銀河ぐらますガイド 造型分室

元プロモデラー・もこもこフジタの、やっつけ模型ブログ

さてさて、第二弾です。

前回書きましたけど、私はそんなにまめなタチじゃないんで、いちいちブログのために緻密に写真を撮る、なんてことはしませんが、毎回模型を作るときは、一応、最低限の写真は撮ってるんです。
でも、製作期間が長いと、いつの間にか、写真が消えてたりするんですよね、全く消した覚えてないのに、いつも残ってないんです、不思議だなぁ、と思います(笑)
たぶん、整理ミスで、どっかのフォルダに間違って紛れてるんじゃないかと思うんですがw

前回、スチレンボードでベースを継ぎ足した、と書きましたが、スタイロフォームですねw 間違えたw
何度かポリパテを塗って、それらしくしていきます。
とにかく、既存のベースを延長するわけですから、既存のベースとの違和感を無くすように、それっぽく盛っていくのがポイントです。
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▲色々とリューターで削りを入れたり、馴染ませていった感じが、こんなです。

ウォーマシンのレーザーですが、困ったことに透明パーツ2パーツで構成されていて、接合部がモロに分かってしまうんですが、消しようがない。
これがまた軟質樹脂みたいな透明パーツなので、なかなか削りも大変なんです。
思案したあげく、透明のGボンドで接着することにしました。
最終的な完成品を見れば、案外うまくいっていると思えるんじゃないかと。

で、戦車の着弾部を光らせることにして、シャーマンの砲塔に穴をあけ、LEDを仕込みました。
むろん、LEDの頭ぶん、レーザーパーツの裏側にもリューターで穴をあけます。
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▲こんな感じでLEDを砲塔に仕込みます。コードはボディに穴をあけて通し、ベースにも穴をあけて裏側に逃がします。

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▲組み立てるとこんな感じです。どうです、ディテールが良い感じでしょう? 前の写真を見て貰えば、指との対比で小ささが分かると思いますので(ちなみに私は小柄なので指も人一倍小さいです)、その割にディテールの良さが分かるかと。

ああ、そうそう、前回書いたように、このキット、結構「ぞんざい」なキットに見えるんですけど、たとえばそのレーザーのパーツ、エッジがなくてすごいダルンダルンっぽく見えて、いかにも「いいかげん」に見えるんですけど、実際に仮組みしてみると、シャーマンの砲塔に形状がピッタリ合うんですよ!
ほぞとかピンとか何もなくて、レーザーの裏側は波打ったみたいに凹みが幾通りも入ってますので、どこをどう組み合わせていいのか分からないんですけど、いざ組んでみると「この部分以外、はまりようが無い。ああココか」っていう風に、ちゃーんと砲塔とレーザーのパーツがぴしっと合うんですね。
そのへん見ると、案外きっちり設計されているのが分かるんですよ。


さて、ウォーマシンの方は、あまり電飾に凝っても仕方ないので、一機あたり、中央に2個のLEDを仕込みました。
翼?というか、端の翼端?のほうは、肉厚がなさすぎて、チップLEDでもない限り仕込めないのですが、手元に無かったし、あえて買うほどもでもないし。
単純に機体内の光の漏れを使うだけでは、LEDの場所が翼端に遠すぎてほとんど光が見えません。
そこで、LEDの側面から透明エンビ版を翼端まで仕込みました。
こうすると、エンビ版を伝わって、端に光が伝達されます。
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▲中央部にステーの棒を差し込む穴があるので、そこからコードを出し、左右に二個、LEDを配置。在庫のあった端切れのエンビ板を使い、光を伝達する役割をさせます。

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▲ボディを組んで、光らせるとこんな感じ。左側の光が翼端です。うまく光が伝達していることが分かります。

電飾の苦労さえ済めば、元々パーツ数の少ないキットですから、あとは組むだけです。
あー、あと、大きな平面パーツなのでヒケが目立つところがありますので、そのへんの修正も必要です。

塗装ですが、ウォーマシンは金色なので、黒サフェーサーで塗ってやり、磨きたおします。

ウォーマシンの表面色は、結局、いくつか金色の塗料を試してみて、アサヒペンのプラ用スプレーの金で塗装しましたが、塗装後、タミヤのコンパウンドで軽く磨いてます(コンパウンドをかけたほうが金粉が落ちて、ツヤが落ちるんです)。
その上から、クリアーを吹いてます。

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▲黒サフで表面処理をしたあと、金色で塗装。最終仕上げにクリアーでコートします。

映画のウォーマシンはそれほどキンキラキンではありませんので、コンパウンド処理をしています。
プロップにあまり反射がないのは、おそらく、ミニチュアの撮影時にカメラなど周囲の物が映り込むと、当時の技術では消す術がありませんので、それを防ぐ狙いがあったと思われます。

なお、ウォーマシンは「ブラス的な色?」のイメージが強くて、そのイメージばかりが一人歩きして、「極端すぎるほどブラス色をしている」ものがよく見られます(前回載せたリリース写真もそうです)。
これはあくまで個人的な意見なんですが、私は、あれは撮影された映像の場面設定における照明の具合や(ほぼ夜)、炎や土などの反射やフィルムの質感などでそう見えるだけで、実際は、金に近い色だったと思っています。
プロップは現存しますが、その写真を見ても、やはりそう思えます。

