銀河ぐらますガイド 造型分室

元プロモデラー・もこもこフジタの、やっつけ模型ブログ

さて、今回は制作ではなく、ちょっと考察をしてみます。

別に私、設定マニアではないので、模型であまり細かいことを追求する気はないんですけども、作る上で、いいかげん、一度きちんと、飛葉のバイクが何なのか、ということを特定しておかないと、制作がとどこおりますので。

脳内では一応、考えてるんですけども、一度ちゃんとまとめとくかと。

まー、といっても、別にね、考え出すと、答えはハッキリしてんです、というか、この話、何が言いたいのかっていうと、まず、ワイルドの初期に飛葉が乗っていたバイクはCB750ではない、というのは有名です。
初期は少年漫画色の強い、省略された絵で描かれていますので、特定するのが結構困難なんですが、その特徴から、ファンの方々の研究で、おそらくCB450だろうということが分かっています。
ただし、初期はバイクが一定ではなく、250CCとか、違うバイクがモデルになっていると見える場面もあります。

野性の七人

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▲CB450と見られる初期バイク。エンジンのアップの絵があり、比べて見ると確かに納得する。


また、トライアンフにまたがっている絵はよく見かけて有名なんですけど、扉絵なので単行本には収録されてません。
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▲くだんのこの絵。

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▲この絵のバイクは、トライアンフT120ですね。



といっても、今回の話は、そーいう話ではなくてですね、飛葉のCB750はCB750でも、それが何なのか、ということです、って意味不明ですか?
何を言ってるかというと、CB750は当時爆売れしましたからね、モデルチェンジを繰り返しているんです、つまり飛葉のバイクはどこに当たるのか、ということです。

といっても、と、また「といっても」が続いてますけど(笑) 望月先生、明らかにタミヤのキットを参考に絵を描いているので(後で証明します)、飛葉のバイク、イコール、タミヤがキット化したモデル、ということになるんですけどね、それで話が終わってしまうと面白くないんで、まあ、息抜きのネタとして色々考えてみます。

CB750は初期型をK0とし、K7まで存在するのですが、タミヤのモデルはK0タイプですから、まあ、イコール飛葉のバイクとすれば、K0なわけです。

はい、話は終わり、というわけでもなく、実はK0も発売時期によってかなりマイナーチェンジが繰り返されており、CBマニアで初期型のレストアで有名な尾崎氏という方の検証によると、前後期だけで300カ所以上の違いがあるそうです。

K0の中でも、一番特徴的で、模型制作にダイレクトに関係してくるのは、K0の最初期型はクランクケースが砂型鋳造で作られていることです。
生産効率の悪さから、このタイプは7000台ほどしか生産されませんでした、現存するのは何台でしょう?
しかし、よくもまあ、砂型鋳造なんて面倒なことやったもんです。
実は私、一時期個人鋳造にハマっていて、金属溶解器と真空鋳造機、ワックス注入器を持ってたんですけど、面倒くさいですよー鋳造!! 砂じゃなく石膏鋳造でしたけどね。

タミヤのキットは、全部同じメッキになっていますが、もし初期モデルなら、砂型鋳造なので表面は梨地のザラザラで、ツヤのない銀色をしています。
また、シリンダー部のフィンも鋳造なので、ツヤなしです(この部分は、説明書にも「鋳造なのでシルバーを筆塗りしてください」みたいなことが書いてあります。

ここ、決めておかないと、模型が作れません。

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▲初期の砂型鋳造クランクケース。フィンも同様。砂型なので、非常に表面が荒くモールドがダルいのが分かる。これをそのまま模型に再現すると、たぶん「単にモールドがダルいヘタクソな作りなだけ」にしか見えないと思うので、控えめに。

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▲その後のケースは金型。明らかに質感が違うことが分かる。もっとも金型でも鋳造なので、質感は細かい梨地のつや消し。なのでタミヤのエンジンパーツが一律に全部メッキてかてかは、やっぱり違う。側面のギアカバー部とクランクケースの質感の違いが、CBのエンジンのポイント。


CBが出て、すぐに飛葉ちゃんが飛びついた?ことを考えると、飛葉のモデルは最初期タイプと想定するのが正解かと思います。
もっとも、ヘビーに酷使される飛葉のバイクですから、どんどんパーツ交換されていったと想定しますので(修理できてる、って話題も出てくるし)、結局、各型のパーツがちゃんぽんになってたり、何度もベース車体が変わっていると考えるのが妥当かと思いますけどね。

追記:その後資料を眺めていたらタミヤのキットは初期型ではなかったです。オイルフィルターカバーの形状が初期型とは違いました(初期型はキットのような空冷フィンは付いてない)。当然、そのキットを作画に使ってる飛葉ちゃんのバイクも初期型ではない、という結論になります。

