銀河ぐらますガイド 造型分室

元プロモデラー・もこもこフジタの、やっつけ模型ブログ

2015年09月

日和っていたC-3POで玉砕したので(笑)暇を見て、ちょこちょこと、X-WINGの製作を再開してます
ホント、ちょっとずつしかいじってないけど(笑)

というか、基本、イージーモデリング、って英語で言うと格好いいけど、日本語で言うと俄然格好悪い
手抜き模型製作
なので、なるべく気楽に作ろうという考えに変わりはないんですが、実際に触りはじめると、案外、面倒くさいんですよねぇ
だから、なかなか先に進みません


これも以前も書いたんですが、X-WINGには結構ガンメタルっぽい部分が多いので、同シリーズの「スノースピーダー」のように、濃いグレー系のパーツを1ランナー入れてくれたら良かったと思うんですが、そういうのが無いんで、結構、そのまま素組みでは、やはり気になる部分が多く、最低限、いじってしまいます

まあ、以前書いたキャノピーのように、気になると、手を入れてしまうので
いちいち余計なことするから先に進まないってのもあるんですが(笑)

まず、鬼門
どうしても、ここは、ちょっとそのままでは気になるだろう
という部分がR2-D2ですね
頭がホワイトで整形されてますので、手元にあったシルバーのスプレーで塗りました
一応、青い部分のパーツはデカールとして付属してるんですが、あまりに小さいんで、こんなもん貼るぐらいなら塗ったほうが早いだろう、と思ったんですが、試しに貼ってみたら、案外球面にもうまく貼れたんで、そのまんまにしました

S0020554

写っているのは小指ですから、小ささが分かると思います。
頭部は、ちょうどほぼBB弾ぐらいのサイズです。
こんだけ小さなパーツの頭に、デカールを二枚も貼れってんだから、相当にムチャですよね。
銀色以外の部分は全てデカールです。
写真でも若干青部分が紫がかって見えると思いますが、シルバーの上に貼ったら、青というより紫に見えるようになってしまいました。
機体に固定すると、頭しか見えなくなるので、胴体にはデカール貼ってません。
シールも付属してるけど、この球面にシールなんか
絶対に貼れません!! 無理っ!!(笑)


次の鬼門はコクピット周り。
なんせ成形色が白一色ですから、どうしようもありません
一応、パイロットのヘルメットマークやバイザーだけデカールついてますが、さすがにそれじゃ・・・
全身白いパイロットって、死蝋化した死んだパイロットじゃないんだからねぇw
というわけで、パイロットは筆塗りでテキトーに仕上げました
どうせキャノピーがつけば、ほとんど見えなくなるので、テキトーです

S0030549

光の加減で色が違って見えますが、どっちも同じオレンジ色です。
ヘルメットのマークのみ、デカール、あとは筆塗りです。
1/48ですから、相当に小さいですけど、ディテールいいですね、後ろ髪までちゃんとモールドされてます
原則として、俺は、キットを「最終的にこう飾ろう」という考えがあって、その飾り方に必要ないオマケパーツのようなものは、一切製作せずに、即ジャンクパーツに行かせる主義なんですけども、珍しく気が向いたので、全然必要ない立ちポーズのパイロットも塗ってみました。

S0030555

ガンメタル系の部分は、仕方ないので、エアブラシで塗装してやりました。

コクピットも、ガンメタルにしてみました
実はX-WING、コクピット周りの色って、かなり曖昧です
Googleで「X-WING コクピット」とかのワードで検索してると分かりますが、模型でも、人によってパーツの色の塗り分けが全然違います
なので、とても適当にやってみました(コレばっかり(笑))

S0090561

若干スミ入れとか終わってません、つや消しもまだ吹いてませんが、一応、仮に組み込んでみたところです。
コクピットはガンメタルで、各部の計器はデカールでそのままいけたので、そのままにしました。
シート背後のパイピングはX-WINGの特徴だと思います。
キットでも一応モールドでパイプが入ってはいますが、ショボいので削り落として、オーバースケールですがスプリングを追加してやりました。
まあ、特にコクピット後部はキャノピーでほとんど隠れますので、雑でも問題ありません。

結構、こんなことやってたら、なかなか先に進みません
今のところ、ここまでです
ぼちぼち行こうと思います。


ところで、話が変わりますが、最近よく思うんですが
がーっと組んで、つや消しスプレーを吹く
というのは、いつ頃から生まれた文化なんですかね?
最近は俺もやりますけども、俺らの若いころ、そんな作り方って(やってた人はいるとは思うけれど)全くポピュラーじゃなかったと思うんですよね
やっぱMGガンプラからですかね??

