、全部見て思うのは、もの凄くディテールがしっかりしているんですけど
しっかりしすぎてる
という印象なんです
カッチリしすぎて、なんだか、大人しく、地味にまとまっちゃってる
という感じがします
いかにも
チマチマした日本人の造型
というイメージなんですが、コレが、いまひとつ残念な感じがするんです

っていうのは、向こうさんの特撮プロップっていうのは、結構、展示会とかで見ると分かりますが
作りがぞんさい
なんですよねw
そのぞんざいなものが、スクリーンに映ると圧倒的に存在感を持つのは、邦画との実力差がはっきり出る部分だと思うんですが、ともかく、ぞんざいです
それが、俺のSWのプロップのイメージなんですよ
特に初期は予算がないから、すごいいいかげんです

むろん、特撮用ミニチュアではへろへろでも、たとえば「ぐにゃぐにゃしてても、意図としては直線のボディ」だったら、模型にするときは、そこは直線にしますよね
ウルトラマンのジェットビールなんか、ガタガタですから、あんなの、そのまま模型にしたら大変ですよね、模型にするときは、綺麗なラインします
適当にプラモのパーツがズレて隙間あいてついてても、模型にするときは、本来のプロップの意図を汲んで、きちんとしますよね

それはそうなんですけど、そういう前提を置いたときに、「スターウォーズ」が公開された頃の模型は、主に海外ではMPC製品が主流だったんですけど、MPCのキットが、またぞんざいで、隙間なんか空きまくりなんですよ
とにかく雑でおおざっぱ
今でも再販されてますが、模型として見たら、組むのが地獄のように辛いキットなんですけど、今、振り返ると
あのぞんざいさが、実に、プロップっぽいイメージでよかった
んですよね
ある意味、MPCのいいかげんさが、ちょうどプロップぽかったという。

もう、いったい、中学のときから、何個MPCのSWキット作ったか知れません。

一例をあげると、AT-STの背面に
PC用か何かのクーラーファン(だったと思う)
がついているところがあります
これ、映画館で見たときに、もう
うわ、ぞんざい!なんていいかげんな
とか思った記憶があるんです
すごい浮いている感じがしたんですよ
プロップって、ありもののプラモのパーツなんかをベタベタ貼って作りますから、スクラッチした部分と、流用パーツとの整合性がとれないものが、たくさんあるわけです

そのいいかげんな感じが、まさに俺のAT-STのイメージなんですが、バンダイのキットだと、そこがカッチリしすぎてて、全然浮いてないんです
ちゃんとしっくりきてる。
確かね、これ、元が完全に左右対称じゃないパーツを180度回して対称形に2つ貼り付けてあって、微妙に違うんですよ、完全な左右対称じゃないんですが、模型だと、そこがきちんとカッチリした対称になっている
そういうのが「違うなぁ」っていう感じはします

まあ、今のは一例ですが、全般的に、ディテールがそんな感じで、なんていうか
カッチリしすぎている感じがして、面白くない感じがする
というのが、ちょっとした不満です。
ま、こういう不満は、デキが良いからこそ出るわけで、いわば
デキが良すぎることが不満
っていう、なんとも贅沢な文句ですね(笑)


あと、やっぱ小さすぎる印象はありますが、価格と、コレクションすることを考えたら、日本の住宅事情では妥当なところでしょうねぇ
もしも売れたら、大型のX-WING出そうですけどね(と思ったら、ムービングエディションって1/48だったんですね、しらんかったわ)
ところで、この調子でAT-ATとミレニアム・ファルコンも出るんでしょうか? 高そうだけどなぁ
で、スターデストロイヤーは?
個人的には、実は一番好きなメカは
B-WINGだったりします
昔、MPCでも、いいかげんなスナップキットしか出なくて、大きな模型が出なくて悲しかった記憶があるので、ぜひ、バンダイさんはそこまで出してください(笑)


ともかく、せっかく「テキトーに組んでもOK」なキット
ここは、バンダイさんの趣旨を汲んであげましょう
俺、SWのメカは大好きですけど、映画自体はそんなに好きじゃないので、そう思い入れもないので、最低限の手間だけで作ってみたいと思います。

さて、例によって全然模型作ってないので、本家の記事の転載です
記事を書いたのは、2014年上旬です。
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さて、ぼちぼちいじってる、タミヤのCB750FOURですが、パーティングラインを消すために、お決まりのメッキはがし

漂白剤にダーイブ! どぼん

はがしてみて分かったけれど、このキット、成形色に茶色と黒と白の三色がある
メッキの質感に対応してんのかな、と思ったら、全然そんなことはなく、マフラーの上下でパーツの色が違ったりする、アバウツw

で、はがれるのは、普通にはがれたんだが、一部のパーツが
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半日つけたところ

なにひとつ変化なし

( ´゜д゜`)エー
ピカピカじゃん!
裏面ははがれてるんだけど、表が全然はがれない

あまりにも剥がれないもので、何か特殊なコーティングがされてるのかと思って、人のブログを参考にしてみたところ
メッキがめっちゃ強固ですね
みたいな話がたくさんあって、普通のメッキらしいが、ものすごく強固にメッキされてるらしい

だもんで、家族に
くせえよボケ!!
とかブーブー文句言われつつ、シンナーにつけて数日
微妙に浮いてきたところで漂白剤
まだ取れないので、もっかいシンナー
もっかい漂白剤
と、サウナと露天風呂を行き来するように、何度か行き来しつつ、1週間繰り返したら、やっとはがれてきた

一週間って・・・どんだけ強固やねんコレ!


その間、フレームを組んだりちまちまいじる。

ところで、俺は古いモデラーで脳みそが15年前で止まってるので、最近のシルバー塗装というのがよくわからない
俺らの時代の一般的な最高峰は、ハンブロールの銀か、グンゼの磨くやつぐらい
最近は色々便利な塗料が出ているようだが、どれがいいのか、経験的に分からないので、これから大変
色々試してみる予定


関係ないけど、脳みそがワイルドづいちゃったんで、タミヤの1/12ビラーゴを買ってしまった
なんでかっていうと、「新・ワイルド7」で飛葉が乗ってるのが、どうもビラーゴのようなのである
どうも、っていうのは、新・ワイルドはバイク描写が希薄で、旧作のようにひとつのキャラとして立ってない。
しかもオリジナルカウルがついていて、例によって望月先生、いいかげんなもんだから、話によって形が違うw
写真と漫画をつきあわせて、望月先生のインタビューとか読んで、たぶん間違いないと断定した次第
実は昔バイクに乗ってたとき、友達がビラーゴに乗っていたので、もっとよく見ておけばよかったなぁ

ワイルドのバイクは今では手にはいらないものが多いんで、この際、あまり車種にこだわらず、似たような形のバイクで作ってみようかなぁ、と考えたりする
88mm砲を搭載したセブンレーラーも作ってみたいなぁ。

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この記事に苦労する様が書かれてますが、最終的に、きちんと全部メッキがはがせたのは、この行程を何度も繰り返した後でした。
実質、1ヶ月とかかってます。

ここに書かれている「88ミリ砲搭載の7レーラー」は、色々素材を探してみたが、イマイチ、それっぽいのが見つからないで保留中。
1/35だとお金がかかりすぎるので、1/72のサイズにしようと思っているのだけど、なかなかクラシックな感じでそれらしいトレーラーが見つからないのでした
でも、いまだに気が向くと探してます。

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