なお、望月氏がはっきり模型を基礎に作画しているのが分かるのは、タミヤのキットはフロントフェンダーが金属パーツなんです。
金属なので、エッジの縁取りの立ち上がりが一切ないので、プラ板で追加する記事を前に書きました。
確かに、エッジのないタイプのパーツというのも実車にあったらしいんですが、エッジのないタイプは、ちょっと今資料が見つからないので「カットフェンダー」だったか、そんな名前だったように思いますが、全部に縁取りがないわけではなく、普通の縁取りのあるフェンダーの前後を真っ直ぐ切り飛ばしたような形で、タミヤのパーツとは形が違いますので、タミヤのパーツは、別にそれを再現しているわけではなくて、単に「金属押し出し」だから縁を整形できなかっただけと思われます。

で、望月氏がタミヤのキットを参考に作画していたろう証拠ですが、そのフロントフェンダーの縁取りが描かれてないことから、(少なくとも初期は)タミヤのキットをトレースしていたと考えられます。
描かれていないこと自体は漫画固有の省略とも考えられますが、ところが、フロントに縁取りがないのに、リアフェンダーだけはちゃんと縁取りが描かれている絵があるんです、このことから、明らかにタミヤのキットを参考にしていると思われます。


あとですね、タミヤのモデルはK0タイプと断定してますけど、まあ発売時期がK0の時ですから、当然K0なんですけども、(少なくとも私の持っている今のキットの)説明書にはモデルタイプは書かれてません。

また、私が作っているのは、タミヤの再販ノーマル版が入手できなかったので、東海モデルの限定版キャンディブルーなのですが、実は、元々、初期のタミヤのキットはこのキャンディブルーだったんですね、パッケージもブルーだったそうです。
 ただ実車のカラーでK1からブルーが廃止されたので、成形色もそれにあわせてゴールドになり、パッケージもゴールドになったというわけです。

他に、いずれ苦労するはずの(笑)記事で触れますが、チェーンが一体成形でダサいんですよね。
初期には組み立て式のチェーンが付属したキットがあったそうです。
なんでも最初は一体成形オンリーだったのが、社長の鶴の一声で付属したらしいですね、国内ではかなり昔から付属しなくなりましたが、海外輸出版には、割と近年まで付属していたみたいです。
 このパーツは今でもたまにヤフオクなどで高値で取引されてますが、組み立てた人によれば、「めっちゃ組み立てにくい」らしいです(笑)
チェーンは悩みどころで、一応、代替案も考えて工業用チェーン買ってあったりもするんですけど、なんか6月にタミヤから1/6の組み立てチェーンが発売になるみたいですね、それまで待つか悩みどころ。

てなわけで、今回はただの雑談でした。 

ものすごい久しぶりの、タミヤ 1/6 CB750FOURの制作記事、更新です。

えっとね、この記事、一度大幅に書き直して、保存する前にPCが落ちて、リカバリが効かなかったので、再び書き直すのが面倒くさくなってます、なので、説明が割とぞんざいかもしれません(笑)


さて、以前のブログで、タミヤのCB750は
自分が子供の頃のキットとは思えないぐらい、今見ても良く出来てる。
みたいなことを書いたんですけど
すんません、割とそうでもなかったです(笑)

いやまあ、充分良く出来てるとは思うんですが、その後、作り進めていくと、さすがに古すぎて辛い部分がたくさん出てきました。

モールドや全体の形状はまあいいんですが、金型のズレ、ゆがみ、スキマなどがひどい感じです。
ひどいところではパーティングラインで0.5ミリぐらい断層のようにズレが出てまして、精密な機械のキットでこのズレ具合は結構修正が辛いです。

タンクの裏側のパーツなんか、ミリ単位でスキマあきます、これじゃガソリンだだ漏れじゃん(笑)

エンジンの空冷フィンは、いくつかのパーツに分かれてるんですが、組み合わせると全然フィンの位置が合わない上に、分厚くて、明らかにフィンの断面が長方形じゃなく台形な感じなんすよ。

金型の都合上、断面が縦向けに台形で厚いのは、ある程度仕方ないと思いますが、合わないのは困るし、どういうわけか板の厚みが横方向にも台形だったりする。
暇を見ては削り込みつつ薄くして位置を合わせていったんですが、あまりに手間がかかるんで、正直
削り落として0.3ミリプラ板とか金属板で作り直したほうが楽だなぁ
と思ったんですけどね。

ここまで、すごく時間かけたので、その労力を無駄にするのがもったいなかったのと、なにやら、
プラモデルなので、最後までプラモのパーツのままで作ってやる!
みたいな、よくわからない妙に意固地な固執意識が働きまして(笑)  最後まで頑張ろうと思ってやってたんですけど、暇な時間を見つけてちまちま作ってると、それだけで一ヶ月かかったりしたのですね。

そのへんの労力で、「この先もこんな面倒なのか」と思ったら、力尽きてしまって放置していたんです(笑)