C-3POで思いました徒然

俺が中学生の頃、映画「スターウォーズ」がはじめて公開されたんですが、当時は情報だけが先に入ってきて、インターネットも何もない時代ですから、誰も映画の内容は知らない
知らないのに、断片的な写真や情報だけで、やたらと盛り上がり、すげえすげえ、という評判だけが先立つという、なんとも異常な状況でした
当時は情報が少ない時代ですから、そういうことは、往々にしてありました
「万博」だって、みんな実際の会場の実態は誰も知らないのに、情報だけで盛り上がってたわけですから。

映画の公開がアメリカから1年遅れだったんで、「この隙にばったもん作ってしまえ」と東宝が「惑星大戦争」を大急ぎででっちあげたり、「ぱくったもん勝ちよ」と東映が「宇宙からのメッセージ」を作ったのは有名です。
珍しいことに、映画の公開前にX-WINGのキットがタカラから発売されたりもしてましたが、そういう例外を除くと、当時は、SWのキットといえば、ほぼMPCの独占だったわけですね

で、当時からMPCのSWキットは「合わない」と評判が悪かったんですが、実際数ミリ隙間があくとか、あの頃の海外キットは普通にありました。
誇張入ってますが、X-WINGは「5ミリ隙間があく」と子供達の間で評判でしたよ(笑)
当時、海外キットをいっぱい買った子供達は、みな「日本のプラモ(イコール・タミヤ)ってよく出来てるんだなぁ」と感心したものです

そんな中で、比較的、
MPCのC-3POは良く出来ていたような記憶があったんですけれど・・・

C3PO_Box1-350x465
▲パッケージからして、どうです、このレトロフューチャーなイラスト。似てません、ばったもんです。でも、昔のSFのポスターってこんなんでした。「2300年未来への旅」を思い出すのは俺だけですかね。
まあ、実際んところ、当時の映画のポスター自体がコレ(笑)▼ですからね、どんな映画ですかねコレ、あの頃はこんなもんです
star_wars


で、ブツはこれだ▼
C3PO_Parts1

うーん、なんというか、コメントのしようがありませんね。
どこらへんで、よく出来ていた記憶に改ざんされたんでしょうか(笑)
腹部があっさりしているので、いっぱい自分でパイプ這わせて改造した記憶だけはしっかり残ってるんですが、こんなにひどかったっけ??
いやー、バンダイと比較すると、
驚きのロークオリティですね
でも、俺はMPCの一連のSWシリーズは嫌いじゃないんですよ
まあ、とにかく色々売ろうという、商売っけから出たものでしょうけど、ホスのディオラマキットとか、ルークとヨーダの出会いのシーンのキットとか、面白いのが色々あったのが、楽しかったですよ
YとXウイング以外は、ほぼ、前半は全部のキットを買ったと思います(ここからも、実は俺がX、Yウイングが嫌いだったことが分かります)
最後のほうのスナップキットとかは、あまり買ってないですけどね
img_1
▲ルークとヨーダ、ダゴバの出会いキット。デキは相当にアレですが、オーロラテイストを頑張って出そうとしているように思えて、嫌いじゃないです。ネットの拾い画像なんで、怒られたらすいません


しかし、当時はこのぐらいの水準のキットは多かったんですよ
MPCのキットは、後にAMTブランドで再販されていますが、MPCだけではなく、モノグラムやレベルのSFキットもひどかったです
ギャラクティカとか、あまりに隙間があくんで、埋めようがなくて(当時はそんなに技術がないから)セロテープ貼って上から塗装してた友達がいましたものね(笑)
まあ、実際のところ、海外のマイナーメーカーでは、今でも「合いは良くなった」けれど、ディテールレベルというか、資料レベルでは、このぐらい「超ぞんざい」なキットは結構ありますけどね

それも、最近はマイナーなキットをマイナーなメーカーが出すわけですけど、当然、そのスタンスから
すげえマニアック
なネタを出すわけですが、マニアックだから、凝っててほしいのに
マニアックなアイテムなのにぞんざい
だったりするのが結構ある、というのが、かなり、痛いんですよね