まあこの作例はちょっと金色すぎるとは思いますけどね、趣味の世界だから、そんなにこだわらないでいいんですよね、本人が納得さえしてればw

というわけで、まだ続きますw



ペガサスホビーから発売されている、「 War of the Worlds」の簡易ジオラマキットです。

日本では「宇宙戦争」の邦題で有名ですね。

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▲まずはどんなキットかという顔見せを。これはメーカーのリリース画像?で、私が作ったものではありません。このような簡易ディオラマになってます。レーザーは透明パーツです。



原作は言わずと知れた古典SFの大家、H・G・ウエルズの小説。
メジャー作品、B級作品あわせて何度も映画化されており、近年ではスピルバーグ監督のリメイクで有名ですが、このキットは、むろんSF映画史に金字塔として残る、1956年版映画のキットです。
監督は名匠ジョージ・パルです。

いやさぁ、よく考えて見ると、60年前の映画だからねぇ、「おぎゃあ」って生まれた赤ん坊が、「最近腰が痛くてなぁ」とか言ってる年齢になる時間だからね、それなのに、今見てもステキって凄いことだよね。

ちなみに、「宇宙戦争」をリメイクすると聞けば、誰もが「あのガチの軍隊との戦闘シーンと破壊シーンが現代のCGで大規模に蘇る」ことを期待するのに、そこを見事にスルーしてくれたリメイク版は、どうしようもないほどガッカリでしたね。
その少し前に作られたイギリス(だったかな?)製のB級映画のほうが、まだ面白かったです。

一方、原点の「 War of the Worlds」は、卓越したSFXにより徹底した戦闘、破壊シーンを描き、そのセンス・オブ・ワンダー溢れるデザインセンスと相まって、古典侵略SF映画の大名作となりました。
宇宙人侵略SF映画の本格的大人化は、ここから始まったと言っても過言ではありません。

円谷英二の特撮にも、この映画の影響をモロに受けたと思われる表現が散見されます。
隕石を見守るあたりのくだりは、まんま「三大怪獣 地球最大の決戦」のキングギドラの隕石シーンに流用されていますし、ギドラの光線攻撃も、おそらくコレにインスパイアされたものだと思います。
私も、子供の頃にテレビ放映を見て以来、大ファンになった映画です。
ここに登場する火星人の侵略兵器、マーシャンズ・ウォーマシン(もしくはトライポッド)はSFメカのベストワンと言っても過言ではないほど定番中の定番で、やはり私の大好きなメカでもあります。

SFファンなら周知のことですが、元々、原作のウォーマシンは三本脚で歩くのですが、当時の技術でリアルに表現するのが不可能だったので、映画では浮くスタイルに変更された経緯があります(技術面よりバジェット面の問題と言われますが、時代を考えるともし実現していたらモデルアニメーションだったでしょうし、それだとこれほど不朽の名作になったかは疑問です)。
その苦肉の策の結果が、あの独特の浮遊感を持つ異様さを作り上げたのですから、怪我の功名とはこのことです。
ウォーマシンの下部に3つの円盤状の光点があるのは、脚の基部のなごりなんですね。
「技術上などの都合で苦肉の策で改変したら、結果オーライで凄く良いものが生まれた」ということは、昔の映画ではよくあったことで、これが映画の面白さのひとつだと思うんですが、ほとんどなんでもCGで出来る今の時代には、なんでも予定調和になってしまい、こういうことが無くなったのが映画を面白くなくしているひとつの要因と思います。

ちなみに不朽の名作デイザインであるウォーマシンをデザインしたのは、日系人のアール・ノザキさんです。
同じくパル監督の「地球最後の日」でもシンプルながら素晴らしいフォルムを持つロケットをデザインしていた方ですね。

あと、テレビドラマで後日談を描いた同名の作品がありまして(邦題は『エイリアン・ウォーズ』)、まあ内容はかなりグダグダですぐ終わってしまいましたが、「保管されていたウォーマシンが動き出す」という設定で、あえてあの時代(80年代)に、そのままの音と形、エフェクトもいっしょ!なままで登場させたのは当時感動したものです(ビデオ合成でショボいんですけどね)。

▲ドラマのそのシーンはコレです。ショボいっしょ(笑) でもあのウォーマシンが80年代に登場する、っていうだけで、当時は感動したものです。

ちなみに、宇宙戦争は、オーソン・ウェルズのラジオドラマがパニックを引き起こした、という話が有名で、今では鵜呑みにした人がWebにも山のように嘘を書いてますが、あの話は都市伝説で、そういう事実があったという記録はありません(新聞の捏造記事であり、有名教授がそれを著書に書いたために都市伝説化したのが真相です)。


さて、このキットは、ウォーマシンが戦車を攻撃するシーンの簡易ジオラマになっており、シャーマン戦車とウォーマシンが二台づつ付属、光線エフェクトの透明パーツと、あとは簡易ベースのみです。
日本での販売価格が4,5千円する割には、パーツ数は実に少なくてあっさりしておりまして、モールドなんかも、結構ぞんざいでダルいです。
ぶっちゃけ国産キットだったら高くても1200円がいいところでしょう。