まあ、この「あえてプラモのパーツのまま作ろうとする意識」ってのは、前に雑談で書いた お仕事と趣味 という話、まさにその話なんですけどね。


とにかく、そんなわけで挫折してたんですが、とある事情があって・・・その事情とは、まず、以下を呼んでください。
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実は、模型誌「ホビージャパン」のライターをやってた頃、編集のIさん(後の編集長)が、やっぱり「ワイルド」のファンで
そのうち、ワイルドのバイク作りたいね、フィギュアも乗せたいね
なんて話を、ことあるごとにしていたんだけど、結局実現せずのままライターをやめてしまい、悔やまれることだったんだけど、今頃、ようやくリベンジマッチ
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これ、初回の記事に書いた話の引用です。

したら、驚いたことに、このブログに書かれている「編集のIさん」が、たまたまブログを見てメールをくれましてね。
最後にお会いしたのが、私が関東を引き上げる前日に、モデラー野本氏の家に遊びに行ったとき、たまたま打ち合わせで来てはったときだったので、かれこれ7年ぐらい前ですかね。
メールで昔話やCBの話題で盛り上がってしまい、再びやる気が出てきて、手をつけはじめた、というわけです。


関係ないけど、Iさんから、今の「ホビージャパン」の編集長って、私が現役の頃にいらっしゃった営業のKさんと聞いてびっくり。
編集は全員入れ替わってしまったけど、他の部門では古参の方がまだ残っていて部署異動で編集になってたりするんですね。
 


さて、このプロジェクト、目的はあくまでも
飛葉ちゃんのCB750を作る
ことで、実車のCB750を作ることではありません。

つまり、漫画のイメージを再現することが目的なわけで、漫画のイメージは必ずしも実車と同じではないわけです。

これは悪口ではないんですけど、実車を改造されて飛葉のバイクを作られている方がいらっっしゃって、ネットで写真が見られますが、Iさんと「あのバイクはなんか似てないよね」という話になって。
もちろん、実際に人が乗って車体を傾けて走るバイクですから、改造には限界があり漫画の通りにできるわけないのは当然なんです。
そこは分かるけど、あれを見たときに「実車のまんまでパーツをつけると、漫画のイメージとなんか違う」ということに気づいたわけです。
そこで、なるべく漫画のイメージに近づける処理をしてやろう、と。

ただまあ、模型に有利な部分もありまして、それは
望月先生、基本的にタミヤのプラモデルを参考に作画していた(アシスタントにもさせていた)ことで有名
です。
今と違って、当時はネットもない、本も少ない、洋書の入手も大変、簡単に資料が手に入らない時代ですので、精密なタミヤのプラモは貴重な資料でしたからね。
つまり、望月先生の漫画のメカ描写は、だいたいプラモのまんまなんです、プラモの間違いなんかもそのままトレースされてたりしますしね(笑)


さて、漫画で一番目立つのは、実車には無い、飛葉カスタム追加パーツは別として、形状の違うシートと、やはり「ガソリンタンク」です。
漫画はタンクが強調されて描かれているし、丸っこいイメージなんですよね。
実車のタンクは、実は丸く見えて、結構エッジが立っていて鋭角的です、明らかに漫画のイメージとは違うんです。

そこで、Iさんのアドバイスもあり、今回は
とても面倒くさい(笑)
タンク改造に着手しました。
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▲さあいじり倒すぞこのパーツ。前部のU字型の部分の奥に注目。めっちゃパーツにスキマ空いてるのが分かるだろう。まあ組み立てるとほとんど見えなくなる部分なので、あまり気にしなくていいが、元からこういうキットなのか、と思って説明書を見たら、ピッタリ合うように絵が書いてあった、うそつけ(笑) 側面と上面のつながりに、意外なほどはっきりしたエッジが立っていることが分かるだろう。この感じは漫画のイメージではないので、削り落として丸めてやる。

側面にはプラ板を貼って膨らませてやり、上面はポリパテで延長します。
久々に、がしがしと削り込み作業をやりました、こういうの、趣味の模型であんまりやってないので久しぶりな感触。

全体に、側面で1ミリほど、上部で3ミリほど大きくなってます。

同時にエッジをなるべく落としてやり、特に側面から見たとき、タンクの前部から後部にかけての丸みを強調するような感じで削り込みました。


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▲手をつける前に側面写真を撮り忘れたので、既に途中でスマン。縁取り部分をプラ板で盛り上げている状態。タンクのラインを改造する。
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▲側面はプラ板で厚くし、上面はポリパテで盛り上げる。だいたい形になったところ。元と比べるとボリュームが増していることが分かる。先端部あたりの上部ラインはイマイチなめらかでないが、あまり気にしなくていい。なぜなら通信機が付く予定だからである。


