SWシリーズが一段落したので、前から手をつけたかった、モナーク社製の怪獣ゴルゴのプラモに手をつけました。
まあ、このアイテムは、ほとんどの人が知らないと思いますので、まずは、「怪獣ゴルゴとはなんぞや」という部分では
私の本家サイトの映画レビューを参考にしてください
さて、このキット、オーロラの製品を彷彿とさせるベースが付属しているミニディオラマ風のキットで、なかなか雰囲気が良いです。
というか、明らかにコレ、オーロラの独特のフォルムの名キット、ゴジラを意識してますよね。
余談ですが、私はこのゴジラ2体持ってるので、いいかげん作りたいと思ってますが、なかなかねぇ。
▲ネットで拾ってきた写真です、私が作ったわけではありません。左がオーロラの伝説のキット、ゴジラ。右が今回のゴルゴです。どう見ても、テイストが似ていて、まるで並べても違和感ありません、とてもじゃないが、かたや50年前のキット(1964年発売)、かたや2013年のキットとは思えませんよね(笑) これは、ゴルゴが古くさいせいもありますが、いかにオーロラのキットが当時は先進的だったかの証でもあります。
とはいえ、アチラさんでも数が売れないのか、いわゆる簡易金型のようなキットで、実にテキトーなキットです。
個人的は、映画の着ぐるみには
あんまり似てない
と思うんですけど
こういう、マニアしか買わないキットで、こんなに似て無くて世間的には許して貰えるのか??
と思わないでもないですが、まあ、私はこだわらないタチなので、雰囲気がそれらしいのでOKです。
雰囲気はすごく似てると思うんですけど、形は全然違う気がするという、摩訶不思議な感じです
でっかいパーツがごろんごん入っていて、ランナーについてたり、ついてなかったり(出荷時期によって内容や成形色が全然違うようです)、そんなアバウツな感じて「えいやっ」とパーツを箱に放り込んだだけのようなキットです
コレで輸入価格だと5~6千円するのはどうかと思いますが、いかんせん、なかなかアイテムの売ってない映画なので、うっかり買っちゃいました。
▲ごろんごろん。なんかこう、30年ぐらい前のキットを彷彿とさせますね。ピンクの棒はキットと関係ないです、ガンダムのビームサーベルです。映画では、ゴルゴの目玉は赤く光っているので、目玉を透明パーツに改造するのにこのサーベルを使おうかと思ったんで、入れてあっただけです。結局、普通の透明ランナー削りました。
しかし、
このキットの真のいいかげんさは、全然ちゃんと検品をしてないらしい
ということです!!
このキットを買われた方の多くが書かれていますが、平然とパーツが足りなかったりします、というか
むしろ足りないのが普通の状態みたいです(笑)
私の場合も、耳のパーツ片方と、ビルの2面が2つずつ不足してました。
また、湯流れ(湯とはプラスチックの流れのことです)が悪い部分が多いらしく、モールドがどうもちゃんと出てないくさい場所もあり、極めつけは足の後ろまで湯が流れずがごっそり欠け落ちてました。
ほどんど輸入量のないキットですし、日本のお店にクレームつけてもきっと交換されないだろうし、さりとて本国まで英語で文句つける気力もないので、そのまま修復して作ります。
こんないい加減なキットありなのか?! と思うぐらいにいい加減です。
ちなみに私の買ったヤツは黄色でしたが、ネットで検索してみると分かるんですが、緑やら黒やらピンクやら、実に適当な成形色のものが色々あります。
こんなに成形色が決まってないキットは珍しいんじゃあるまいか、なんたる適当さ。
▲ベースには破壊されたビルが2つ付属しているが、その2つとも、2面分のパーツが足りてなかった。ひどすぎ。
▲平然とパーツが割れて欠けてたりもします。どうもプラの流れがちゃんとしてなくて、薄っぺらい部分があるので、簡単に割れるようです。薄すぎて穴が開いている箇所さえあります。
▲問題の足の後ろ。ここにパーツがもうひとつつくわけではなく、プラが流れてなくて、完全に欠けてるのでした。あんまり綺麗に欠け落ちているので、爪パーツが別にあるのかと思って探しちゃいましたよ(笑)
簡単キットですから、こういうキットにしては「比較的合いがいい」とはいえ、あくまでも「比較的」なので、隙間だらけ、ガタガタです。
パテ埋め必須です。
ほとんど、プラキットというより、プラキャストの怪獣キットを組み立てる感覚で、ベタベタ貼り合わせて、合わせ目にがーっとパテを盛ってやり、リューターでモールドをつけてやります。
単に合わせ目の修正だけではなく、プラキットの性質上、逆テーパーにはなりませんので、金型に対して垂直に近い部分はほとんどモールドがありません
あと、俺の買ったキットでは、かなりモールドにもプラが流れずに潰れているらしい部分がたくさんありました、ひどいキットだ(笑)
そのへんもリューターでモールドをつけてやります。
ひたすら、この作業の繰り返してす。
▲合わせ目にパテを塗り、リューターでウロコ模様?を掘り直してやります。色が白いのは特に意味はありません、タミヤのホワイトパテが余ってたので使っただけです。
▲パーツの欠けた耳は、エポパテで作っていきます。書いてませんが、既に目玉は削り込んで、透明パーツで目玉を作ってハメ込んであります。頭部にはLEDが入っていて、胴体内に配線を通してあります。
▲欠け落ちている爪の部分も、エポパテで作ります。一度エポパテを盛りつけ、カッターやヤスリで整形した後、リューターでモールドをつけていきます。周囲のモールドと違和感のないように気をつけます。足の裏から、目玉のLED用の配線が出てますね。
ま、今回はここまで。
果たして最後まで行き着くかどうかは不明ですw
まあ、このアイテムは、ほとんどの人が知らないと思いますので、まずは、「怪獣ゴルゴとはなんぞや」という部分では
私の本家サイトの映画レビューを参考にしてください
さて、このキット、オーロラの製品を彷彿とさせるベースが付属しているミニディオラマ風のキットで、なかなか雰囲気が良いです。
というか、明らかにコレ、オーロラの独特のフォルムの名キット、ゴジラを意識してますよね。
余談ですが、私はこのゴジラ2体持ってるので、いいかげん作りたいと思ってますが、なかなかねぇ。
▲ネットで拾ってきた写真です、私が作ったわけではありません。左がオーロラの伝説のキット、ゴジラ。右が今回のゴルゴです。どう見ても、テイストが似ていて、まるで並べても違和感ありません、とてもじゃないが、かたや50年前のキット(1964年発売)、かたや2013年のキットとは思えませんよね(笑) これは、ゴルゴが古くさいせいもありますが、いかにオーロラのキットが当時は先進的だったかの証でもあります。
とはいえ、アチラさんでも数が売れないのか、いわゆる簡易金型のようなキットで、実にテキトーなキットです。
個人的は、映画の着ぐるみには
あんまり似てない
と思うんですけど
こういう、マニアしか買わないキットで、こんなに似て無くて世間的には許して貰えるのか??
