また間がずいぶん空いてしまいました。
このところ、ちょっとプライベートでしんどい事があって、十数年ぶりに鬱を発症してしまい、あんまり模型全体に対してモチベーションが上がらない状態でした。
なんとなくやる気が起きなかったので、作りかけの模型をいくつかフィニッシュさせたりもしてて、だいぶ前に完成してるものもあるんですが、そっちはそっちで撮影するのが面倒くさくて、なかなかブログに載せてません。
で、肝心のこっちのネタも、何もしてなかったわけでもないんですけど、まあ、ちょっとずつはいじってます。
正直、写真をこまめに撮るのが苦手なので、更新できるほどの内容もないのですが、あまり間があくのもアレなので、少し進捗状況を。
この歳になってくると、早くも、年齢のことを考えちゃうんですよね。
積み模型がコレクション的自己満足の方もいらっしゃいますが、私の場合、一応、積んである模型は全部作るつもりで持っているので
本気で全部納得いくまで作ってたら、絶対残りの人生で足りないじゃん?!
とか思ってしまうわけですよw
そこで、まあ、時間との兼ね合いで、ある程度、妥協して作ったりするんですが、このネタは
30年来の野望
ですので
時間がないなりに、それなりには納得いくようにしたいなぁ
ということで、作り直しばっかりしてるわけで、なかなか進みませんw
ネタフリが長くなりましたが、今回のお題はシートです。
以前から、試行錯誤で形を決めていったシートですが、どうやらこんな感じでいいだろう、というところに落ち着いて、フィニッシュしてたんですが。
▲以前載せたこのシートで、一応、シートは完成型と考えていました。
しかし、ずーっと前から悩んでたのが、シートの表現をどうしようか、ということ。
普通に表面をざらつかせるなりなんなりして、塗装してもいいのですが、なんせ1/6という大スケールなので、革の質感をなんとかしたいなぁ、と考えてました。
まー、そのへんもツッコミ始めると、なんせ特殊カスタムバイクですから、「果たしてワイルドのバイクのシートは革なのか?」という疑問もあるわけですが、少なくとも、見た目は革っぽい感じではあるだろうと。
望月先生も茶色で塗ってることが多いので、おそらく茶色の革をイメージしてんだろうと、曖昧な結論でw
昔、趣味で革細工をしてた時期があるので、家に本革がたくさんあるので、「いっそ本物を貼ろうか」とか考えたり。
まあ本物は薄手でもかなりの厚みがあるので、難しいんですけどね。
出かけた先で、手芸店なんかがあるときは、フェイクレザーっぽい生地はないか、などと、ずーっと機会があるごとに見てはいたんですが、なかなかいいのが見つからない。
諦め気味だったそんなときに、ふと100円ショップで見つけたポーチみたいなものが、なかなか理想的。
▲早速、ポーチを裁断して貼ってみました。
あ、そうそう、シートの表面は縫い合わせでステッチ?が入っているという前提で作りましたので、写真にはないですけど、ステッチが入る部分に、まず凹んだ質感の溝を掘ってあります。
その上で、縫い合わせ目にあわせて、上面と、側面の2つの布を貼っていきました。
▲側面と分割して貼っていく。伸びるので多少の斜めなどは大丈夫。
で、一度は作ってみましたが、気にいらない。
どうも裏打ちがあると分厚くてうまくいかない、ということで、やりなおし。
やりなおし、ったってね、接着剤で貼り付けてますから、はがしたら元のシートはガタガタですよ