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▲通信機といえば作りかけのパーツ。なんでしょう? はい、答えは通信機のマイクとスピーカー。毎回、登場場面になると忽然と飛葉のバイクに現れ、使い終わるとまた消えるという謎の自動出現式通信機(笑)、出てくる度に形が全然違いますが、個人的にはエピソード「谷間のユリは鐘に散る」で北海(キャラ名)を邪険にしながら喋り続ける場面が一番印象に残っているので、その絵に準じてみた。同エピソードでは冒頭にも無線が出てくるけど、もう全然形が違う(笑) マイクは割と最初のエピソード「野生の七人」でも似た形。

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▲どうもカメラが広角気味になってしまい、そのまま撮影しても手前のボリュームが大きく見えてしまうので、いまひとつキットの見本写真とパースが同じじゃないんだけど、並べてみたところ。明らかにタンクのボリューム感が増しているのは分かるだろう。


今回はこんなところで。

あ、それと今回のオマケ写真。
以前一度、本家のブログに載せてますが、私の秘蔵の
ドラマ版「ワイルド7」で草波を演じられた、川津祐介さんの直筆サインです。
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友人の家族が川津家族とお友達だったそうで、お願いして、書いてもらったものです。
頂いたのの20代の頃で、この当時は、ビデオも出てないLDも出てないケーブルテレビや衛星放送なんかポピュラーじゃない時なので、ドラマ版はいわば、ほとんど幻の作品となってましたので、貴重感もひとしおです(直後にLD-BOXが出て買いましたけど)。
さすがに古いドラマ、それも子供向けドラマの役名を書いてもらうのは失礼だと若者(ばかものと読む)心にも思ったので、「川津さんのサインください」とだけお願いしたんですけど、友人のお母さんが私がワイルドのファンだと言ってくれたらしく、わざわざ「ワイルド7 草波」と書いてくださいました。
陶芸で絵も描かれる方ですが、達筆ですよね~。
一時期心臓病で余命三ヶ月と宣告されるも奇跡の生還を果たし、現在81歳、お元気でなによりです。

公式ブログ 川津祐介の神住まう家




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▲毎度お馴染み合成写真から。屋外で空バックに撮影したんだけどね、うちのベランダから撮影すると、どこ向いても電線とか入ってしまうんだよね。最初は電線だけレタッチで消そうかと思ったんだけど、いっそ空ごと合成したほうが楽だったので、結局背景だけ抜いて、空の画像と合成してみた。かっけ~ぜ!スパイディ(スパイダーマンの愛称)


メビウスモデルから発売されている、1/8スケールのスパイダーマンです。

ずいぶん前から手をつけていて、ちょくちょく磨いてはいたんですが、ようやく完成しました。


発売時期は比較的新しいのですが、映画の模型化ではなく、コミック、それも昔のコミックを模型化したものです。
というか、スパイダーマン自身はほとんどスタイルが変化してないので、いつのコミックでも同じようなもんですが、同時に発売されている「グリーン・ゴブリン」が昔の三角帽子かぶった悪魔みたいなアレなデザインですんで、それと同じ時代のコミックがベースということになります。

キットに「スパイダーセンス」という名前がついているように、これはスパイダーセンスのキットです。
スパイダーセンスは、映画では、はっきりと登場しませんが、スパイダーマンが蜘蛛の能力で危機を察知する超能力のようなものです。
映画でも出てきたように、基本、スパイダーマンが待機?してるときはこのポーズなので、一種のスパイダーマンのキメポーズですね。

アチラには、ビルの屋上によくある彫像の台座が付属してます。

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▲キットのメーカー作例はこんなん。ポーズがキマってる。シンプルでいい感じ。

余談ですが、この台座はグリーン・ゴブリンと共通で、右向き、左向きどちらにでも組めるようになっており、双方を左右に向けて組み合わせて配置できるようになっています。

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▲組み合わせるとこうなる。なんつーか、ゴブリン、まさに「小鬼」だよねコレ。妖精さんかと思っちゃうよ、サム・ライミ版の映画のイメージがあると、笑っちゃうギャップだね。


メビウスさんはこういうの好きですね、クラシックテレビシリーズのバットマンのキットでも、各キャラクターの台座が組み合わさるようになっています。
バットマンも欲しいんですが、手を出すとキリがなくなりそうなので(バットマン、ロビン、ペンギン、キャットウーマン、リドラーがある)、保留してます。
メビウスさん、好きっつーか、一個買ったら、他も欲しくなるような仕掛けなんだろうね、この商売上手め(笑)


私は、それほどスパイダーマンに思い入れはないです。
アメコミヒーロの中では、それほど好きなキャラではないんですけど、このシリーズは「模型として、なにか面白い」ので買いました。
グリーン・ゴブリンも作りがいがありそうだったので買ってあるから、そのうち作りたいと思います。

以前から「こんな出来のいいフィギュアがごろごろしてる時代に、わざわざ苦労してプラモを組み立てるのは、なんでなんだ」というような話をちょくちょく書いてますが、この
模型として面白い
という理由で買ってしまうというのは、フィギュアには無い、プラモならでわの楽しみなんじゃないかと思います。 

