銀河ぐらますガイド 造型分室

元プロモデラー・もこもこフジタの、やっつけ模型ブログ

2015年10月

SWシリーズが一段落したので、前から手をつけたかった、モナーク社製の怪獣ゴルゴのプラモに手をつけました。
まあ、このアイテムは、ほとんどの人が知らないと思いますので、まずは、「怪獣ゴルゴとはなんぞや」という部分では
私の本家サイトの映画レビューを参考にしてください

さて、このキット、オーロラの製品を彷彿とさせるベースが付属しているミニディオラマ風のキットで、なかなか雰囲気が良いです。
というか、明らかにコレ、オーロラの独特のフォルムの名キット、ゴジラを意識してますよね。
余談ですが、私はこのゴジラ2体持ってるので、いいかげん作りたいと思ってますが、なかなかねぇ。
Aurora Godzilla$_35
▲ネットで拾ってきた写真です、私が作ったわけではありません。左がオーロラの伝説のキット、ゴジラ。右が今回のゴルゴです。どう見ても、テイストが似ていて、まるで並べても違和感ありません、とてもじゃないが、かたや50年前のキット(1964年発売)、かたや2013年のキットとは思えませんよね(笑) これは、ゴルゴが古くさいせいもありますが、いかにオーロラのキットが当時は先進的だったかの証でもあります。

とはいえ、アチラさんでも数が売れないのか、いわゆる簡易金型のようなキットで、実にテキトーなキットです。
個人的は、映画の着ぐるみには
あんまり似てない
と思うんですけど
こういう、マニアしか買わないキットで、こんなに似て無くて世間的には許して貰えるのか??
と思わないでもないですが、まあ、私はこだわらないタチなので、雰囲気がそれらしいのでOKです。
雰囲気はすごく似てると思うんですけど、形は全然違う気がするという、摩訶不思議な感じです

でっかいパーツがごろんごん入っていて、ランナーについてたり、ついてなかったり(出荷時期によって内容や成形色が全然違うようです)、そんなアバウツな感じて「えいやっ」とパーツを箱に放り込んだだけのようなキットです
コレで輸入価格だと5~6千円するのはどうかと思いますが、いかんせん、なかなかアイテムの売ってない映画なので、うっかり買っちゃいました。
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▲ごろんごろん。なんかこう、30年ぐらい前のキットを彷彿とさせますね。ピンクの棒はキットと関係ないです、ガンダムのビームサーベルです。映画では、ゴルゴの目玉は赤く光っているので、目玉を透明パーツに改造するのにこのサーベルを使おうかと思ったんで、入れてあっただけです。結局、普通の透明ランナー削りました。


しかし、
このキットの真のいいかげんさは、全然ちゃんと検品をしてないらしい
ということです!!
このキットを買われた方の多くが書かれていますが、平然とパーツが足りなかったりします、というか
むしろ足りないのが普通の状態みたいです(笑)
私の場合も、耳のパーツ片方と、ビルの2面が2つずつ不足してました。
また、湯流れ(湯とはプラスチックの流れのことです)が悪い部分が多いらしく、モールドがどうもちゃんと出てないくさい場所もあり、極めつけは足の後ろまで湯が流れずがごっそり欠け落ちてました。
ほどんど輸入量のないキットですし、日本のお店にクレームつけてもきっと交換されないだろうし、さりとて本国まで英語で文句つける気力もないので、そのまま修復して作ります。

こんないい加減なキットありなのか?! と思うぐらいにいい加減です。
ちなみに私の買ったヤツは黄色でしたが、ネットで検索してみると分かるんですが、緑やら黒やらピンクやら、実に適当な成形色のものが色々あります。
こんなに成形色が決まってないキットは珍しいんじゃあるまいか、なんたる適当さ。

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▲ベースには破壊されたビルが2つ付属しているが、その2つとも、2面分のパーツが足りてなかった。ひどすぎ。

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▲平然とパーツが割れて欠けてたりもします。どうもプラの流れがちゃんとしてなくて、薄っぺらい部分があるので、簡単に割れるようです。薄すぎて穴が開いている箇所さえあります。


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▲問題の足の後ろ。ここにパーツがもうひとつつくわけではなく、プラが流れてなくて、完全に欠けてるのでした。あんまり綺麗に欠け落ちているので、爪パーツが別にあるのかと思って探しちゃいましたよ(笑)