もういっぺん、表面の接着剤を綺麗にはがして、傷や穴を埋め直して、フィニッシュまで持って行くんです、すんごい無駄な労力で大変です。
本物じゃないもんで、結構、力を加えるとすぐ破れるし、うまくフィットしないしで、何度も失敗。
結論から言うとね、この作業を4回やりました(笑)
2回目、裏打ちのガーゼみたいな材質、慎重にひっぱるとうまくはがせたので、こいつをはがしたものを張り直す。
なんか失敗
このへんで素材が切れたので、またわざわざ車運転して100円ショップに走ります(笑)
3回目、試しに一発貼りをやってみるも、うまくいかない。
4回目、なんとなくうまくいったので、スティッチをつけてみる。
スティッチ部分は2つ折りして接着したレザーを細切りしたもの。
ちょっとずつ、エッジに沿わせるようにピンセットで貼り付けていきます。
レザーの質感はいい感じです。モールドやステッチが多少オーバースケールなのは仕方ないですが、許容範囲なのではないかと。
使い込まれた感じを出すために、スミ入れやドライブラシを多色で重ねて古びた感じを出してみました。
が、なんかステッチ太すぎて気にいらない。
側面のシルバーパーツの帯もつけてみたんですが、なんだか無いほうがそれらしい気がしたので、やっぱり気に要らない。
あとほんの心持ちでいいから、ステッチが細くできないか
ということで、またやりなおし。
そうそう、シートにつく帯の部分は、ただレザーを帯状に切断すると切断面が目立つので、プラ板を巻き込むようにして作ってみたり、紙を貼ってみたり、プラを貼ってみたり、これまた何本も試作しましたが、どれもイマイチうまくいかないので、結局は切っただけの帯にしました。
という作業を延々と続けていたので、これだけで1ヶ月以上かかってたりします(笑)
で、さすがに力尽きたので、今のところ、5回目で落としどころとしてますが、そこまでは、まだ写真がありませんので、中間報告でw
あと、このキットのチェーンは一発抜きなので、どうしようか悩んで、工業用チェーンなども買ってたんですが、ちょっと長さが足りない。
そんなとき、タイムリーにタミヤから1/6用チェーンが発売されたので、やったー、と買ったのですが、いざ組んでみたら
サイズがスプロケにあわねーじゃん(T.T)
自社のキットに合わないんじゃ困りますよねー、まあ時々再生産されるとはいえ、基本的には絶版キットですからねー。
というわけで、現在急遽スプロケ制作中です。
このところ、ちょっとプライベートでしんどい事があって、十数年ぶりに鬱を発症してしまい、あんまり模型全体に対してモチベーションが上がらない状態でした。
なんとなくやる気が起きなかったので、作りかけの模型をいくつかフィニッシュさせたりもしてて、だいぶ前に完成してるものもあるんですが、そっちはそっちで撮影するのが面倒くさくて、なかなかブログに載せてません。
で、肝心のこっちのネタも、何もしてなかったわけでもないんですけど、まあ、ちょっとずつはいじってます。
正直、写真をこまめに撮るのが苦手なので、更新できるほどの内容もないのですが、あまり間があくのもアレなので、少し進捗状況を。
この歳になってくると、早くも、年齢のことを考えちゃうんですよね。
積み模型がコレクション的自己満足の方もいらっしゃいますが、私の場合、一応、積んである模型は全部作るつもりで持っているので
本気で全部納得いくまで作ってたら、絶対残りの人生で足りないじゃん?!