我々の子供の時代は、こういう「大きなフィギュアのプラモ」ってのは、オーロラのキットだけではなく、1/6の兵士のキットとかもあって、結構アコガレの対象だったので、 こういうのを見ると、今でも欲しくなっちゃうんですよね。

すごくシンプルなんだけど、情景模型として、すごくうまくまとまってると思います。

こういう素晴らしいセンスは、国産の模型には無いセンスのなので、作るのがすごく苦労するのが分かっていても、ついつい毎度毎度海外製キットを買ってしまう要因になってます。


さて、キットの内容は、すんごいシンプルです。
胴体、腕、手、脚それぞれ二分割+顔で、パーツはそれだけです(笑)
巨大なビルの彫像のベースが付属しており、はっきり言って、どっちが主役か分からないぐらいの存在感ですな(笑)
このベースをあわせても、パーツ数21個です。

海外キットなので、結構なお値段がしますから、箱をあけた瞬間、ちょっと絶望的な感じになりますよ、でっかいパーツがゴロゴロ入ってるだけ、これでン千円かよ! と(笑)


さて、キットの出来ですが、プロポーションやポーズのキマり具合は実に素晴らしい!
なかなか、かっけーです!!
ですが、おそらく原型を分割して型どりしていて、パーツの分割部分がかなりぞんざいです。
一応、黒いラインに沿って分割されてるという気遣いは見られますが、なんていうのかな
刃の分厚いノコで切って、ノコの厚み分、修正せずに、そのまんまパーツにした
みたいなカンジです(笑)

パーツ間のスキマがあきまくるので、結局、一度全部スキマを埋めてしまい、後からラインを掘り直すハメになります。
編目の黒いラインの溝も結構ガタガタですよ、キャストキットでいまいちミゾ彫りがシリコン型に気泡入っててうまく抜けてないような状態を想像してもらうと正解です。
表面も処理がいいかげんでデコボコしてるところが多いので、ま、ほぼ、キャストキットを作っているような感覚で、全面に磨きを入れないといけません。

ベースがね、またでっかいんで、スキマ埋めるだけで大変なんですよ。

冒頭で「ちょくちょく磨いていた」と書いたのは、そういうわけで、スキマを埋めて、表面処理を綺麗にするだけで結構な時間がかかったんですね、ほとんどの作業時間は、そこに費やされてます。

毎度書いてますが、バンダイのSWキットを作ったりしていると、こういう海外のキットが作ってる途中で嫌んなっちゃいますね(笑)
前回のタイインターセプターで「苦労するキットばっかり作ってるとストレス溜まるので、たまに楽なキット作りたくなる」みたいなことを書きましたが、実はその要因のひとつになってたのがコレでした(笑)


あと、スパイダーマンのコスチューム、継ぎ目がないものですから、塗装後にパーツを接着するわけにいきません。
先にパーツを全部貼り合わせてから、スキマを消すことになります。

つまり、モデラーなら一目でおわかりのように、ポーズはいいんですが
めっちゃマスキングしにくい塗装しにくいポーズ!!!
なんですよねコレ(笑)
 

塗装は、本来は昔のコミックなので明るくケバいのが正解でしょうが、最近のサム・ライミ版の映画や「アメージング・シリーズ」の暗めのイメージで、割と渋めにしてみました。
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」や単独映画の「ホームカミング」では、結構、明るめの色に戻ってますけどね。
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▲すんごいマスキングしにくいポーズ(笑) まずシャドウ吹きをしてから、赤と青を吹いた。

でもさ、これ、昔のスパイダーマンだから網目模様が溝なんだけどさ(ライミ版映画などでは凸)、結構豪快にミゾ入ってるけど、溝が0.3mmの深さだとしても、1/8だったら、実物だと2.4センチじゃん(笑)
2.4センチの溝があるコスチュームって、ものすごい分厚いよね、ってかもう肌にミゾ掘ってあるよね(笑)

 
本体以上に存在感のあるベースは、せっかくなので気合いを入れてみました。 
塗装には、実験的にアサヒペンのストーン調スプレーというヤツを使ってみました。
この塗料は、要するに塗料の中に砂のような粒子が入っているのですね。
吹くと表面がザラザラになり、石のような感じになります、まあ本来、こういう彫像は石の削り出しですから、ザラザラなわけないんですがイメージです。

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▲アサヒペンのストーン調スプレーをネットで見かけたので、試しに購入してみた。ただ吹いただけだとこの状態。表面がザラついたカンジになる。

塗料そのままでは、単色ですんごいのっぺりしてますので、めいっぱい、ブラウンで ウォッシングを施してやり、汚れを描き加え、ドライブラシで仕上げ、メリハリをつけてやりました。
割といい感じに仕上がったと思います。
あ、そうそう、ベースの黒い部分は黒サフェーサーそのまんまです。