簡単キットですから、こういうキットにしては「比較的合いがいい」とはいえ、あくまでも「比較的」なので、隙間だらけ、ガタガタです。
パテ埋め必須です。
ほとんど、プラキットというより、プラキャストの怪獣キットを組み立てる感覚で、ベタベタ貼り合わせて、合わせ目にがーっとパテを盛ってやり、リューターでモールドをつけてやります。
単に合わせ目の修正だけではなく、プラキットの性質上、逆テーパーにはなりませんので、金型に対して垂直に近い部分はほとんどモールドがありません
あと、俺の買ったキットでは、かなりモールドにもプラが流れずに潰れているらしい部分がたくさんありました、ひどいキットだ(笑)
そのへんもリューターでモールドをつけてやります。
ひたすら、この作業の繰り返してす。

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▲合わせ目にパテを塗り、リューターでウロコ模様?を掘り直してやります。色が白いのは特に意味はありません、タミヤのホワイトパテが余ってたので使っただけです。

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▲パーツの欠けた耳は、エポパテで作っていきます。書いてませんが、既に目玉は削り込んで、透明パーツで目玉を作ってハメ込んであります。頭部にはLEDが入っていて、胴体内に配線を通してあります。

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▲欠け落ちている爪の部分も、エポパテで作ります。一度エポパテを盛りつけ、カッターやヤスリで整形した後、リューターでモールドをつけていきます。周囲のモールドと違和感のないように気をつけます。足の裏から、目玉のLED用の配線が出てますね。

ま、今回はここまで。
果たして最後まで行き着くかどうかは不明ですw

さて、前回の続きです。
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デカールをハガして、はげちょろけにした後、最後に、パネルライン等を汚してやります
エアブラシで吹いてもいいんですが、面倒くさいので、パステルを筆で塗りつける方式でやりました。
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パステルを荒いペーパーにこすりつけて削り、粉にして、筆で乗せるように塗りつけていきます。
部分的にタミヤのウエザリングパステルも使ってます
俺は絵も描くので、パステルを普通に持っているのですが、パステルは100円ショップなどでも売ってるものより、やはり、それなりに、いいメーカーのを使ったほうがいいみたいです
ヌーベルやホルベインなどのメーカー品は結構値段が高くて、一本あたり100円以上したりしますが、 なんというか、粒子のきめ細かさみたいのが100円とは違います

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パネルに沿って上手に乗せていくと、パネルラインに沿ってエアブラシでシャドウを吹いたのと似たような効果が得られます。
あ、そうそう、書き忘れてましたが、部分的に銀色ではげちょろけも塗りで入れてました。
パステルの楽なところは、失敗したらすぐに消せるところですね
デカールの上からエアブラシで吹いたら、失敗してもハガすのはほぼ不可能ですが、パステルなら消しゴムとかでこすれば綺麗にはがれますからね。

そんなこんなで、一応、形になりました。
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キャノピーの汚れをやりたいために、ガラスつけました。
キャノピーは一度塗装したんですが、よく考えたら機体側にあるキャノピーのふちの部分が、キャノピーと同じ色のデカールになってまして、塗ったキャノピーと全然色があわなかったので、あわてて塗り直しました。
しっかし、このキット、プロップ徹底検証して再現、というウリですけど、キャノピーは、映画だと、全然こんな濃い色じゃないと思うんだけどね。

まあ、最後ガンダムマーカーで失敗してゲトゲトになったんで、雑な仕上げですが、機体塗装してないのに、ここまでそれっぽくなるのはスゴイですね、やっぱこのキット。
とはいえ、デカールでは限界があるのも事実
よく、模型屋に無塗装のキットが飾ってあって見るんですが、やっぱりパイロットとかエンジンが真っ白だったりすると「それっぽい」には達してない気がします
結局、最低限、ポイントポイントで塗装の手間をかけないと「それっぽい」とは言えるレベルにならないと思いますので、そこが玉に瑕です。

シールでは、この複雑な凹凸にはとても貼れるとは思えません。
かといってデカールだと、マークソフターやノリ系の道具も必要ですし、デカールのふちの透明部分を全部切り離す作業が必要なので、案外面倒なキットだと思います。
デカール貼るだけでも、相当に時間かかりますよコレ。

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おまけにR5も作ってみました。ちょっとデカールがヨレちゃった、テヘ。


さて、実はこのキットは、ここから本番です
前回書きましたが、元々、付属のベースを使う気がない、ということは、自分でベースを作るわけで、かといって、本体が「お気楽モデリング」ですから、ベースで手間かかったら意味ないですよね?
なので、簡易な展示ベースを作る気でした。