まあこのことはペガサスの製品全般に言えることで、価格比でパッケージを開けたときのガッカリ感は否めないですけど、値段の問題はメーカーの問題というより、輸入キット全般に言えることで、早い話が「問屋と代理店がボリすぎ」なんですね。
ただ、同社の「ノーチラス号」のプラモは、恐ろしく緻密で膨大なパーツ数の割に8千円ぐらいで、絶対に買うべき傑作中の傑作キットなので、そのへんのデキのバラつきが、このメーカーの不思議なところではあります。
余談ですが、一部の某ショップなど、自社で海外仕入れをしてきているあのショップなどは、輸入キットの価格は平均市販価格の50~70%ぐらいだったりします。
アレを見ると、いかにボラれてるか、よく分かるんですけど、そっちのショップも知ってる人は知ってるので、入荷するとすぐに売り切れちゃって、結局、市販平均の価格で買うハメになったりするんですよね。

これとは別に、ウォーマシンのみの巨大キットも出てますが、そっちも5千円ぐらいはする割に、パーツ数は十数個ぐらいで、はっきり言って価格と内容が釣り合わないんでかなり購入に勇気が要るキットなんで、私も最近まで買ってませんでした、この前やっと買いました。

ただ、価格を考えなければ、この会社のキットは、どれも、組み上げると、雰囲気がいい感じに仕上がるという、欧米キットの良いところを体現しているようなキットだと思います。
せっかくジオラマ風味のキットにしても、パーツ数を省略しすぎ、みたいな不満もあるんですけどね、せっかくベースついてんだから、もうちょっと情景パーツも分割して凝ってくれよ、みたいな。
モールドも「全般にダルい」んですが「スケールの割には凹凸が深い」ので、凹凸を生かす塗装をすると、ぐっとメリハリがついて、パーツ段階では考えられなかったほど、見栄えが良くなります。

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▲毎度のことなんですけど、製作期間が長いと、製作過程を一度撮影しているはずなんですけど、間違って消去したりしちゃって、残ってないことが多々あります。今回のもそのパターンだったので、ネットで拾った画像を載せてみます。ウォーマシン二機と戦車二両、一体成形の丸いベース、レーザーエフェクトのセットだけです。実にシンプルなパーツ構成で、数えてないけどパーツ数は30点無いと思います。

まー、色々価格面やら構成面で不満はありますが
こんなシロモノを出してくれたことだけでも、感謝はしなきゃなりますまい。


なお、ウォーマシンのレーザー?発射口の形状などが実際と違うと感じる人もいると思いますが、それは撮影時のミニチュアによって大きく形が異なるものがあるためです。
主に使われているのは、こっちの形状のタイプだと思います(形状が異なるタイプは、家に来るシーンなどで使われてます)。

このキット、どう手を入れようか悩んだのです。
シンプルなウォーマシンは凝りようがないですけど、戦車も転輪とキャタピラが全部一体成形でオモチャっぽいんですよね。
そんなキットですから、手を入れようがない、というか、もし手を入れたらキリがないんですよね。
戦車なんか直すぐらいなら、Nゲージスケールのディテールのいいのを買ってきたほうが早いですし、それじゃキットの意味ないし、ということになるわけで、結局、戦車のモールドは部分的にかなり掘り直したぐらいです。

で、電飾を考えました。
レーザーの着弾?点のシャーマン戦車にLEDを埋め込むのと、ウォーマシン本体に入れるのはそう難しくないんですが、問題はレーザーの発射口です。
一度は、レーザー発射してない方は、レーザー発射口の首?のところに溝を掘って光ファイバーを入れて埋め、本体から発射口まで伸ばそうか、なんて無茶なことも考えましたが、あまりに面倒でパス。
レーザーを発射してるほうも、レーザーのパーツに穴をあけて、着弾点のLEDから発射口まで穴を伸ばしてそこに光ファイバーを埋め込んで、発射口のところで潰して光が拡散するようにして光らせる、なんて無茶なことを考えてみましたが、10センチぐらいの細い長い穴を開ける術がなくパス。

結局、別に大きいウォーマシンのキットを持ってますので、電飾に凝るのはそっちに任せて、こっちは出来るところだけ電飾し、他をいじることにしました。
冒頭の写真を見れば分かるように、元のキットのベースは、本当に最低限、戦車とウォーマシンが乗るだけのサイズの楕円形のベースです。
一体成形の割には実にいいディテールだと思いますが、サイズがキツキツで見た目が淋しいので、このベースを生かしつつ、周囲を拡張してやることにしました。

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▲100円ショップで売られているフォトフレームをベース枠にすることにして、その大きさにあわせて、丸いベースの周りにスチレンボードで四角く追加ベースを作り、ポリパテを塗っていきました。途中写真が紛失したんで、いきなりここまで出来ててすいませんw

てなわけで、ほとんど製作写真がありませんが、今回はここまで(笑)

さて、なんかもう、途中を記録するのが、とっても面倒臭かったので、いきなり途中経過をすっ飛ばして完成です。
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▲なんつーかもう・・・とにかく「やっつけ仕事」の一言ですので、お目汚しですんません。デキはアレですが、案外ユニークで面白いキットだとは思います。