ぶっちゃけ
本体より、ベース塗ってるほうが楽しかったです(笑)

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▲ウォッシングしてメリハリをつけ、ドライブラシで凹凸を浮きたたせて、雨汚れを描き加えてやった。


まあグリーンゴブリンも同じベースなので、この作業をもう一度やると思うと、さすがに嫌になってきますけども。
2つ並べるとなると、同じように仕上げないと、統一が取れないよね。
あとで、「ベースだけ2つ同時に作っておけばよかった」と後悔しました(笑)


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▲本当は、以前作った「キャプテン・アメリカ」と共通カラーにしようかと思ったんだけど、キャプテン・アメリカのときに作った塗料が少ししか残ってなかったので断念。

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▲びーるの~、たにまのくらや~みに~♪ どうしてもこの歌が脳裏に浮かんでとまらなくなる人はジジイです(笑)





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▲まずはいつもの「やっつけ合成画像」からどうぞ(笑)


ちゃらちゃっちゃっちゃ~♪


(キューピー3分間クッキングの音楽を脳裏に浮かべてください)

はい、今週もやってきました、お気楽3分間、もとい、三日間モデリングのコーナーですw

今週は、バンダイから発売されている「スターウォーズ」シリーズの「タイインターセプター」を、ちゃちゃっ、とやっつけ仕上げしたいと思います。


というわけで、このところ、AMTのスキマだらけでデカール割れまくるキットとか、MPCのムーンベースとか、他にも作りかけの海外キットを何個も平行していじっていて
素組みするだけでも一苦労!
というキットばかりをいじり続けた結果、脳みそが

ちっとは楽な模型作りてぇよこんちくしょう!!

みたいなカンジになってしまったので、息抜きでタイインターセプターを3日モデリングで作ってみました。 

ま、暇なときに作ってるから3日かかりましたけど、みっちり作れば1日だと思います。

確かタイファイターを作ったときに「ベイダー専用機はいつ出来るのでしょうか」と書いた気がしますが、なぜかベイダー専用機をほっぽらかして、インターセプターに浮気ですw
いやまあ、ベイダーも作ってんですけどね、ちょっと面倒なところがあって、ちまちま進めてます、何が面倒かはいずれ分かります。


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▲毎度お馴染みやっつけモデリング。タイシリーズは基本がほぼグレー一色なので、素組みして汚しを入れるだけで、かなりそれっぽくなるのがありがたい。上のハッチは・・・説明書見ないでうろ覚えで塗ったら、塗り分けが間違ってました(笑)

さて、いつもの談話ですw

私は、中学生のときに劇場で「スターウォーズ」を見ました。
以前から私のブログを見ている人はご存じのとおり、私は、実はあまり「スターウォーズ」には感激しなかった人間で、当時「なんかビンボウ臭いな」という感想だったのですが、メカだけは割と好きでした。
でも、そのときも、タイファイターは格好悪いなぁ、という感想を持っていて、当時MPCから出ていたプラモデルも買わなかったんですよね(この前、当時のMPCのX-WINGを掲載しましたので、アレを見ればタイファイターも出来が想像つくと思います、つるんつるんですw)。

高校生になって3作目にタイインターセプターが出てきたときは、はじめて「ああ、これはかっけーな」と思いましたね。
というわけで、タイファイターシリーズでは、一番好きな機体、というか、これだけが好きです。
もっとも、この機体、単なるバリエーション以上のものではなく、さしてこれといった特徴もなく、映画ではほとんど目立って活躍してませんので、ザコキャラ以外の何物でもないですけどね。

まあ、我々の世代としましては、タイファイターのベーダー専用機はMPCから大きなキットが出てましたけど、タイインターセプターは出来の悪いスナップキットしか出てなかったんで、そういう意味で
待望のキット化
ではあります。

この調子で早くB-WINGをキット化してくれんかなぁw

できれば巨大キットで<無理(笑)

何度か書いてますが、私はB-WINGが一番好きな機体なので。

ところで、書いてる最中に初めて気づいたんですけど、バンダイさん、ここまでキット化しているのにタイ・ボマーをキット化してないよな、よく考えたら。



バンダイの「タイ」シリーズは、コクピット周りが各機体共通のランナーのようで余るパーツとかがあるんですが、どうも組んでみた感想では、タイファイターよりも微妙に合わせ目あたりのエッジなんかがシャープになってる気がしました、組む前に比較したわけじゃないんで、あくまでも感じただけなんですが、気のせいかなぁ?
たぶんコンピューターのデータは同じなんだろうけど、金型はそれぞれに作られてるんじゃないかと思うので、そのへんで違いが出ているのかも??


