▲まずは完成品のお披露目です。いいですね、このアングルで見ると燃えますね~、ウォーマシンの最高のアングルです。あの「きゅいんきゅいん」いう甲高い効果音が聞こえてくるようです。
前回の続き、ベースの仕上げです。
というか、いきなり出来ちゃってますけどね(笑)
例によって、面倒くさいので、途中経過を撮り損ないました。
▲いきなり途中経過をすっとばしで完成、申し訳ない。ポリパテの延長部と元々のベースパーツがうまく一体化していると思います。スミ入れ、ドライブラシ、パウダースポンジなど、オーソドックスな仕上げです。
▲参考用追加画像。元のベースはこんな感じ。
ベースなのですが、基本的に中央部はキットのまま、周囲の延長部をポリパテで仕上げ、上にリキテックスのモデリングペーストを筆で叩くように塗って、地面感を出してます。
このぐらいの小スケールだと、一般的なパウダーを撒いて地面を作ると粒子が粗すぎるので、筆で荒らすぐらいがちょうどいいです
・・・というか最近は細かいパウダーやら便利な物も色々あるのかもしれませんが、私の頭は10年前で止まっているので(笑)、地面部分はパウダーなどは使わずに、直接筆塗りしています、プラのベース部分の表面とも馴染みがいいです。
なお、地面は全部筆塗りです。
地面と岩場部分を塗り分け、それぞれ、ドライブラシとスミ入れで仕上げていますが、多少パステルでくすみを入れました。
草などは、Nゲージ用のパウダーとスポンジ素材です。
昔、住宅模型の仕事をしていたときに、発注先がオリジナルのパウダーを作っていて、それがNゲージのものよりも質感が良かったので、それも若干混ぜてます。
私の場合は、スポンジ素材を使うときは、スポンジだけだと「イマイチ」に感じるので、一度スポンジを接着してから、水溶きした木工用ボンドをスポンジにたっぷり含ませ、その上からパウダーをかけるようにしてます。
ベースに一体化した映画のタイトルがいい味出してます。こういう味は海外キットならでわですよね、こういうのはあまり国産では見かけません。
ウォーマシンを地面に固定する支柱は、パイプで中にコードを通してます。
計算間違いで、用意してたパイプではコードが通らなかったので、急遽、塗装後にウォーマシンの穴を拡げて差し込みました、なんせ穴からコード出てますから、切断しないかドキドキしながら、ぐりぐり穴をひろげました、大ボケです。
ああ、あと、色なんですけど、ウォーマシンのミニチュアは銅で作られていたそうで、あの色はまんま塗装ではなく銅だそうです。テレビ版はグラスファイバーだそうです。
▲いくら見ても飽きない、シンプルなのに素晴らしいフォルムです。ステキですねー。鎌首をもたげたレーザー発射触手がたまんないです(俗にコブラヘッドと呼ばれています)。
あ、それとコブラヘッドの溝は劇中では細い溝ですが、このキットだと蛇腹状の溝になってます。
また、コブラヘッドの基部は円盤状で回りますが、作例だと一段飛び出していまして、これはキットのパーツの合が悪かったせいで、こうなっちゃいました。
元々は、きっちり胴体とツライチなんですけど、塗装したらだいぶ塗膜が厚くて入らなくなったようで、削って収めることも考えたんですけど、あえて円状がよく分かるように、そのままにしました。
戦車のほうも、着弾しているほうは地面に穴をあけてコードを通します。
それらを電池ボックスに接続して完成です。
ああ、そうそう、レーザーのエフェクトパーツは、クリアイエローとオレンジの重ね塗りでメリハリをつけてます。
最後にクリアーを厚く吹いてます。
▲戦車はごく普通の戦車塗りです。オリーブドラブで塗装し、スミ入れとドライブラシで仕上げです。前に書きましたが、この戦車はパーツ段階で見るとモールドも甘くダルっぽく、キャタピラと転輪一体成形で玩具っぽいんですけど、きちんと塗装すると掘りが深いので、ご覧のようにとても良い感じに仕上がります。レーザーエフェクトの根元のほうにパーツの分割面があるのがお分かりでしょうか。ここからパーツが分かれてます。ベースには戦車のキャタピラ跡までモールドされています。
完成してから気づいたんですが、戦車って赤く熱されて溶けたような気がするんで、着弾してるほうは赤く塗れば良かったですね。
ああ、そういえば写真だけだと大きさが分からないと思いますね、前々回の指の写っている写真を見れば分かるんですが1/144と言われるように(公式にパッケージにはスケール書いてませんが世間では1/144と言われています)、かなり小さいサイズです、そのへん考慮して見て頂くといいかと。
このキット、ウォーマシンの差し込み穴はありますが、戦車を配置する場所にピンなどはありませんので、まず、ウォーマシンとレーザー光線がくっついたパーツを固定して、それにあわせて戦車の位置を決めてやる必要があります。
このレーザーのパーツが重いので、作業中へたに手を放すとぶらんぶらんして、レーザー発射口の触手部分が折れそうになり、苦労しました。
完成してみると、結構いい感じになったと思います。
光らせてみるとレーザーも割と良い感じです。
▲暗がりで光らせてみると気持ちいいですが、明るいところでも、光量が強いので結構光って見えます。
本体のライティングは結構いいかげんですが、大型のキットを持っているので、そちらで凝ろう、と思っていて、こちらはだいたいで妥協しています。
しかし、こうやっていろんなアングルから見ると、やっぱりウォーマシンはいいですねぇ。
さあ、次は大型キットだ!!・・・・いつになることやら(笑)