前回も書いたように、このキット、さすがに古すぎて、金型が相当に痛んでいるところがあり、ツラいキットです。
大きな部分は目線が全体に行くので、ある程度のアラはなんとかなるんで、巨人のほうも相当に痛んではいますが、まあ、組み上げればそれなりには見えます。
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▲べったり体に貼り付いたようなヒゲ?とか、あんまりよろしくない形状ですが、胴体のディテールは半世紀経っても、それなりにさすがです。エアブラシで陰影をつけて吹いたあと、スミ入れとドライブラシで仕上げてます。カラー資料によれば実際の着ぐるみの色はもっと明るいのですが、放送自体がモノクロですから、好きな色にしちゃえばいいかと思います。

問題はフィギュアのほうで、小さいから、ちょっとしたアラで大変なことになっています(あと、前回スケールを1/24ぐらいか? と書きましたが、1/35のほうに近い気がします)
服のディテールの潰れはまだしも、最悪なのが
3人ほど、かなり顔面がひしゃげてる
ということです、顔面というか、頭部全体です、耳が片方無かったり、これじゃ○○○な人です。
手なんかも、かなり
ドラえもん状態です

娘さんなんか、頭ツルツルです、もはやコレは髪ではありません
立派なヘルメットです
一部のフィギュアはあんまりひどいので、ちょっとだけ髪の毛を彫り込んでやったりしてます。
あと、服のディテールはかなり潰れてるので、掘り直したり、手足の袖口をはっきりするよう彫り込んだり、手の指を彫り込んだり、結構ディテールを直してはいます。

あ、ちなみに、塗装でエアブラシを使ったのは巨人の胴体の基本色のみです、フィギュアの服はスプレー、あとは全て筆塗りです。
ぶっちゃけて言えば
いちいちエアブラシを掃除したりして別の色を塗っていくような労力を使う気力も起きなかった
ということですねw

元々、このキットにどの程度ディテールがあったのかは今となっては分かりませんが、比較的顔面ディテールが良いものから推測すると、おそらく、他のフィギュアにも、最初は相当に詳細な顔面のディテールが入っていて、目鼻口までハッキリ彫り込まれていたと思われますが、今や、顔面は溶けた蝋人形状態ですw
ただ、潰れ方がいかにも溶けたようななめらかな潰れ方なのと、同じ1枚ランナー上にあったと思われるフィギュアで、ディテールのバラつきが激しすぎるので、もしかすると、金型が痛んでいるのではなくて、たまたま、私が買ったキットの湯流れ(金型にプラスチックを流すこと)に不具合があって、ちゃんと流れていなかっただけなのかもしれません。

とにかく、さすがに思い入れがない作品なので、これを修復する根性はなく、適当に塗りで誤魔化そう、と思ったんですが、なんせ思い入れがないもんで、塗ってるうちに
もう適当でいいか、それより力尽きる前にとっと完成させよう
と、すんごい適当になりましたw

まあ、この、フィギュアのディテール潰れは前回も「愚痴?」りましたので、話がダブってますが、サーフェーサー吹きまでは、「塗装でなんとかなるかなぁ」と思ったけど、いざ塗ってみたら、思ったよりも辛かったので、あらためて言いたくなったわけですよ(笑)

これを作ってみて、タミヤのキットのように
目などのディテールがきっちりしていると、いかに塗装のガイドになってありがたいか
ということを痛感しました。
のっぺらぼうの顔に目玉描いたり眉毛描いたりするのは、絵を描くのと変わりませんもん、難しいです。
さすがにアップにするのは辛かったので、適当な距離をおいて写真を撮ってますw
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▲おそらくこっちがドナルド・ウエストさん。銃で応戦です。服のディテールは掘り直しです。肩の赤ラインは、元々入ってはいるのですが、ディテールが潰れているのが大半なので、全フィギュア、伸ばしランナーを巻いて作り直して表現しました。本当は袖にも赤ラインが入っているのですが、細すぎるのでオミットしました。ところで、ずっと昔から思ってたんですけど、若いお嬢さんと奥さんいるところに、一人だけ部外者の若い男乗せちゃ、色々間違いが起きると思うんだけどねw

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▲お父さんのジョンは銃で応戦、息子のウィリアムはさすがに銃を持つには若すぎるので、石で応戦です。
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▲奥さんモーリーの手をひいて逃げる次女のペニー。あれっ、これ書くまで全く疑問に思ってなかったんだけど、これ、奥さんだとばかり思っていたけど、もしかすると長女のジュディのほうかも? どっちにしても、一人足りないよなぁ。大人が子供の手をひいて逃げる方が自然だと思ったんですけど、どう配置しても、そうなりませんでした。岩場に「LOST IN SPACE」のタイトルが掘られてるセンスがイカしますね!