で、ずっと以前から気になっていたのが、X-WINGといえば、言うまでもなくデススターのトレンチ攻撃シーンですよね
それ自体、ジオラマにするには、あまりにヒネリがなくてちょっと嫌だなぁ、とは思ってたんですが、まあ、他に適当なネタもない
格納庫もいいと思うんですが、問題は、X-WINGが駐機しているときは、羽根が閉じてることなんですよね、閉じてると格好悪いじゃないですか。
なので、デススターネタは、定番すぎるのは我慢するとして、これだけ知名度の高い物ですから、ネットで検索すると、山のようにトレンチのパネルを大量に複製してジオラマベースにしている模型の写真が見つかるわけですよ

それ自体は、
スゴイ努力だなぁ、スゴイなぁ
とは思うし、とてもSWにそこまで思い入れのない自分ではやる気もしないことなんですが、それは別として
なんか違うな??
とずーっと感じてたんです

これは批判とか文句じゃないんで怒られると困るんですが、個人的には、コレは何か違う気がする??、とずっと感じてて、なんていうのかな
イメージが違う、こんなんじゃない
という感じなんです。
そこで、なんだろう? と考えてみて気付いたのは
背景が動いてないからですよ
そりゃそうです、当たり前です、んなこと、考えないでも分かりそうなもんですが(笑)

パネルが全部静止してるからX-WINGが垂直に宙に浮いているUFOみたいにしか見えない
ことなんですよ
映画の動き、スピード感が感じられないことなんですよね(もっとも、映画見直すと分かりますが、思ってたほどスピード感ないですけどねw)

で、ずーっと前から、一度やってみよう、と思ってたのがコレなんです
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ネットでパネルの写真を拾ってきて、PhotoShopで加工しました。
PhotoShopには「移動フィルタ」という、一方向にブラしを入れるフィルタがありますが、左右に均等にブラすので、どっち向けに動いているのか、分からない絵ができます。
そこで、ブレ表現は、PhotoShopは使わず、わざわざ3Dソフトで平面パネルを作り、パネルの画像をテクスチャとして貼り付けて、アニメーションで動かしてブラしたものをレンダリングして作りました。
あっさり書いてるけど、結構面倒臭い作業です(笑)

で、ホームセンターで材木買ってきて、簡単な長方形のベースを作りました。
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スチレンボードを立てて壁にして、印刷した「ブレトレンチ」画像を、床と壁に貼付ました。
横幅は55センチありますので、さすがに一枚の紙に印刷できるプリンタは持ってませんから、A4に印刷してつなぎ合わせて貼り付けました。
表面にはフィクサチーフを吹き、スプレーのりで一気に貼付ます。
印刷を背景にすると、心配なのは色あせです。
直射日光を当てるとすぐあせますが、あれはUVのせいらしいので、当たらないと割と長持ちするようです
8年ぐらい前に作った模型に印刷背景使ってますが、いまだにちっともあせてませんので、大丈夫かな、と思ってやってみました。

やたら横長な理由は、言うまでもありませんよね(笑)
取らぬ狸の皮算用
タイファイターとタイアドバンスドも一緒に飾られて、チェイスシーンになる予定だからです
さすがにベースの大きさの問題で、Y-WINGは別にしようと思ってます(笑)

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で、壁からパイプを伸ばし、X-WINGを固定すると、こうなります。

おお、なんか思ったよりスピード感あっていい感じじゃん!!(自画自賛)

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X-WINGは追いかけられる側なので、パネルの左端に固定します。

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ちょっと背景がアレですが、気にしないでね(笑)

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わざとボカしても、いい感じかな??

というわけで、ベースを作ってしまった以上、他の二機も作らざるをえないことになってしまい、自らハードル上げてますね俺(笑)
ま、キット見た感じでは、タイファイターはほとんど塗らないでよさそうので、簡単に組めそうです

余談ですが、今はこんな風に印刷を使ってますが、将来、液晶モニタがもっと安くなったら、液晶を背景にしたり、宇宙船のコクピットに組み込んだりできるかな、と思っています、既にやられている方もいるようですが。
あと、ジェリー・アンダーソンの特撮でよく、飛行機とかが固定されてて、地面がベルトコンベアのように流れて動き感をだす仕組みを使ってますよね、あれも、そのうち再現してみたいなぁと思ってます、特にサンダーバードのジオラマで。

