最近、模型に復帰したとはいえ、あんまり暇もないので模型情報を見ている余裕もなく、雑誌も買ってないので、情報にうといんですけど、そのせいか、たまーに情報を見ると

えー! こんなものが! ほ、欲しい!!

っていうのが、結構まとめて同時期に出ていたりして困りますな。

何が困るって、
プラモ高いんだよこんちくしょう(笑)

最近は、マックスファクトリーから、とうとう「パシフィック・リム」のプラモが出てしまいましたね。
レビューを読む限り、内部構造的なところが、あまり評判が良くないのと、国産でスケールが小さい割に7千円以上するので、ちょっと買うのを躊躇してます。

その躊躇の理由が、他にも物入りだから、ですが、なんとまぁ、とうとう
メビウスモデルから、ビッグスケールのプロテウス号が出た!!!
からです。
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えっと知らない人にはアレです、映画「ミクロの決死圏」に登場する潜水艇です。

いやもう、私、映画自体は普通に好きなぐらいで特に熱狂的なファンではないんですが、このプロテウス号はメチャクチャ好きで。
30年ぐらい、プロテウスの模型はどこかから出ないかなぁ、出てないなら、デキのいいトイでもいいや、などと、ずーっと待ち望んでいたんで、待望のキット化
・・・なんすが、よりにもよってメビウス、よりにもよって1/32

・・・・でけえよ!!!

プロテウスのサイズからしたら、全長40センチオーバーのキットですよ。

もちろん、お値段も凄いですよ、最低でも1万3千円以上はします、貧乏人にはえらい出費です。

いやね、海外のキット、最近こういうの多いんですけどね、スタジオプロップスケール的なヤツ。
それは嬉しいのは分かるんですけども、あくまでもアメリカさんの家庭事情向けですからね、日本の家屋にあってないですからね。

1メートルぐらいあるシービュー号とか、90センチぐらいあるエンターブライズ A型とか、70センチぐらいあるNX-01 エンタープライズとか、40センチぐらいあるフライングサブとか、また40センチぐらいあるマーティアンズ・ウォーマシンとか、50センチぐらいあるイーグルトランスポーターとか、キット状態で持ってますけど
こんなもん全部作ったら完璧に置くとこねえやん!!!

と、アメちゃん特有の家庭事情を憎んでいたら
日本のほうが、もっと、とち狂ってた!!(笑)

フジミから、ようやくウルトラホーク2号のプラモが発売になりました!
リアルタイプのプラモは初(バンダイのミニサイズを除く)の快挙ですよ、やたー!

スケールが1/72・・・・

ん? (つд⊂)ゴシゴシ

見間違い??

1/72・・・

Σ(゜Д゜;エーッ!

1/72って・・・90センチオーバーじゃん!!

いや、百歩譲って、これがホーク1号なら、まだ分かりますよ。

なんで2号がこんなでかい!!

それほど人気ないだろう?

2号にこんなビッグスケールが必要か???
BlogPaint

私はあんまり特撮メカを熱狂的に好きなほうではないんですが、「成田亨氏のデザインしたもの」だけは
芸術品で彫刻として素晴らしいので別格
だと敬愛しているんで、2号も欲しいですけど、正直
こんなでかいのは要りません、サイズ半分でいいです(T.T)

まあ、買っちゃうんだけども。

このチョイスは全然意図が分かりません。

しかも形状がシンプルだから、でっかいパーツがごろごろ入っているだけ。
これで最低実売価格8千円台・・・たけえ・・・

せめて、このスケールだったら「コクピット完全再現」とかすべきでしょう、モナカキットはひどすぎます。
展示ベースすら付属してないんですよ、ひどいでしょ。


これまで、こーいうプロップサイズの模型とは無縁だったメーカーでしょう、いったいどうしちゃったんすか、フジミさん!
ご乱心ですか
悪い意味でアオシマ化してきたんですか!!!

いったい、こんなばかでっかくて、高くてパーツ数の少ないキット、誰が好き好んで買うんだよ
・・・ああ、俺か

世の中には、私みたいなアホなやつがたくさんいるってことかw


プロップ的な意味合なら、確かラージプロップが1.2メートルぐらいだったと記憶してますので、そのサイズにしないと意味がないし、もうこれは単に
ずっと前に発売されているホーク3号が1/72だから
という理由以外は思い当たらないんですけど、別にそれって設定上のスケールだし、あわせる必要あるのかね?

ハセガワのホーク1号(※1)スケールでいいです(笑)

劇中では、スケールの違うプロップが仲良く並んで飛んでたりしたし、スケール感バラバラなんだから、無理にあわせる必要ないだろう、と思うんだけど。

せめてこのスケールなら、着陸ギミック(※2)ぐらい再現できるようにしてくれてもいいと思うんだけど、それもナシみたい。
どっかのトイには、ギミックついてたのにな
(追記:実物のキットを見てみたところ、着陸ギミックの選択は一切書かれてませんが、その部分でパーツが分割されており、支柱部分のほぞ穴も円柱形になってることから、キットのままで暗に着陸スタイルにできる配慮があるようです)

あっ、コレまさかアレかね、もしかして、今後、1/72のホーク1号、出すつもりかね????
(追記:さっきHP確認したら、ホーク1号も企画開発中って書いてありました)

てなわけで、2個買うだけで2万円以上・・・・えらいこってす。
今年は車検で金かかるのになぁ。

これ以上、高くて欲しいキットが出ないことを祈ります(笑)


(※1)余談だが、ハセガワがホーク1号を出したときは、「オリジナルスジボリ」が賛否両論だったけれど、最近、HDリマスターになって、ようやくアレの意味が理解されるようになったかと思う。ホーク1号の大型プロップには、実はパネルラインが入っているのだ。だが、鉛筆で書かれていて薄くて細いので昔の画質の悪い放送ではよく見えず、つるつるに見えた(合体シーンとかのアップではかろうじて見えました)。ハセガワのスジボリは、基本はそのプロップのラインに準じていて、実は勝手なオリジナルではないのである。

(※2)結局劇中では一度も使われていないが、2号のエンジンは黒いストライプのある中央部で2つに折れ、90度回って着陸脚になる初期設定があった。一部のプロップにもその機能がついている。通常、特撮番組のプロップで、この種の「作ったけど使わなかったギミック」は途中で潰されたり溶接されたりすることが多いが(ホーク1号の分離合体機能も途中で溶接されたらしい)、ホーク2号は最後まで残っていたようである。最近のHDリマスターだと一目瞭然だが、最終話「史上最大の侵略(前編)」の冒頭でダンが乗るホーク2号のエンジンは中央部でかなりズレていて、いびつな角度になっている上に可動部の棒も見える。
あと、余談なんだけど、リマスターで気づいたのは「ホーク1号の格納庫に材木が見える」こと(笑)