あと、巨人を塗装後に、派手に机から落っことしてしまい合わせ目にクラックが入っちゃいました(T.T)
ま、相当近くで見ないと分からないでしょう。
それと、落ちた衝撃で爪が折れてどっか行ってしまったので、プラ棒を削って急遽作り足したりと、馬鹿みたいに無駄なことやってますw
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▲ベースの構成は、板状のベースと、岩のたった2パーツです。2パーツの割に、塗装するとそれなりに映えます、このあたりはさすがです。チャリオットつきの豪華バージョンの場合も、なんと岩パーツはそのままで、下に別の岩場を挟み込んで、かさ上げする作りになってます。

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▲すんごい不細工なアレなんですけど、実際の着ぐるみがこんなんです。バランスがちょっとアニメチックですが、顔はよく似てます。ただ、何度も言いますが、この体に貼り付いたみたいなヒゲはなんとかならなかったのか、と思いますね。もっと、着ぐるみはもさもさです。

フィギュアの配置については、特に固定穴などはないので、ネットで「AURORA LOST IN SPACE」と検索すると分かりますが、みなさん、思い思いの形に配置してて、自由度があると面白いと思いますね。
まあ、さすがに金型の痛みが激しく、それほどパッとしたキットでもないので
オーロラのファンか生粋のマゾヒストでも無い限り、あえて面倒な苦労を背負い込むキットではないと思います
が、こういう、フィギュアつきのジオラマ風キットって、なかなかお目にかかれませんし、ポーズはかなりアレですが、各キャラクターの動きが個性的でユニークなので、楽しいことは楽しいと思います。

完成品から苦労を察して貰えたら幸いです。

最後にこのキットですごく気になるのは
ドクター・スミスはどこいったんだ?!
なんかいないと淋しいから、オマケでいいから付けて欲しかったな。

いつもきっちり日々の模型の経過を載せているわけではないので、ずいぶん更新に間があいたりしてますが、割とちょくちょく模型はいじっています。
なので、疲れてマンネリ化してくると、息抜きがしたくなり、息抜きに
バンダイのビークルモデル スターデストロイヤー
を、お気楽極楽に作ってみました。

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▲お気楽完成航行!簡易合成してみた。アバウツなアレですまんです。

この「超ミニサイズ」シリーズ、低価格で簡単、スナップキットであっという間にそれらしい模型が出来上がる、という、なかなかナイスなシリーズですね。
マクロスや円谷特撮メカなどもリリースされていますが、その中でも、SWシリーズでは、まだ大きいスターデストロイヤーがプラモで発売されていないこともあり、貴重なキットです。

また、例によって、他のキットはシールもついていますが、正直、X-WINGなんかの複雑なところには、まともに貼れないです。
やはり塗装しないと色が違う箇所も多いですし、ウルトラシリーズなんかは、銀色を塗装しないとしんどかったりします。
その中で、スターデストロイヤーに関しては、プロップそのものが、ほぼグレー一色ですから、塗装しないでも、ぱちぱち組み立てるだけで、
それっぽくなる度合いナンバーワン
ではないかと思います。


さて、ちょっと話を脱線させますが、この種のミニサイズの箱に入ったキット
我々ぐらいの世代であれば、懐かしさもひとしお
ですよね。
昔は、100円以下で、こういう手軽なキットがたくさんありました。
個人的に、とても歓迎しているシリーズです。

プラモしか見てないと気づかないかもしれませんが、うちは娘がいる関係で気づいたのですが、最近、バンダイは女の子のオモチャなんかでも、ランナーにパーツがついていて、切り離して組み立てる、というようなオモチャが結構多いんですよね。
とにかく、「子供にも楽しめる、組み立てる模型」に傾倒してる感が強いです。

ここからは想像なんですけれど、我々の世代は、子供が物を作って楽しむのは当たり前で、それこそ
男の子は全員プラモを作っていた
と言っても過言ではないのですが、今の世代は、模型を作らなくなった。
模型は、我々以前世代の大人のホビーとなっていき、大人にしか売れないから数が売れず、そのぶん価格が高くなり、価格が高いから大人にしか買えない、という悪循環になっているのが現状です。
バンダイは、模型メーカーの中ではダントツでガンプラが売れているとは言え、売上比における購買層の高年齢化は、まぎれもない事実ですし
このまま今の模型ユーザーが歳をとっていけば、次世代の子供はほとんど買わなくなるだろう
ということは、火を見るよりも明らかです。だからこそ
なんとか現状打破しなければいけない
という危機意識に近いものがあるんじゃないでしょうか。
模型がこのまま数が売れなくなっていくばかりでは、将来、商売があがったりであるから、次世代の購買層を育てなくては
ということが、このシリーズというか、最近のバンダイのオモチャの傾向に繋がっていると思います。

理由はどうあれ
子供に気軽に買える模型を出して、物作りの楽しさを広めたい
というのは、素晴らしいことだと思いますし、ぜひとも、このままどんどん続けてほしいシリーズです。
ただ、アイテムのラインナップが、ハンパにマニアックで、「大きなお友達向け」なのか「小さいお子様向け」なのか、どっちつかずなのは気になるところです。
こういうスタンスのキットなら、まず「ワンピース」とか「新しめのウルトラマンシリーズのアイテム」とか出したほうがいいじゃないか、と思うんですけども。