てわけで、とりあえずX-WINGは打ち止めです、お疲れさまでした。

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追加:PhotoShopで簡単に加工してみた。

毎度お馴染み、暇を見てチマチマいじくる
牛歩模型
でございます
いったい、いつになったら出来るんでしょうかね(笑)

というわけで、いいかげんテキトーにでも仕上げないと、何年経っても先に進まない。
作りかけの模型がいっぱいあるんで、ちょっと片付けようと、無理に完成させてみましたw

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▲べースは仮付けです。ベースが汚らしいのは、ベースを最終的に使う予定がないので、初めて使うガンダムマーカーなんかのスミ入れの練習に使ってみたからです。


ネタ引っ張るほど大した模型じゃないんですけど、例によって書いてみたら文章が長いので、二回に分けます


さて、今回のX-WING、なんとか形にまでなりましたが、相当に悪戦苦闘しましたですよ

ずっと模型を作ってる人、特にガンプラ素組みをやってる人なら、普段からやってる当たり前の話、なんでしょう
ガンプラモデラーから馬鹿にされそうなマヌケ話
なんですけどね(笑)

ガンプラだと定番ですけど、俺、こんな風に
模型を(ほとんど)塗装しないでスミ入れし、デカールだけ貼って、つや消し吹いて仕上げる
というような作り方を、今まで一度もしたことがなかったのです
初体験なんですよ、うふん。

しかも、俺の場合、十数年、全く模型から離れていた時期があります。
その間、一切、模型情報を見なかったので、その期間の知識が完全にすっぽり抜け落ちてるんですよね
MGシリーズの「エナメルで割れる特性」とかいうのも、実際にモデラー復帰して、作ってみるまで全く知りませんでしたから、基本、
なんでも、試行錯誤ばっかりで、いまだに覚えていってる段階なんですよ

現代風の模型の作り方を勉強中の素人です

まあ、最近は情報過多なんで、すぐにネットや本に頼ってしまいますが
昔の少年たちって、みんな、なんでもこんな風に試行錯誤しては、失敗しつつ、少しずつノウハウや知識を覚えたもんですけどね。

そんなわけで、ちょっと、仕上がったのが奇跡的な色々な失敗がありましたので、その話を先に。


前回、C-3POで「やっぱりSWシリーズもエナメルで割れる」という実体験をしたものですから、エナメルでスミ入れは、ほとんどしないで、生まれて初めて
GSIのガンダムマーカーのスミ入れ用というものを使って見た
のです
素組みのMGでは、定番ですから、同じ素材のSWシリーズもコレでいけるかな? と思ったわけです

ところがどっこい
俺は、完成前に一度つや消しを吹く習性があるんですが、その上からガンダムマーカーでスミ入れしたら
エナメルでプラが割れないのはいいけど・・・
ガンダムマーカーって、ラッカー塗料溶かすじゃんΣ(゜д゜lll)

ここが「ガンダムモデラーなら周知の事実で笑われそうなところ」です(笑)

塗装した部分や、つや消しを塗ったところにスミ入れして、ガンダムマーカーの「消しペン?」でこすったら、塗料やつや消しクリアがどんどん溶けてきて、スミ入れの色と混ざって、そらもう、悲惨なことに(笑)

いやもう、シンナーで剥がしたり、レタッチしたりが大変でしたよ
塗料が変になったところは、砂消しで磨いてはがす、というのが、結構効果的でした
一時は、かなり見た目が
ゲトゲトのドロドロになった
んですが、よく修復できたもんだと思います(笑)

切羽詰まってたんで、その過程は写真に撮ってなかったんですが
そんな紆余曲折を経つつ、かろうじて直ったもんだという前提で、以下を見てもらうといいです。



さて
前回、一部塗装するとこまで書きましたけど、結局、ガンメタル系の部分とエンジン全部の暗い青?っぽい部分、黄色い部分、キャノピーのみ塗装しました。


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そうそう、X-WINGの特徴であるサイドの赤いラインは、赤いパーツで整形されているのですが、塗装派のために、ここに貼る赤いデカールも付属してます。

X-WINGの特徴(俺主観)は、なんといっても
ド派手なはげちょろけウエザリング
だと思うのですが、ここ、赤いパーツのままだと、ハゲチョロになりません。
まあ、グレーを後からハゲ風に塗る手もあるんですが、手で描くと不自然になりがちで、デカールをハガしたそれらしくなるので

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あえてサーフェーサーで塗りつぶし、この上に赤いデカールを貼って、ハガしてハゲチョロを再現することにしました。
X-WINGの機体は、パネルごとに色が違って、色のハガれた後はシルバーやグレーっぽい感じですんで、色は塗らず、そのままサーフェーサーの色を利用します。

あとは、ほとんど、そのまんま素組みなので、どんどん組み上げていき、ます
しっかし、このキット・・・・
デカール貼るのが難しいよ!