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▲いかにも戦闘機っぽいフォルムが格好いい。

基本、プロップも共通モールドから複製されてるんだと思いますが、インターセプターが出るのは3作目ですので、低予算の1作目と、金のかかってる3作目では、おそらく造形も新規にいじられた部分が多く、ビミョウに変わっているでしょうし、そのへんの変化もちゃんと取り入れられてるようです。

映画の劇中を見ても感じますが、1作目よりも、3作目のタイファイターは色がブルーがかっているように見え、明らかに塗装が違うように見えます。
最も、映画3作目は、当時の水準としては限界までフィルムを重ねている(合成を多重に繰り返している)ので、どこまでがフィルムの質感や合成による変化なのかは分からないんですが、調べた限りでは、プロップもブルーっぽい塗装のように見えますね。
実際、プロップを参考にしている最近のMPCの塗装済みキットは、すんごい青みがかってますね。

なので、少し、成形色とは違うイメージなんですが、塗装するとお気軽モデリングコンセプトに反しますので、そのまま素組みします。

さて、肝心のプラモですが、なんせ組めばそのまま完璧な形になるバンダイさん、お気軽モデリングで、そのままパカパカと組みます。
一応、ボディは前後で合わせ目が出ますので、そこだけヤスリがけして、つるつるにしてやります。
なんかホームセンターで磨き仕上げ用のビニール板みたいなものを見つけたので、それを使ってみました。

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▲この機体は、こーいうアングルが似合う気がする。他のタイはボディにレーザーがついているが、こいつは、太陽光パネル?の先端にレーザー砲がついている。

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▲ちなみに、この先端についているレーザー砲は、タミヤのキットを作ったことがある人ならお馴染みの見慣れたパーツそのまんまである(笑) まあタイは本体にシャーマンのサスペンションとかタミヤのパーツの塊ですしw

あと、一部の濃いグレーのパーツなどだけ、筆塗りで塗装してあります。
なーんも考えずにコクピットの窓フレームのとこを塗装して、あとでよく見たら、インターセプターは黒い窓枠だったんですね、別にパーツが付属していて、塗装したのは不要部品でした(笑)

 以前にタイファイターを作っているので、並べたときに違和感がないように統一する意味で、同じ作り方をしました。
基本的にラッカー塗料の黒でスミ入れし、パステルやウエザリングパウダーで汚しを入れていく、最後にクリアスプレーでコートする、というやり方です。
タイファイターのとき、単色すぎてメリハリに欠けたので、 ブラウンでも汚しを入れてみました。

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▲タイファイターと違い、コクピットのフレームが黒い。メインレーザー砲が翼?側になっているため、ボディについている砲の部分も形も違う。

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 ▲今回のキットで良かったのが、台座に、このように背後から支持できるパーツが付属するようになったこと。むろん従来のように機体下に差し込むこともできる。しかし、これを見た後だと、他のキットもこうして欲しいと思ってしまう。

相変わらず、組みやすくて簡単なキットですね。
もっとも、あまりに完成度が高すぎて、誰が作っても同じようになってしまう、という意味では 
あんまり面白く無いプラモデルである
ということは言えると思います。 贅沢な言い分ですが。


 

最近、模型に復帰したとはいえ、あんまり暇もないので模型情報を見ている余裕もなく、雑誌も買ってないので、情報にうといんですけど、そのせいか、たまーに情報を見ると

えー! こんなものが! ほ、欲しい!!

っていうのが、結構まとめて同時期に出ていたりして困りますな。

何が困るって、
プラモ高いんだよこんちくしょう(笑)

最近は、マックスファクトリーから、とうとう「パシフィック・リム」のプラモが出てしまいましたね。
レビューを読む限り、内部構造的なところが、あまり評判が良くないのと、国産でスケールが小さい割に7千円以上するので、ちょっと買うのを躊躇してます。

その躊躇の理由が、他にも物入りだから、ですが、なんとまぁ、とうとう
メビウスモデルから、ビッグスケールのプロテウス号が出た!!!
からです。
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えっと知らない人にはアレです、映画「ミクロの決死圏」に登場する潜水艇です。

いやもう、私、映画自体は普通に好きなぐらいで特に熱狂的なファンではないんですが、このプロテウス号はメチャクチャ好きで。
30年ぐらい、プロテウスの模型はどこかから出ないかなぁ、出てないなら、デキのいいトイでもいいや、などと、ずーっと待ち望んでいたんで、待望のキット化
・・・なんすが、よりにもよってメビウス、よりにもよって1/32

・・・・でけえよ!!!

プロテウスのサイズからしたら、全長40センチオーバーのキットですよ。

もちろん、お値段も凄いですよ、最低でも1万3千円以上はします、貧乏人にはえらい出費です。

いやね、海外のキット、最近こういうの多いんですけどね、スタジオプロップスケール的なヤツ。
それは嬉しいのは分かるんですけども、あくまでもアメリカさんの家庭事情向けですからね、日本の家屋にあってないですからね。

1メートルぐらいあるシービュー号とか、90センチぐらいあるエンターブライズ A型とか、70センチぐらいあるNX-01 エンタープライズとか、40センチぐらいあるフライングサブとか、また40センチぐらいあるマーティアンズ・ウォーマシンとか、50センチぐらいあるイーグルトランスポーターとか、キット状態で持ってますけど
こんなもん全部作ったら完璧に置くとこねえやん!!!