さて、話をキットに戻します。
キットの全長は、組み上げてもわずか11センチちょっとと、実にカワイらしいキットです。
もはや、あちこちで絶賛されているので、あえて触れるまでもありませんが、そのミニサイズの中に
これでもかというぐらい凶悪なディテールが詰め込まれている
のが、実に凄いですね。
正直
こんだけ細かいと、すぐに金型がイカれるんじゃないか
と余計な心配すらしてしまいます。
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▲わずか数センチの中にこのディテール。凄い、を通り越して「すさまじい」と表現したくなる。

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▲裏面だって完璧再現。元々、あまり写らない予定だったためか、プロップでも裏面は表に比べてぞんざいな作りの気がします。ドーム状の部分の穴に台座が刺さります。前部のハッチは開閉式なのかとずっと思ってたら、空きっぱなしだったんですね。ここにレイア姫の乗った宇宙船が収まったと思うと、その巨大さがよく分かりますが、最近公開された公式設定の「実は、7割ぐらいがトルーパーの居住区だった」というのは笑いましたね。要するに、トルーパーちゃんのタワーマンションだったと(笑)

とにかく、キットはランナーから切り離して、ぱちぱちとハメ込んでいけば、早ければ5分、長くても30分程度で出来るキットです。
少ないパーツ数で、実にすさまじいディテールで、プロップを見事に再現しています。
スミ入れだけして、出来ればつや消しスプレーを吹けば、それらしくなるでしょう。

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▲小さいので、どうもピンぼけしがち。後述のように、右のドームが傾いてた、撮影時は全然気づかなかった。

あと、お手軽キットではありますし、「手でちぎってもOK」ぐらいのノリだろうと思いますが、ランナーがディテールにかぶらないよう、サブマリンゲートになっている部分が多いので、そこをきっちりを綺麗に切り落とさないと、案外、はめ込みに干渉して、微妙に隙間が空いたりします。
隙間を気にしなければOKですが、出来れば、カッターなどで綺麗に切り取ったほうがいいです。

最初は、まあ、素組みそのまんまでもいいかな? と思って、私もスミ入れ初めたんですが、どうも成形色が明るすぎて気に入らない。
気になると、止まらなくなるのが悪い癖なんで、結局
サーフェーサーを吹いてやることにしました。
サーフェーサーのグレーを、そのままベース色として利用します。

実は、その前に、黒鉄色のスプレーを吹いて、その上からサフを軽く吹く(こうすると凹エッジに黒鉄色が残る)という手段を試してみたのですが、吹いたのがタミヤのプラサフだったため、厚ぼったくなってしまい、あまりうまくいかなかったので
一度シンナー風呂に入って頂いて、汗と汚れを落として頂き
再び、サフのみで塗装しました。

で、その上から、スミ入れをしますが、今回はサフを厚く吹いたので、試しにエナメル塗料を使って見ましたが、やはりところどころ、プラが劣化しちゃいましたね。
写真だと、まだギリギリ傾いて付いてますが(撮影時に傾いてるとは気づかなかった)いつのまにか、上部のタンク?が2つとも折れてどっかいってました。

その後、軽く明るいグレーでドライブラシし、つや消しスプレーを吹いて仕上げてます。

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▲背面のノズルディテールが気持ちいい。ノズルのみ別パーツ。

ひとつ、それっぽさを言うとすれば、元が「超巨大戦艦」ですので、コントラストがはっきりしすぎる黒によるスミ入れをすると、小さく見えてしまいます。
巨大感を損ねますので、なるべく、本体色より少し暗めのグレーでスミ入れするほうがいいでしょう。

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▲ずずず~~~~ん。ピンぼけすると巨大感がなくなりますな。もうちょっと気合いを入れて撮影すればいいのでしょうが、そんな面倒なことはしたくない、というのが私の限界。
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▲こうやって見ると、実際シンプルなフォルムですな。なんともアバウツな感じです。このシンプルさが好きな人にはたまらんのでしょうか。私は別に好きじゃないですけどね。

結局、お気楽お楽しみモデリングで
ほえ~ん ぱちぱち、でけた~!!
って30分ぐらいで終わるはずだったんですが
作るのに三日くらいかかりましたけどw

全然気楽じゃねえやん!w
X-WINGは塗るところいっぱいあるので、手間かかりそうだしなぁ。

かつてオーロラから発売されていたキットの再販です。
初版は1968年の発売だと思います。
すげえですね、ほとんど50年前のキットですよ。
私が、まだおむつしてる時代ですよ。
今見るとショボい見栄えですけれど、50年前の日本のプラモデルを考えて貰ったら、今でも充分通用するのは凄いことが分かると思います。
スケールはありませんが、フィギュアのサイズからして、おおむね1/24ぐらいでしょうか。
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まあ、オーロラに関しては別枠で書いてますので、オーロラ談話はオミットしますが、時代を考えれば、凄いキットですね。


さて、まずは元ネタから。
日本放送時のタイトルは、言うまでもなく
「宇宙家族ロビンソン」
ですな。
う~ん、緊迫感がゼロの素晴らしいタイトルですねw
そもそも、これ、「ロビンソン・クルーソー(ロビンソン漂流記)」のSF版というコンセプトなんですから、ロビンソンとつけるのはいいですけど、せっかく日本語タイトルにしても、元ネタを彷彿とさせないんじゃ意味ないと思います、「ロビンソン家族宇宙漂流記」とかならなかったんでしょうかw