カーモデラーとか飛行機モデラーなら、結構、でかいデカールが定番なんで、それなりにノウハウが蓄積されてるんでしょうけどね
自慢じゃないが、俺はロボットとかSF、映画、AFVモデラーなんですよ
これらのアイテムには、大きなデカール、派手なデカールというのがついているキットがめったに存在しないので、
あんまりでっかいデカールを貼るという作業をしたことがない
のですよ
いまだに、デカール貼るの苦手なんですよねー。
苦手な上に、筋彫りや凹凸のディテールバリバリのところに、デカールをベターっと貼る部分が多いもんですから、やってみて分かりましたが、結構、コレは苦行ですね

正直、俺のようにデカール貼りが苦手な人間は
こんなんだったら、塗装した方がよっぽど楽だった
って思いました(笑)

エンジンの黄色い部分、最終的に塗装しましたけど、その理由は
ちゃんとデカールが貼れなかったからです(笑)

あと、いじったところは、以前書いたキャノピーS0120573
削り込んで、ギリギリまで肉厚を薄くしました。最終的にキャノピーは裏から透明プラ板を貼りました。
ガラスを作る最大の理由は、ガラスがはまってないと、ガラスの汚れが再現できないからです
あと、飾ってて、コクピットに埃が入るのがいやだから(笑)

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ボケるなぁ。

最近、デジカメのオートフォーカス機能がというか、オートで露出調整する機能が調子悪い気がします。
なので、写真が悪いのは勘弁ね。

レーザーの先端、レーザーだから別に穴が開いてる必然性はないよね、と思ってましたが、念のために資料を調べてみたらプロップで穴があいてたので、ピンバイスであけてやりました。
しかし、レーザーに穴はいらんだろう?

S0030564
とりあえず、組めるところは、パカパカ組んでいきます。

S0140575
更に、貼りにくいデカールを、ぺたぺた貼っていきます。
マークソフターやデカールノリが必須です
エンジンの黄色は、一度貼ったものの、剥がれてきて失敗したので、後で塗装しました。

ここまで作って、後で教訓
SWシリーズは、あまり最初に全部組みすぎると、奥まった部分が多くて、後でウエザリングが大変になる
というのを学びました(笑)
いや、見たら気づきそうなもんですけどね、馬鹿なもんで。
これも
塗装無し素組み初体験故の失敗
ってヤツです
こういうガンプラ的素組み仕上げっつーのは、がーっと組んでから、ばーっとスプレー吹くものである
ということが頭があったんで、つい、どんどん組み上げちゃいました

ある程度デカールを貼ったら、ここからが勝負です。

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ちくちくちまちま、ハゲちょろけに、デカールをケガキ針やアートナイフの先でハガしてやります。
案外、このデカール剥がしを
それっぽく剥がす
というのは、難しいんですよね
しかも、小さいキットなのにやたらデカール部位が多いんで、すんげえ時間かかって面倒くさい。


今回Blu-Rayをちょっと見直してみて気付いたんですが、X-WINGの実物大セットは、結構、いや、かなり
綺麗な仕上げ
なんですよね
それに対して、撮影用の模型はかなりゲトゲトにウエザリングが入ってますが、これも撮影模型によって相当に差があるようです
なので、人によってイメージが違うんじゃないかと思うんですが、俺個人のイメージは、X-WINGというか、SWのメカ全般が
バリバリのゲトゲトにハガレや汚れが入りまくっている
というイメージですんで、結構派手にやってやります。

あと、脱線ですが、ハンガーにY-WINGやX-WINGが並んでいるシーン、有名な話ですが、製作当時は貧乏な映画ですので、実物大を何機も作る予算がなかったので、
背後の機体は全部書き割りです(笑)
最近のクリアな画質だと、モロに書き割りと分かりますので、一度見て笑ってみるといいですよ(笑)

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デカールを貼っただけの状態が・・・

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剥がした後は、こうなります(順番前後して、汚しも入っちゃってますが)。

スミ入れは、ミリペンと、前述のGSIクレオスのガンダムマーカーのスミ入れ用ペン、一部はタミヤのエナメルです。


というわけで、残りは次回に続きます。
なんかカメラの調子が悪いんで、出来れば、次回は撮影し直したいなぁ。

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