先日も「怪獣ゴルゴ」のキットを買ったんですが(映画に関してはいずれ本家に書きたいです)、まー、これが、ボロいパーツ構成で7千円近くするくせに、ぞんざいだわ、全然似てないわで、大笑いです
MNM10000
▲知らない人は知らないですよね、マニアには大人気の「イギリス版ゴジラ」と呼ばれる「怪獣ゴルゴ」です。特有のぶさくさはよく感じられますが、ぜんぜん似てないです。ぶっちゃけて言えば、日活の「大巨獣ガッパ」のパクリ元映画っていうか、ガッパはこの映画のそのまんまコピーなのです。


まー、昔のキット見ると、今のキットが作れる人は幸せですよねぇ、と思います
シビアなことを言い出すと、模型ってのは、ちょっとデキが悪いぐらいのほうが、直す楽しみがあって良いんですけどね、時間がない大人になると、そうも言ってられませんね

さてさて、本家のほうで詳細に書き綴ってきましたが、ずーっと教習所に通っていたので、しばらく暇がなかったんですが、やっとこさ
無事、免許も取れたので、模型でも作るか
とは思ったんですが・・・
免許取る前は
オッサン教習はあまりに疲れたんで、免許取ったら、しばらく何もしないで休んで模型とか作るぞー
とか思っていたのですが、いざ取ったら取ったで
車をいじくるのが楽しくて仕方ない
ので、全然、休み時間がないのですw

そんなこんなで、ちょこちょこと、隙間をぬってC-3POを作ってたんですが、まあ、とにかくお気楽モデリングなので、切り離して組むだけ・・・・
というほど楽でもなかったです、作り始めると。

というか
またやっちまったよ、アレを
という話は、また後で。
まずはキットの話。


まずは、組めるところを、ひたすら素組みします
簡単です
しかし、このキット、どういうわけか、ほとんどの部分が、ランナーを切り離した跡の部分が見えないように、サブマリンゲート(アンダーゲート)になっているのですが、一部だけ、そうじゃないんですよね
金型での湯流れの都合なのかもしれないですけど、なまじ、他が綺麗なもんで、一部だけ、切り離したあとが白くプラの地肌が見えると、すごい気になります
これ、下地のプラが金色に近い色ならよかったんですけどね。
キットがテカテカなもんですから、そこまでテカテカな塗料は無いので、塗料でレタッチしても、結構目立ちますね
もっとも、組み上げてしまえば、全体がピカピカで光ってるので、そっちに誤魔化されて、ほとんど目立ちませんけども、組んでいる間は、すごく気になります

S0150462
▲腕は、無可動タイプと、肘が曲がるタイプが選べる懲りようです。しかし、可動タイプはシリンダー?が軟質樹脂になっているので、色がどうにもしんどいです。写真で見るとそんなに違和感感じませんが、実物だとかなりしんどい感じです。なので、素直に無可動で行くのがいいかと思います、それか、可動タイプを欲しいポーズで固定して、シリンダーを塗装するか。


さて
このキット、腹部や手の平、膝の裏など、メカ剥き出しの部分のパーツが、デカールで再現できるようになってるんですが、元のプラパーツに、凹凸がモールドされてるんですよね
特に腹部、ここをデカールで再現できるのはエライですが、めちゃ複雑な凹凸パーツにデカール貼れ、ってのは、あまりに酷な設計です

それでも、水転写デカールならまだしも、苦労すればギリギリ貼れます
とはいえ、そもそも、このデカール、結構分厚いんで、そのままでは、絶対に綺麗に貼れません
キットのコンセプトが「素人でも簡単に組める」的なものなのに、ここにデカール貼ろうとすると、マークソフター系の溶剤?とか絶対に必要なんですよ
それって、結構、中級者以上の高度なテクニックが必要だし、それはキットのコンセプトと相反してるんじゃないか、と思います

S0030408
▲こんなすさまじいモールドが入っているパーツにデカール貼れって・・・嫌がらせ??