「LOST IN SPACE」は以前、同名でリメイク版の映画も出来ました。
監督は当時、低予算映画でその才覚を見せつけていたスティーヴン・ホプキンスですが、この映画でから駄目監督となりました、たぶん(笑)
でも映画版は、テレビ版のロボットのパーツがさりげくなく転がっていたりと、オマージュの入れ具合が結構しっかり上手でして、SFXのデキは素晴らしく良いので、そこそこ楽しめると思います。
宇宙船は現代風にアレンジされていますが、離陸時の大気圏突破用の外装がテレビシリーズの形になっており、異常なほどハイテンションなSFXと相まって、感涙ものでした。

ところでこの「LOST IN SPACE」ってタイトル、以前も一度書いたと思うんですが、直訳すると「宇宙で迷子」ですから、日本語で考えたらデパートの迷子呼び出しみたいで、英語は英語で、あんまりなタイトルですよね(笑)

さあ、ぶっちゃけます。
私は子供の頃はいっぱいSFドラマ見てましたが、「宇宙家族ロビンソン」は一度もちゃんと見たことがありません。
断片的には見てますが、正直、しょうもないドラマだと思いました(笑)

以前、シービュー号のキットでも書いたんですが、製作は[タイムトンネル」や「海底科学作戦」などのアーウィン・アレンです
この人が製作した作品は全部
設定やメカニック、特撮には凄くそそる部分がある
にも関わらず
それを全部台無しにする脚本や設定が特徴だと私は思っています(笑)

あと、アレン作品は、最初のほうはシビアで良いんですけど
必ず回を追うごとにグダグダ感が増していくのも特徴ですね(笑)
分かる人には「シークエスト」とか「宇宙空母ギャラクティカ(旧作)」みたいと言えば通じやすいかと。

「宇宙家族ロビンソン」なんか、最初は割とシリアスものだったんですが、最後のほうは、登場人物が、かぶり物したりと、完璧にフジテレビのお笑いバラエティショーみたいになってました(笑)
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▲後半はこんなん真剣にやってますから、役者も大変ですね、昔のフジテレビのバラエティ番組を思い出しますw

なんせこのアレンさんのもとに、当時、ジーン・ロッテンベリーが、後に伝説のシリーズとなるSFドラマ「スタートレック 宇宙大作戦」の企画を持ち込んだところ
「なかなか素晴らしい企画だね。でも、我々はもっと素晴らしい企画を手に入れたんだよ」
と言って断った、という有名な逸話があります。
その「もっと素晴らしい企画」というのが、「宇宙家族ロビンソン」だったのですから、いかに見る目がないか、企画がうまく生かせない人かが、よく分かるエピソードです(笑)

はっきり言って、アーウィン・アレン作品は、私はどれもたいていメカと基本設定は大好きなんですが、ドラマはしょうもないので好きじゃないわけなんですけど、アレン作品が今でも愛好される理由のひとつは
メカニックに対するセンスだけはすごく良い
せいではないと思います。
しかし、アレン作品の中でも、あんまりメカも格好よくない部類が、この「ロビンソン」だと思います(味はありますけれど)。
けど、やっぱり特撮は良いです。

蛇足ですが、近年、Youtubeなどを見ていると、40年も50年も前の映画のロケ地を探し出してきたビデオがあったりと、マニアの熱意には頭が下がりますね。
マニアの動画で、はじめて、ロビンソンのSFXシーンの多くが、スタジオ撮影ではなく、実際の風景にミニチュアを持ち込んで撮影したものだと分かりました。
あのSFXの臨場感はそのおかげなんですね。

さてさて、というわけで、思い入れもなく、このキットも実売では4千円以上したと思ったので、絶対にその値段では買わないレベルの執着なんですけど、「フライデー」のキットと2個で3000円でヤフオクで手に入ったので買いました。
また蛇足ですが、「フライデー」は、「禁断の惑星」のロビーと並んで有名なロボットキャラですが、これは日本で勝手につけた名前で、英語ではただ「ROBOT」と呼ばれてます。


さて、キットですが、このキットは、「宇宙家族ロビンソン」の中で、たぶん一番人気の高いゲストキャラ、シーズン1のEP4(確か)There Were Giants In The Earth に登場した、一つ目巨人のキットです。
(追記:その後の2部構成の16話にも再登場しているようです。)
アチラでは、一つ目なので「サイクロプス」もしくは単に「ジャイアンツ」と呼ばれているようです(確か一匹しか登場しないと思いましたが、なぜか複数形です)。
ロビンソンがカラーになったのは第二シーズンからで、このエピソードは第一シーズンなのでモノクロなのですが、現在では、カラー動画がYoutubeなどで見られます。
 
前述のように、私はこの作品に思い入れがないので、あまり詳しくないのですが、このカラー動画は撮影時のお蔵入りフィルムで、おそらくDVDボックスなどの特典だと思われます。
カラーの映像が現存するということは撮影自体はカラーフィルムで、Wikipediaには「モノクロ製作を希望したが果たせなかった」とありますが、厳密にはコレは間違いでしょう。
テレビのモノクロからカラーへの過渡期には、カラーフィルムで撮影していても放映はモノクロ、というのは、日本の特撮ドラマなんかにも割とありました。
(追記:その後の調べで、どうも現存するカラーフィルムはパイロット版の没フィルムのようでした。アレンは元々カラー放送を望んでいたので、パイロット版の段階ではカラーで撮影されていたようです。パイロット版に登場したこのモンスターが良かったため、放送エピソードで追加撮影されて登場したらしいです。着ぐるみ俳優の写真で違う人間が写っているものがネットに出回っているのに首をかしげていましたが、追加撮影時は違う方が演じたからのようです)