と思わないでもないですが、まあ、私はこだわらないタチなので、雰囲気がそれらしいのでOKです。
雰囲気はすごく似てると思うんですけど、形は全然違う気がするという、摩訶不思議な感じです
でっかいパーツがごろんごん入っていて、ランナーについてたり、ついてなかったり(出荷時期によって内容や成形色が全然違うようです)、そんなアバウツな感じて「えいやっ」とパーツを箱に放り込んだだけのようなキットです
コレで輸入価格だと5~6千円するのはどうかと思いますが、いかんせん、なかなかアイテムの売ってない映画なので、うっかり買っちゃいました。
▲ごろんごろん。なんかこう、30年ぐらい前のキットを彷彿とさせますね。ピンクの棒はキットと関係ないです、ガンダムのビームサーベルです。映画では、ゴルゴの目玉は赤く光っているので、目玉を透明パーツに改造するのにこのサーベルを使おうかと思ったんで、入れてあっただけです。結局、普通の透明ランナー削りました。
しかし、
このキットの真のいいかげんさは、全然ちゃんと検品をしてないらしい
ということです!!
このキットを買われた方の多くが書かれていますが、平然とパーツが足りなかったりします、というか
むしろ足りないのが普通の状態みたいです(笑)
私の場合も、耳のパーツ片方と、ビルの2面が2つずつ不足してました。
また、湯流れ(湯とはプラスチックの流れのことです)が悪い部分が多いらしく、モールドがどうもちゃんと出てないくさい場所もあり、極めつけは足の後ろまで湯が流れずがごっそり欠け落ちてました。
ほどんど輸入量のないキットですし、日本のお店にクレームつけてもきっと交換されないだろうし、さりとて本国まで英語で文句つける気力もないので、そのまま修復して作ります。
こんないい加減なキットありなのか?! と思うぐらいにいい加減です。
ちなみに私の買ったヤツは黄色でしたが、ネットで検索してみると分かるんですが、緑やら黒やらピンクやら、実に適当な成形色のものが色々あります。
こんなに成形色が決まってないキットは珍しいんじゃあるまいか、なんたる適当さ。
▲ベースには破壊されたビルが2つ付属しているが、その2つとも、2面分のパーツが足りてなかった。ひどすぎ。
▲平然とパーツが割れて欠けてたりもします。どうもプラの流れがちゃんとしてなくて、薄っぺらい部分があるので、簡単に割れるようです。薄すぎて穴が開いている箇所さえあります。
▲問題の足の後ろ。ここにパーツがもうひとつつくわけではなく、プラが流れてなくて、完全に欠けてるのでした。あんまり綺麗に欠け落ちているので、爪パーツが別にあるのかと思って探しちゃいましたよ(笑)
簡単キットですから、こういうキットにしては「比較的合いがいい」とはいえ、あくまでも「比較的」なので、隙間だらけ、ガタガタです。
パテ埋め必須です。
ほとんど、プラキットというより、プラキャストの怪獣キットを組み立てる感覚で、ベタベタ貼り合わせて、合わせ目にがーっとパテを盛ってやり、リューターでモールドをつけてやります。
単に合わせ目の修正だけではなく、プラキットの性質上、逆テーパーにはなりませんので、金型に対して垂直に近い部分はほとんどモールドがありません
あと、俺の買ったキットでは、かなりモールドにもプラが流れずに潰れているらしい部分がたくさんありました、ひどいキットだ(笑)
そのへんもリューターでモールドをつけてやります。
ひたすら、この作業の繰り返してす。
▲合わせ目にパテを塗り、リューターでウロコ模様?を掘り直してやります。色が白いのは特に意味はありません、タミヤのホワイトパテが余ってたので使っただけです。
▲パーツの欠けた耳は、エポパテで作っていきます。書いてませんが、既に目玉は削り込んで、透明パーツで目玉を作ってハメ込んであります。頭部にはLEDが入っていて、胴体内に配線を通してあります。
▲欠け落ちている爪の部分も、エポパテで作ります。一度エポパテを盛りつけ、カッターやヤスリで整形した後、リューターでモールドをつけていきます。周囲のモールドと違和感のないように気をつけます。足の裏から、目玉のLED用の配線が出てますね。
ま、今回はここまで。
果たして最後まで行き着くかどうかは不明ですw