とか思ってしまうわけですよw
そこで、まあ、時間との兼ね合いで、ある程度、妥協して作ったりするんですが、このネタは
30年来の野望
ですので
時間がないなりに、それなりには納得いくようにしたいなぁ
ということで、作り直しばっかりしてるわけで、なかなか進みませんw
ネタフリが長くなりましたが、今回のお題はシートです。
以前から、試行錯誤で形を決めていったシートですが、どうやらこんな感じでいいだろう、というところに落ち着いて、フィニッシュしてたんですが。
▲以前載せたこのシートで、一応、シートは完成型と考えていました。
しかし、ずーっと前から悩んでたのが、シートの表現をどうしようか、ということ。
普通に表面をざらつかせるなりなんなりして、塗装してもいいのですが、なんせ1/6という大スケールなので、革の質感をなんとかしたいなぁ、と考えてました。
まー、そのへんもツッコミ始めると、なんせ特殊カスタムバイクですから、「果たしてワイルドのバイクのシートは革なのか?」という疑問もあるわけですが、少なくとも、見た目は革っぽい感じではあるだろうと。
望月先生も茶色で塗ってることが多いので、おそらく茶色の革をイメージしてんだろうと、曖昧な結論でw
昔、趣味で革細工をしてた時期があるので、家に本革がたくさんあるので、「いっそ本物を貼ろうか」とか考えたり。
まあ本物は薄手でもかなりの厚みがあるので、難しいんですけどね。
出かけた先で、手芸店なんかがあるときは、フェイクレザーっぽい生地はないか、などと、ずーっと機会があるごとに見てはいたんですが、なかなかいいのが見つからない。
諦め気味だったそんなときに、ふと100円ショップで見つけたポーチみたいなものが、なかなか理想的。
▲早速、ポーチを裁断して貼ってみました。
あ、そうそう、シートの表面は縫い合わせでステッチ?が入っているという前提で作りましたので、写真にはないですけど、ステッチが入る部分に、まず凹んだ質感の溝を掘ってあります。
その上で、縫い合わせ目にあわせて、上面と、側面の2つの布を貼っていきました。
▲側面と分割して貼っていく。伸びるので多少の斜めなどは大丈夫。
で、一度は作ってみましたが、気にいらない。
どうも裏打ちがあると分厚くてうまくいかない、ということで、やりなおし。
やりなおし、ったってね、接着剤で貼り付けてますから、はがしたら元のシートはガタガタですよ
もういっぺん、表面の接着剤を綺麗にはがして、傷や穴を埋め直して、フィニッシュまで持って行くんです、すんごい無駄な労力で大変です。
本物じゃないもんで、結構、力を加えるとすぐ破れるし、うまくフィットしないしで、何度も失敗。
結論から言うとね、この作業を4回やりました(笑)
2回目、裏打ちのガーゼみたいな材質、慎重にひっぱるとうまくはがせたので、こいつをはがしたものを張り直す。
なんか失敗
このへんで素材が切れたので、またわざわざ車運転して100円ショップに走ります(笑)
3回目、試しに一発貼りをやってみるも、うまくいかない。
4回目、なんとなくうまくいったので、スティッチをつけてみる。
スティッチ部分は2つ折りして接着したレザーを細切りしたもの。
ちょっとずつ、エッジに沿わせるようにピンセットで貼り付けていきます。
レザーの質感はいい感じです。モールドやステッチが多少オーバースケールなのは仕方ないですが、許容範囲なのではないかと。
使い込まれた感じを出すために、スミ入れやドライブラシを多色で重ねて古びた感じを出してみました。
が、なんかステッチ太すぎて気にいらない。
側面のシルバーパーツの帯もつけてみたんですが、なんだか無いほうがそれらしい気がしたので、やっぱり気に要らない。
あとほんの心持ちでいいから、ステッチが細くできないか
ということで、またやりなおし。
そうそう、シートにつく帯の部分は、ただレザーを帯状に切断すると切断面が目立つので、プラ板を巻き込むようにして作ってみたり、紙を貼ってみたり、プラを貼ってみたり、これまた何本も試作しましたが、どれもイマイチうまくいかないので、結局は切っただけの帯にしました。
という作業を延々と続けていたので、これだけで1ヶ月以上かかってたりします(笑)
で、さすがに力尽きたので、今のところ、5回目で落としどころとしてますが、そこまでは、まだ写真がありませんので、中間報告でw
あと、このキットのチェーンは一発抜きなので、どうしようか悩んで、工業用チェーンなども買ってたんですが、ちょっと長さが足りない。
そんなとき、タイムリーにタミヤから1/6用チェーンが発売されたので、やったー、と買ったのですが、いざ組んでみたら
サイズがスプロケにあわねーじゃん(T.T)
自社のキットに合わないんじゃ困りますよねー、まあ時々再生産されるとはいえ、基本的には絶版キットですからねー。
というわけで、現在急遽スプロケ制作中です。