S0040409
▲あ、ぼけた。試しに貼ってみた、なんとか貼れないこともなさそうですが、こんなん、無理ありすぎです。


デカールは無理!
そんな素人さんのために、シールタイプのデカールもついてはいます
・・・いますが、シールなんか、とてもじゃないけど、こんな凸凹なところに貼れるもんじゃないですよ。
絶対無理ですよコレ!!(笑)
なんか、キットとして、箱をあけて眺めたときの感動は「おお、すげえ親切!」とか思ってスゴイんですが、実用的には
モロに企画倒れ
っていうニオイがぷんぷんしますねw
たぶん、これをシールで綺麗に仕上げられる人は、千人に一人なんじゃないかと思います(笑)

何が言いたいかっていうと、デカールやシールでパイプとか再現するんであれば、デカール貼付用に、凹凸のない表面ツルツルのパーツを別途付属させるほうが良かったんじゃないか(というか、そうじゃなきゃ無理!)、ということです


S0210469
▲そんな無理があるキットなので、結局、デカール貼るの面倒だったので、腹部は適当に筆で塗り分けました、黒い腹部パーツは素材そのままで、パイプだけ筆塗りです。つや消しクリア吹いてます。キットでは、目立つパイプパーツだけ、軟質樹脂の別パーツとなっていて腹部をサンドイッチする形になってますが、それも塗り分けが必要なものなので、テキトーに塗りました。あと、どうも「あっさり感」があるので、伸ばしランナーとかで、パイプを少し追加しました、配置は実物の着ぐるみとは関係なく、適当です、というか、資料写真をたくさん見れば分かりますが、実物そのものが適当です、コロコロ変わってます。


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▲追加画像。自作のパイプを追加する前です

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▲手の平のチップ?みたいなのもデカールで再現するようになってますが、凹凸があるので、必死で貼るより、塗った方が早いです。テキトーに筆塗りしました。下地処理してないので、触ってるうちに既に剥がれてきてます(笑) ちなみに、全体に赤みが見えるのは、赤いカメラ本体が反射してるからです(笑)


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▲パカパカ組んだらできました。すげえ、簡単・・・でもなかったな、筆塗りとか面倒で(笑)  しかし、このキット、あまりにピカピカすぎて、カメラのオートフォーカスが、うまくあわないんですよね困ったもんだ(笑)  よく見ると、俺の顔とか部屋とか全部映り込んでますからね、しかもテカテカなんで結構指の脂とかつくんですけど、そういうの一切拭き取る前の状態でコレですから、すごいテカり具合(笑)


さて、こっから勝負です
俺、このキットのピカピカ感は嫌いじゃないんですが、やっぱり、オモチャっぽいというか、軽すぎる感じがします
実物の着ぐるみは、結構ボロいイメージがありますからね。
後期のシリーズは、CGで表面に写り込んだカメラやスタッフを消しています
CG時代になって、好き放題にテカテカにできたので、過剰に光ってるところがあったりしますけど、イメージは、やっぱ「ボロ」かなぁ、と。
もうちょっと、落ち着いた感じの金にしたい・・・

S0240472
▲そこでまずこんな処理。通常の金色ラッカー塗料を、筆でドライブラシ風に表面に塗りつけてみました。分かりにくいですが、左がキットのまま、右が塗装処理後です。比べると、輝きがかなり減って、色味が落ち着いているのが分かると思います。同時に塗料のザラつき感が、ボロさっぽくて良い感じです

そして、問題の
やっちまったー!
ですw

ええ、もう、オチからいきますが
S0260474
▲仕上げに派手にエナメル塗料でウォッシングしたら、バキバキに割れてきました・・・・(T.T)

ええ、もう、例のボケです!!

いやね、ここから言い訳ですけど、俺、モデラーを引退してて、10数年ぶりにMGガンプラを初めて作ったとき、この
ウォッシングでバキバキ割れる
というのを学んだものですから、
バンダイのガンプラの素材はエナメル塗料でバキバキ割れる素材である
というのは、ちゃんと知ってたんですよ

ただね、どこかで誤情報を読んだのか、何かの情報が脳内で混ざったのか、原因はよく分かりませんが、とにかく
バンダイのSWシリーズはガンプラとは違って、他社のプラモと同じような普通のプラなので、ウォッシングをしても大丈夫
という風に、今までずーっと思い込んでいたんですよね

むう、なぜだろう、どこで間違ったのか???

そんなわけで、結果、
「帝国の逆襲」でバラバラにされた3POぐらい、バラバラです
映画じゃ続編で修復されてましたが、模型じゃ修復不能ですなコレ(T.T)

なんかムカついたんで、そのうち、もう一度、作ろうと思います・・・・・<アホ

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