(追記の追記:その後読んだ記事によれば、キグルミに普通の毛つき革を使用していたため、あまりの暑さに一人では長時間演じられず、二人交代で演じていたそうです。後述するように、キグルミの見た目が「あちゃー、失敗しちゃいました」的な出来なのは、普通に毛皮つき革を使ってたせいのようです。もしホンモノの毛皮つき革のカーペットなどを見たことがあれば、あの巨人の質感は「あっ、なるほど!」とすごく納得いくと思います)


さて、話をキットに移します。
このキット、おそらくチャリオット(探検車)つきのキットと、なしのキットがあったようですが、再販されているのは、たぶん「なしバージョン」のみです。
以前から書いているように、私は模型ではオーロラのキットが一番好きで崇拝してると言ってもいいと思いますが、個人的な主観でいうと、オーロラのキットには2種類あると思います。
2種類、というか、2パターンの組み合わせで2x2の4種類かもしれません。

何かというと、第一が
もの凄くバッチリ情景やポーズが決まっているキット

イマイチ情景にセンスが感じられずダサかったり、ポーズが妙だったりするキット
です。

第二が
パーツ割や合いが素晴らしいキット

パーツの合いや割り方がすごく悪いキット
です。

この2要素の組み合わせで4パターンですね。

さて、何が言いたいか、察した人は察したと思いますが、このキットは
2つの要素が、両方とも駄目な方のキットです(笑)

すんごい隙間あきます、ひどいです
作ってて
あー、そういえば昔の海外キットってこうだったよなぁ
って
出来れば思い出したくなかった懐かしい郷愁を味わってしまいましたよMPCのスターウォーズとかモノグラムのギャラクティカとか(笑)

ま、そんなキットなのと、思い入れがないので、特に手を入れず、ストレートに組みます。

ただ、言い訳ではないのですが、このなんか・・・まあ、ハッキリぶっちゃけちゃうと
ポーズだっせぇ!
的なキットでも、オーロラのキットってのは、それはそれで、何か
ダサいけど味がある
んですよね。
そこがオーロラのすごいとこです。
ポーズを直すとか、へたにいじると、その持ち味みたいなものを殺してしまいます。

まあ、このキット、誰が見ても、巨人は
ダセえ!
と思うと思いますが、実際のところ、劇中に出てきた巨人自体が、なんつーかな、上に掲載した動画を見れば分かると思いますが
あー、すいません、植毛失敗してこんなんなっちゃいましたけど、どうしましょうか
スケジュールに余裕がないから、しょうがない、このまま撮影しよう
的にしか見えない、かなりアレなデキなのです
「帰ってきたウルトラマン」後半の怪獣状態です、ゼットン二世状態です。
これは、どうひいき目に見ても、絶対に「最初にデザインで意図した通りにスーツが出来た」という風には見えません、というか、間違いなく意図したものじゃないと思います(笑)
その元のダサさ加減は、キットによく表れていると思いますし、この
イメージの再現具合の見事さ
は、やはりオーロラだと思います。

あと、キットのデキとは別に
お前、何か宇宙で悪い病気にかかったのか?

と思えるような、ぼっこぼこがフィギュアの体にいっぱいついてたり、顔が潰れてたりします。
早い話が、金型の痛みがかなり激しいのですね。
フィギュアは5体付属していますが、一部頭が潰れていたり顔が欠けていたりもして、なぜか5人の服装が3パターンぐらいあるように見受けられますが、このキットが再現しているのは、劇中で出てくる銀色の宇宙服バージョンで、全員同じ服を着ていたはずです。
要するに、違って見えるのは、金型の微妙な凸部分の服のディテールが潰れているせいなのですね。
ちょっとは再販前に修復して欲しかったところですが、ぶっちゃけ全修復は非常に困難、というか、思い入れがないキットなので、そこまで手間かける気がしないので、肩周りの赤いラインが潰れて無くなっているのをランナーで追加したり、線を掘り直したりと、部分的にだけ直しました。

まあ、毎度お馴染みですが、第一回は、ほぼごたくだけです、最近は、あつこち手ばっかりつけているので、果たして続きはあるんでしょうかw

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▲こんな感じで、かなりアレなキットです。とにかく、合わないパーツを強引に接着することからはじめます。

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▲ご覧のように、隙間あきまくりです。

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▲ガレージキット感覚で、隙間にどんどんポリパテを盛ってやり、あとでリューターでディテールをつけつつ、ひたすら削っていきます。


ところで、前に怪獣ゴルゴを作った時にも、ガレージキット感覚でゴリゴリ削ります的なことを書きましたけど、よく考えると、自分は20年以上、キャストキット作ったことないんですよねw

ま、とりあえず今回はここまでです。






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