と、アメちゃん特有の家庭事情を憎んでいたら
日本のほうが、もっと、とち狂ってた!!(笑)

フジミから、ようやくウルトラホーク2号のプラモが発売になりました!
リアルタイプのプラモは初(バンダイのミニサイズを除く)の快挙ですよ、やたー!

スケールが1/72・・・・

ん? (つд⊂)ゴシゴシ

見間違い??

1/72・・・

Σ(゜Д゜;エーッ!

1/72って・・・90センチオーバーじゃん!!

いや、百歩譲って、これがホーク1号なら、まだ分かりますよ。

なんで2号がこんなでかい!!

それほど人気ないだろう?

2号にこんなビッグスケールが必要か???
BlogPaint

私はあんまり特撮メカを熱狂的に好きなほうではないんですが、「成田亨氏のデザインしたもの」だけは
芸術品で彫刻として素晴らしいので別格
だと敬愛しているんで、2号も欲しいですけど、正直
こんなでかいのは要りません、サイズ半分でいいです(T.T)

まあ、買っちゃうんだけども。

このチョイスは全然意図が分かりません。

しかも形状がシンプルだから、でっかいパーツがごろごろ入っているだけ。
これで最低実売価格8千円台・・・たけえ・・・

せめて、このスケールだったら「コクピット完全再現」とかすべきでしょう、モナカキットはひどすぎます。
展示ベースすら付属してないんですよ、ひどいでしょ。


これまで、こーいうプロップサイズの模型とは無縁だったメーカーでしょう、いったいどうしちゃったんすか、フジミさん!
ご乱心ですか
悪い意味でアオシマ化してきたんですか!!!

いったい、こんなばかでっかくて、高くてパーツ数の少ないキット、誰が好き好んで買うんだよ
・・・ああ、俺か

世の中には、私みたいなアホなやつがたくさんいるってことかw


プロップ的な意味合なら、確かラージプロップが1.2メートルぐらいだったと記憶してますので、そのサイズにしないと意味がないし、もうこれは単に
ずっと前に発売されているホーク3号が1/72だから
という理由以外は思い当たらないんですけど、別にそれって設定上のスケールだし、あわせる必要あるのかね?

ハセガワのホーク1号(※1)スケールでいいです(笑)

劇中では、スケールの違うプロップが仲良く並んで飛んでたりしたし、スケール感バラバラなんだから、無理にあわせる必要ないだろう、と思うんだけど。

せめてこのスケールなら、着陸ギミック(※2)ぐらい再現できるようにしてくれてもいいと思うんだけど、それもナシみたい。
どっかのトイには、ギミックついてたのにな
(追記:実物のキットを見てみたところ、着陸ギミックの選択は一切書かれてませんが、その部分でパーツが分割されており、支柱部分のほぞ穴も円柱形になってることから、キットのままで暗に着陸スタイルにできる配慮があるようです)

あっ、コレまさかアレかね、もしかして、今後、1/72のホーク1号、出すつもりかね????
(追記:さっきHP確認したら、ホーク1号も企画開発中って書いてありました)

てなわけで、2個買うだけで2万円以上・・・・えらいこってす。
今年は車検で金かかるのになぁ。

これ以上、高くて欲しいキットが出ないことを祈ります(笑)


(※1)余談だが、ハセガワがホーク1号を出したときは、「オリジナルスジボリ」が賛否両論だったけれど、最近、HDリマスターになって、ようやくアレの意味が理解されるようになったかと思う。ホーク1号の大型プロップには、実はパネルラインが入っているのだ。だが、鉛筆で書かれていて薄くて細いので昔の画質の悪い放送ではよく見えず、つるつるに見えた(合体シーンとかのアップではかろうじて見えました)。ハセガワのスジボリは、基本はそのプロップのラインに準じていて、実は勝手なオリジナルではないのである。

(※2)結局劇中では一度も使われていないが、2号のエンジンは黒いストライプのある中央部で2つに折れ、90度回って着陸脚になる初期設定があった。一部のプロップにもその機能がついている。通常、特撮番組のプロップで、この種の「作ったけど使わなかったギミック」は途中で潰されたり溶接されたりすることが多いが(ホーク1号の分離合体機能も途中で溶接されたらしい)、ホーク2号は最後まで残っていたようである。最近のHDリマスターだと一目瞭然だが、最終話「史上最大の侵略(前編)」の冒頭でダンが乗るホーク2号のエンジンは中央部でかなりズレていて、いびつな角度になっている上に可動部の棒も見える。
あと、余談なんだけど、リマスターで気づいたのは「ホーク1号の格納庫に材木が見える」こと(笑)

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